「広域警察（10）」 ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～大杉漣さん不在なのが寂しいねぇ

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殺され得た田所は恐喝や詐欺で生計を立てていた。
田所（永岡佑）は新道真理(西原亜希)も恐喝していた。
真理の本名は「夕奈」で父にDVをされた挙げ句、刺し殺した過去があった。
真理の事務所の社長・大多香苗（矢田亜希子）と女子少年院の刑務官で真理が服役中に出会った。
過去に「少女A」だったことをさらすと言われ、金を都合していた。
矢田亜希子はナイフを購入していた。
真理を任意同行した横浜県警の根本祐作(大鶴義丹)　。
証拠がなくて釈放。
次に矢田亜希子をひっぱる。
そんな時、凶器のありかを示すたれ込み電話が入る。
凶器からは真理の指紋がでた。
矢田亜希子も真理も肯定も否定もしない。
かばい合っているのか？

田所と同じ時期に今岡鏡子(荻野友里)　の夫・今岡智司(小多田直樹)　も殺害されていた。
こちらの夫婦も田所とつながりがあった。
鏡子と田所がデートする写真や防犯カメラ映像も・・・。
犯人は今岡鏡子。
鏡子は田所と真剣に付き合っているつもりだった。
しかし鏡子の不倫写真で夫は恐喝されることになった。
夫から責められる鏡子
「絶対離婚しねーからな！
刺せるものなら刺してみろ。」
すぐに鏡子は夫を刺す。
田所は夫の遺体遺棄を手伝ってくれた。
と・・・同時に、鏡子を恐喝。
殺害したんだから・・・とスマホのカメラで鏡子を撮影
「金を払ったほうが楽だろ｡
なんだ？ その顔｡
怒ったのか？
怖い 怖い！ さすが殺人者の｡」
鏡子、田所を刺す。

夫の暴力にずっと苦しんできた鏡子はすっかり田所こそが運命の人だと思っていた。
しかし田所は鏡子をだまくらかして夫を恐喝したかっただけだった。

田所の金への執念はスゴかったなぁ。
だけど殺人犯を恐喝するのは殺される覚悟ないとねぇ。
で、殺されたし。
犯人の鏡子さんは真理（西原亜希）のことを恋愛対象として見ているよう奈気がしたし、西原亜希と矢田亜希子も恋愛関係のように見えたし。
でも・・・それは・・・ミスリードだったのかな？
鏡子と田所が会ったあとに矢田亜希子は約束をしていて、死体を見つけて逃げた。
矢田亜希子の様子がおかしいので西原亜希は後をつけて死体を見つけた。
で・・・ナイフを持ち去った。
凶器を捨てた。
矢田亜希子に疑いがむくとその凶器のありかを示す電話をする・・・。
二人ともやってもいないのに庇い合うから解決するのに2時間もかかっちゃったよ（爆）
西原亜希のことを美人美人ってみんな言っていたけれど、矢田亜希子も美人なので容姿で売りたいなら矢田亜希子を美人秘書としてメディアに出せば良いだけなのに。
ってか・・・今時容姿が良いからって本が売れるんだろうか。

良くも悪くも2サスの王道のようなお話でした。
ところで鏡子さん役の荻野友里さんはボブカットだと阿川佐和子さんにそっくりに見えたｗ

広域警察は4年ぶりだそうです。
大杉漣さんが逝去されてから初だったんですね。
回想シーンので漣さんを見るとまだ信じられない思いもあり。
漣さんの娘と付き合っていた大内刑事は破局しているし、新しい警察官も増えて・・・。
高橋克典のバディは大東駿介となりました。
漣さんの代わりの上司は東（高橋克典）の学生時代の後輩で階級は上の内藤（勝村政伸）
漣さんの娘役が出てこなかった変わりに勝村政信の妹として松井怜奈。
親子ほども年齢差なので・・・娘でも良いのに。
そうなると高橋克典さんの年齢が微妙になるからやめたのかなぁ？
高橋克典のほうが勝村政信より年下なのになんで先輩後輩を逆にしたのか。
そして大鶴義丹はなんだったのか（苦笑）
ただの嫌味言うだけの刑事やったなぁ～。

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キャスト
東圭太(高橋克典)
伊達敏(大東駿介)
大多香苗(矢田亜希子)
大内孝太郎(片岡信和)
新道真理(西原亜希)
内藤絵美(松井玲奈)
根本祐作(大鶴義丹)
中西みどり(小川菜摘)
内藤勝彦(勝村政信)
今岡鏡子(荻野友里)
今岡智司(小多田直樹)
堀田ヤスヨ　竹内義貴　内田未来