「相棒21」第17話 ネタバレ 感想~寺田心くんの悪役が見たい。

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「定点写真」


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奥山幹太(寺田心)は事件のあった日、何かを撮影した
杏子(幸澤沙良)は何か知っている。
幹太のSNSがある日を境に急に「いいね」が増える。

伊丹たちは捜査一課が出資金の件でもめていた男を連行。
犯行は否認したものの、被害者の浅野は詐欺をしており、仲間がいた可能性が浮上する。

人気カメラマン・大塚あゆみ(大野いと)が幹太のSNSをとり上げたからだと思われる。
あゆみを訪ねると、幹太の写真が好きでこの撮影所にも見学に来たと話す
「撮影している時どんなことを考えているんですか」
最高の瞬間を撮影していると答える
「確かに必死というか、苦しそうな感じでした。」
自分はあまり何も考えていないと。
あゆみはそこに最高の瞬間を切り取ろうとしていたが、最近はその最高の瞬間を自己都合で作りだそうとしていたという。
右京はあゆみの「ワークブーツ」が気になる。
浅野殺害の現場にもワークブーツの痕跡があった。

あゆみにはアリバイがあったが、浅野とは揉めていた。
権威ある写真賞の授賞式で、選ばれなかったあゆみは浅野を叱責していたと言う。
浅野は詐欺まがいのことをしていて、あゆみにも詐欺を働いた!?

あゆみの師匠・澤田を訪ねる右京と薫。
澤田はあまり発表の場に恵まれていないようだった。

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あゆみは事件があった日の写真を幹太に見せて欲しいとやってきた。
警察にはまだ見せていない…。
あゆみのスマホに着信がある。
脅されているようだ…。

幹太はあゆみのマネージャー柴山にもその写真を見せる。
すると廃墟のビルにつれていかれる
「あゆみさんを脅しているよね?」
殺されたヤツは詐欺師なんだから黙っていれば良い。
幹太のカメラには浅野と柴山の密会写真も何枚もあった。
柴山は幹太の首を絞めカメラを取り上げようとする。
「殺人犯になっちまうじゃないか!」
右京、薫、伊丹、芹沢、出雲らがやってきて、柴山を絞め上がる
「あなたが浅野と詐欺行為を行っていたんですね」
マネージメント会社を経営している柴山が仕入れた情報を使って浅野が詐欺を働く。
コンビで詐欺を働いていた。
そしてあゆみが浅野の事務所に行ったのを知って、殺人班だと思った柴山はあゆみを恐喝していた。
連行される柴山

右京は幹太に話を聞く。
浅野の事務所から走り去るあゆみの写真を見せたら
「私は私だけで成り立っているわけではないから…」
と言っていたと証言する幹太。

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あゆみは伊丹らの事情聴取を受けていた。
自白したあゆみだが右京が強引に取り調べ室に入る
「事件当日のあなたの写真です
しかしあなたは浅野を殺害していないのではないですか?
美写紋賞を取りたがっていた
賞が必要だったのは澤田さんだった」
犯人はあゆみの師匠・澤田

あゆみはデビュー写真集こそ実力で撮ったものだったが、もうアイディアはなかった。
澤田は発表する場がないがアイディアに溢れていた。
澤田の作品、タイトツ、テーマ、アイディア。
すべて澤田のものだった。
二人は利害関係が一致した。
「幹太くんはあなたを信じています
あなたの生き方が幹太君のこれからに繋がる」
「澤田さんは今でも何を撮りたいのか
そこから何を伝えたいのか溢れている
今の私は澤田さんに頼るしかなかったんです。」
すでに限界を感じ、一からやり直したいと澤田に申し出た。
「いいんじゃないか
まだ若くてチャンスがある」
と賛成した澤田。
俺もまだ出来るのに…と呟く。
励ますあゆみ
「澤田さんなら出来ますよ」
「賞味期限が切れた人間なんて、誰も見向きもしないよ。」
澤田にもきっかけさえあればまだまだやれる。
柴山が美写紋賞の関係者に顔が利くと知り、浅野を紹介してもらった。
澤田と一緒に会いに行き、金を渡した。
しかし賞は取れなかった。
澤田から電話で、「今から浅野のところに言って話をつける」と言われ、あゆみも浅野の事務所に向かった
二人は揉めて、浅田の遺体の側に澤田が座りこんでいた。
「殺すつもりなどなかったんだ」
警察に連絡するという澤田を止めたのはあゆみだった。

幹太は右京と薫にあゆみへの伝言を頼む
「何も考えなくても、シャッターは押されるのを待っている」
幹太のSNSの更新が始まった。
杏子の笑顔があった。

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ちょっと無理がないか?
薫ちゃんが出てきてから楽しんでいるワタシなのだが。
今回はねぇ。
定点観測している場所で犯罪が起きる!
ってのも偶然すぎて驚くけど。
当初は心くんも大きくなったなぁと思って微笑ましく。
杏子ちゃん役の子も可愛し…。

でもあの詐欺…ザルすぎない?
柴山もおかしいし。
確かに金を渡す理由が私利私欲だから訴えられない…って一理あるのかもしれんけど。
だからってあんなに堂々と詐欺が出来るかなぁ。

んで、この殺人事件。
あゆみが勝手なことをしていなければ起きなかった事件じゃん。
澤田さんが世に出るべきな人…つーならさ、いっそのこと、澤田さんにSNSをやらせて、あゆみが「いいね」すれば良いじゃん。
しかも殺人を庇う理由もヘンテコ。
澤田に才能があるなら、金で賞を取るのではなく、もっと違う方法があったのにねぇ。

心君はもっと悪い役も良かったかもなぁ~w
ま、そのうち心くんも悪い役をするでしょう。
上手そうだしね。

柴山は脇役にピッタリな風貌で、最初から悪そうだった
澤田さんは夏八木さんのような渋さがあったなぁ~。
刑事としてレギュラーで出て欲しいくらいw

今回は…イマイチかなw
来週は怪奇現象!

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出演者
杉下右京(水谷豊)
亀山薫(寺脇康文)
亀山美和子(鈴木砂羽)
伊丹憲一(川原和久)
芹沢慶二(山中崇史)
角田六郎(山西惇)
出雲麗音(篠原ゆき子)
小出茉梨(森口瑤子)
益子桑栄(田中隆三)
大河内春樹(神保悟志)
中園照生(小野了)
内村完爾(片桐竜次)
衣笠藤治(杉本哲太)警視庁副総監
社美彌子(仲間由紀恵)
甲斐(石坂浩二)

ゲスト:寺田心 大野いと 幸澤沙良

コメント

  1. K より:

    「もしも杉下さんが写真家だったら…」うんぬんの話が「こてまり」で
    始まったとき
    「おいおい」と突っ込んだのは自分だけでしょうかw
    だーれも「花ちゃん」のこと話題にしないんだもの

    (杉下の唯一判明してる親戚の「姪に近い」花さんは
    押しも押されぬ写真家で、亀山夫妻もそれをご存じ。)

    花さんのこと二人とも思い出してくれればいいなと思ったエピソードでした

    • tarotaro tarotaro より:

      Kさん、コメントありがとうございます。

      ワタシは思い出しませんでしたw
      これほど長いシリーズだと、これまでの出演者を話題にして、辻褄が合わないと各方面からクレームがつくかもしれないしw
      脚本家さんも変わっているし、同じ俳優が何回も違う役で出演していますしねぇ。
      ま、そこは良いんじゃないかと。