『スカーレット』 第87回 感想~ミツバチ急接近。結婚前の作品に戻る。

スポンサーリンク

 第87回(第15週)「優しさが交差して」

「スカーレット」感想はコチラ→

ドラマガイドはコチラ

水橋文美江 「スカーレット」

あらすじはコチラ→

喜美子は橘さん(紺野まひる)と打ち合わせをして工房に戻ると、八郎と三津が談笑中だった。
三津が提案した「ディナーセット」をお絵かきして遊んでいたらしい。
三津が席を外したとき、八郎は来週末東京に下見に行くと言い出す。
個展は中止しない。
銀座の客層を見たい。
銀座ではディナーセットが流行している。
流行に乗る(?)つもりの八郎。

「銀座の個展で?
素晴らしい作品は?
あれを超える作品は?」

喜美子は八郎に心に栄養を与えて次に向かえば良いと思っていた。
八郎にしか作れない作品を作れば良いと思っていた。

「間違うてる?」
「間違うてないよ。
自分にしか作れへん作品や。
今は昔に作品に戻ろうと思ってる。
結婚する前の作品に戻ろうと思てんねん。」

「東京。うちも一緒に行く。」
「橘さんに頼まれた作品は?」
「それは今すぐやれば間に合う。
うちも一緒に行く。」

離れに戻る喜美子は、途中三津に声をかける。
「空を見上げる時、なんで口をあけるやろうな。」
三津が工房に戻ると、電機ろくろの前に座っていた八郎が手を洗い離れに向かう。

「橘さんから何頼まれた?」
橘さんの夫の会社関係の引き出物を200枚の絵付け小皿を頼まれた喜美子。
かなり急ぎの仕事だ。
それでも東京に行くという喜美子に、
「僕は僕でやるから喜美子は喜美子でやりたいことやったらええ。」
と言われてしまう喜美子。



絵付け小皿、5枚一組×40・・・。
すげーな。
あの電気釜、持つんだろうか。
壊れかけてるのに。

八郎は喜美子の才能が自分より上で、喜美子には上から休めって言われているような気になったのかな~。
喜美子の言い方は可愛くないからさ(苦笑)

で、三津は無邪気に自分の夢を後押ししてくれて。
それで原点回帰か。
八郎は楽な方にいったようにも思える。
才能のある喜美子といるより、美大なのに絵が下手クソな三津というほうが楽しい。
安らぐのかも。
楽なほうに行くことは否定しない。
もしかしたらスランプからも脱出するのかしら?
八郎ってプライド高いんだよなぁ。

喜美子はショックよね。
自分が支えたかっただろうに。
でも八郎が前に進もうとしてるんだから仕方ないよな。
喜美子も絵付け小皿の製作でいろいろ吹っ切れたらいいね。

この二人に限らず、依存しなければ高め合える関係になれるんだよね。
だけど人間は弱いからさ。
楽なほうに進みたいし、自分が可愛いし。

八郎は楽なほうに行くんでしょうな。
それで上手くいくなら、それが良いもんね。
喜美子はついてこいって言われたらついて行きそうだけど、喜美子の才能を宝の持ち腐れにしたくない。
ってことで、手打ちかな?
銀座の個展で自信をつけたら、信楽に骨を埋めない。
八郎は信楽を出るんだろうな。



にほんブログ村 テレビブログへ  にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。

主題歌はコチラ

Superfly 「フレア」

キャスト
川原喜美子・・・戸田恵梨香
川原八郎・・・・松下洸平
川原常治・・・・北村一輝
川原マツ・・・・富田靖子
川原直子・・・・桜庭ななみ
川原百合子・・・福田麻由子
草間宗一郎・・・佐藤隆太
熊谷照子・・・・大島優子
大野信作・・・・林遣都
熊谷敏春・・・・本田大輔
松永三津・・・・黒島結菜
大野忠信・・・・マギー
大野陽子・・・・財前直見

語り・・・・・・中條誠子アナウンサー

コメント