虎に翼 第55話 ネタバレ 感想~人間いきてこそだ!愛だ!愛!

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第11週「女子と小人は養い難し?」


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寅子は「東京少年少女保護連盟」のメンバーとして活動する弟・直明が、仲間から
「みんなお姉ちゃんによろしくって!お姉ちゃんの活動は立派だよ。」
と聞かされ、そのキラキラした目に賭けようと思った寅子。

少年審判所と家事審判所の話し合いに直明とそのボランティア仲間がやってきた。
「恥ずかしながら将来の目標は決まっていませんが、それならば一人でも多くの子供達を救おうと思って」
と直明。
「子供達を更生したい」
「ご婦人達を救いたい」
と少年審判所と家事審判所のトップ。
「お二人とも見ている方向は一緒と言うことですね。」
直明の言葉にドキリとする双方
学生が団結し、支援することでより多くの子供達を助けたい。
「大人の事情はあると思うのですが、それを取っ払い手を取り合うことは本当に素敵なことです」
「彼らの手本となるべきなのに管轄や名前で衝突している場合ではないですね」
「今こそ一丸となりましょう」
直明らの言葉に涙する大人達。
小橋さえも涙ぐみ、稲垣にいたっては号泣。
この日をきっかけに合併に反対する声が減る。
自分が仕掛けたといはいえなんだかしゃくせんとしない寅子。
汐見は「何かきっかけが欲しかったそれが若者の意見だった」と笑う。

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しかし問題は山積み地方でも東京でも・・・。
場所がない。
寅子らは日々駆け回って場所を探す。
なんとか場所を見つけ、作業は大晦日まで続く。
猪爪家、直明の大学の仲間を引っ越しやお掃除の手伝い。
多岐川ははるや優未ともおしゃべり。

最後の最後に絵を飾る多岐川。
「多岐川さん、この絵は」
「桂場判事に頼んでおいた。
花岡判事の細君の絵だよ
有志で絵を買おうということになった。」
手のひらに半分のチョコレート乗せ、子供達の手も描かれている。
「人間生きてこそだ。
国や法、人間が定めたもんはあッと間にひっくり返る
ひっくり返るもんのために死んじゃならんのだ。
法律っちゅうもんはな
縛られて死ぬためにあるんじゃない
人が幸せになるためにあるんだよ
幸せになることをあきらめた時点で矛盾が生じる
彼がどんなに立派だろうが、法を司る我々は彼の死を非難して、怒り続けなければならん
その戒めにこの絵を飾るんだ」
絵を見つめる一同
除夜の鐘が鳴る
「年が明けた」
おせちを囲んだ寅子たち
一升瓶を抱いて眠る多岐川

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汐見は多岐川が死刑判決をし、その死刑囚の処刑を見に行ったと話し出す。
その日以来怖くなってしまった多岐川。
死刑を下したくなくて、判決を曲げてしまうのではないか。
それから凶悪事件を引き受けなくなった。
多岐川は「逃げた」と言っている。
凶悪事件から逃げた。
朝鮮から引き揚げ、上野の駅に降り立った時、孤児達が手を差し出す
何も持たない手をさしだす多岐川
走り去る子供達
涙を流す多岐川
「俺が逃げずにいられるものを見つけたぞって
子供達を幸せにしたい。
そのために死んでも逃げない
彼らのために、もう二度と逃げない
未来に種をまく仕事をしようって。」
「少しわかります。」
「多岐川さんも言ってた。佐田さんは自分にちょっと似てるって」
回想
”一人では心細い
君たちにそばで支えて貰いたいんだ
子供達の幸せのために”
汐見とヒョンスクは「はい」と返事した。

そのまま眠ってしまう面々
「佐田君起きろ
あけましておめでとう」

家庭裁判所の前に立つ準備室メンバー。
多岐川はいつの間にかモーニングに着替えていた
「どうだ心が震えるほどいい男だろ」
「寒さで震えてます」
「この光景をどうしても君たちと一緒に見たかったんだ。」

昭和二十四年一月一日、家庭裁判所が生まれた最初の日

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今日の多岐川さんの言葉にはウルッと。
そうよね、生きてなんぼだよ。
花岡、二人の子供を残して死んでいくなんてバカだよ。
法律なんてコロコロ変わるのは知っているじゃないか。
そしてもちろん。
闇市を取り締まるのに、闇市で売っているものを食べるのは矛盾しているかもしれないけど・・・。
それでも生きてこそだよ。
それが愛なんだねぇ。

花岡もだけど多岐川さんも挫折はした。
多岐川さんは逃げた。
そして自分の力を発揮できる場所を見つけた。
花岡にも適材適所があったのかもなぁ。
んで、多岐川さんも腰が悪いの?
穂高先生といい、そのうち桂場あたりも腰をいわすんじゃないかと心配。
チョコレートの絵は・・・そのエピソードを知ってこそよね。
もうちょっと良い絵があったのではと思うんだけど、いかがでしょう。
あの絵のタッチがワタシの好みでないだけかもしれませんが。

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んで、花江ちゃん。
いつまで経っても、好きねぇ、色恋の話がw
そうか、直明だってそのうち結婚するよねぇ。
誰と結婚するんだろ?

最後の写真は石田ゆり子さんちのワンチャン、ハニオかしら?

来週は、よねたちと再会するんだな。
よねに責められる寅子。
わだかまりはあるよね。
すぐに雪解けすることはないかもしれないけど。

寅子が少々デリカシーがなく、ヒロイン気質だけどさ。
そして挨拶もなく辞めたのはアカンけどさ。
でもさ、妊娠で貧血はキツいですよと言いたいw

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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
佐田優三(仲野太賀)
猪爪はる(石田ゆり子)
猪爪直言(岡部たかし)
猪爪直道(上川周作)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(山田忠輝)
猪爪直治(二ノ宮陸登)
佐田優未(斎藤羽結)
山田よね(土居志央梨)
小橋浩之(名村辰)
稲垣雄二(松川尚瑠輝)
崔香淑(ハ・ヨンス)
轟太一(戸塚純貴)
花岡悟(岩田剛典)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)
星航一(岡田将生)
汐見圭(平埜生成)
久藤頼安(沢村一樹)
多岐川幸四郎(滝藤賢一)
星朋彦(平田満)
神保衛彦(木場勝己)

語り – 尾野真千子

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