「科捜研の女19」 第21話 ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～電車の中のダイアモンド

「ドクターKの失敗」

あらすじはコチラ→☆

「おもちゃドクター」の久保井俊平（西村まさ彦）は、天涯孤独。
妻に先立たれ、娘と孫も不慮の事故で失った。
それ以来、ボランティアのおもちゃのドクターの仕事に邁進。
孫娘と同じハルという名前の息子を持つ、宝飾店勤務のジュエリーデザイナー・椎名小百合（遊井亮子）母子に自分の娘と孫を投影していた。

殺された電子機器メーカー「本城テック」の御曹司である本城雄作（尾崎右宗）に呼びつけられて、本城の青い電車を修理。
そこへ遊井亮子がやってきた。
遊井亮子は本城の子供を産んだが、妊娠と同時に捨てられていた。
西村まさ彦に息子のトラックを修理を依頼する遊井亮子。
本城は安物のトラック！と馬鹿にしてタイヤを壊した。
西村まさ彦はトラックを持ち帰る。

遊井亮子は本城と言い争う。
本城の父が妹の孫を可愛がり、次期社長の座を妹と甥っ子に奪われると思った本城は、息子をくれと言い出した。
そんなことを許せるはずもない遊井亮子は、本城宅をでた。

西村まさ彦は帰宅途中にトラックのタイヤがないことに気づき、本城宅に引き返す。
すると本城はすでに殺されていた。
そばには宝石の加工に使うキリのようなナイフ（＝凶器）が落ちていた・
とっさにその凶器を持ち帰り、ぬいぐるみの中に隠した。
嘘の自供をする西村まさ彦。

しかし・・・。

犯人は遊井亮子が勤務する宝石店の雇われ店長・高槻

高槻は、以前本校にダイアモンドの鑑定を頼まれていた。
本物のダイヤを赤い電車に隠していた本校。

そんな時、高槻は客から預かったネックレスを紛失。
同じものを工房の人間に作らせようと思ったが、ダイアモンドが足りない。
正規のルートでダイアモンドを調達する資金はない！
盗んじゃえ！！

ってことで、遊井亮子を追いかけた本城が留守の間を狙って部屋に押し入る。
赤い電車を空けてダイアモンドを盗もうとしていたところに本城が帰って来た！！
ってもみ合って殺害。

それからご丁寧に赤い電車を解体してダイアモンド取り出す。
赤い電車を元通りに走らせておいた。

・・・犯人アホやろ！！
本城のいないすきに赤い電車からダイアモンドを盗む。
ってのは・・・百歩譲ってええとしよう。←それにしても短絡的だし、すぐにバレそうやけど？
しかし殺した後は、一刻も早くその場を離れたいはず。
わざわざ指紋がべったりついた電車を残さずとも、持ち帰れば良かったやん。

そもそもダイアモンドを隠すのになぜ鑑定士のいる前で隠すのか。
殺された本城もバカ。
西村まさ彦は本城に下請け切りをされていたので、動機があったって偶然。
孫と同じ名前の男の子に肩入れ。
娘と同じ未婚の母・遊井亮子に肩入れ・・・。
これはちょっとやり過ぎのような・・・。

本城と遊井亮子の関係もなぁ。
あんなに近くに住むかな？
捨てられただけならともかく、子供の父親。
子供には本城が父親だとは言ってなさそうだし、あんなに評判の悪い男に会わせたくないだろうし。
ややこしいことに巻き込まれたくなさそうなのにねぇ。
遺産が欲しかった様子もなかったし。
であれば絶対、近所には住みたくないよなぁ。
呼び出されたからってホイホイ本城宅に行かなくても。
ってか。なんで連絡先を知っているのだ。
養育費貰ってたん？

アホ過ぎる犯人は想定内。
最近、メインのゲストが犯人ってのが圧倒的に少ないね。
科捜研も相棒も。
裏をかいているのかもしれないけれど、オーソドックスなストーリーも見たいかなぁ～。

ま、今回は、「警視庁機動捜査隊216 」で刑事（沢口靖子）と記者（西村まさ彦）のお二人を科捜研の女で見るというのが楽しみだったので、エエとしようｗ
けっこう、楽しみにしていたんだよなぁ。
マリコもロタもおもちゃのドクターが出来るなんて、凄い。
理系って最強やなｗ

気になる「科捜研の女」の感想はコチラ→☆
気になる「科捜研の女」season17～の感想はコチラ→☆

　
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。

主題歌はコチラ

「ここにある光」番匠谷紗衣
キャスト
榊マリコ・・・沢口靖子
土門薫・・・・内藤剛志
風丘早月・・・若村麻由美
宇佐見裕也・・風間トオル
藤倉甚一・・・金田明夫
日野和正・・・斉藤　暁
橋口呂太・・・渡部　秀
涌田亜美・・・山本ひかる
佐伯志信・・・西田　健
蒲原勇樹・・・石井一彰

ゲスト：西村まさ彦
遊井亮子
尾崎右宗
大家由祐子
小柳友貴美
白井滋郎
有村春澄
松木賢三
東康平
七海薫子
潮田由香里
ほか