「相棒21」第15話 ネタバレ 感想~ヒロコママのお店がグレードアップ

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「薔薇と髭と菫たち」


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著名なルポライター・鬼塚一誠(本名・大塚誠一)が遺体で発見される。
妻はノエル美智子(大島さと子)というペンネームで少女向け小説を手掛ける人気作家だった。
鬼塚の手には、美智子のデビュー作が握られており、「すみれちゃん」へのサインが書かれていた。
すみれを見つけた右京が話を聞くと、12~3年前、DV夫から逃げる時に売れるものは全部売った。
その時にサイン本も売ったのだと思うと話す。
鬼塚一誠が殺害された日、公園にいたすみれ。
そこには美智子もNPO法人のボランティアで公園にいたと伝えると
「公園にいたなら文句言ってやれば良かった。
”この世界は美しく人生は喜びに満ちている”
あんなメッセージは大嘘でしたよ」
美智子の作品に込められたメッセージを否定する。

半グレが殺したのかと思われたが…鬼塚一誠の死因は心筋梗塞
美智子にすみれのことを話すも「覚えていない」と言う。
そしれ
「一番の悪は私かもしれない。
だって若い人たちをずっと騙し続けていたんですから
人生は喜びに満ちているなんて…」

半グレ集団・スコルピオのたれ込み電話が入る。
半グレの江本らは、公園での焚きだしを狙い、生活に困った人に名義貸しや戸籍を売るためにスカウトしていた。
それに大塚誠一が気づいたとして、何も描くなと脅した。
困窮者を食い物にしていた江本の首にはタトゥー

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それと同じタトゥーが首にある人物が、NPO団体にいた。
元スコルピオの伴坂は、江本から
「お前の過去も暴かれるんじゃない?
なんか書いたら殺すぞってコイツで脅してくれ」
と頼みナイフを無理矢理握らせられた。
伴坂は大塚誠一を見つけるが、突然走り出した大塚誠一。
一瞬見失い遺体を見つけた
もう息がなかった
ポケットから取材ノートらしき所持品を抜き去った←犯罪やぞ~
大塚誠一は女性を追いかけていたと言う。

すみれに話を聞くと、30万円で戸籍を売るようにと江本に持ち掛けられた。
あの日、大塚誠一に話しかけられた
「古川すみれさん少しお話しさせてもらえませんか」
有名なルポライターが来ているから注意しろと半グレに言われていた為、逃げた。

大塚誠一は取材相手を追いかけている最中、心筋梗塞の発作を起こした
右京はヒロコママが大塚誠一に貰ったサインを見てあることに気づき、美智子のもとへと急ぐ。
サインの筆跡で
美智子が鬼塚一誠
鬼塚一誠がノエル美智子
だと気づいたのだ。

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若い時、美智子はルポを大塚誠一は少女小説を出版社に持ち込んだ。
美智子は女性というだけでルポを読んでも貰えない。
大塚誠一はパステル文庫のコンクールは女性しか応募出来ないから持ち込んだが気持ち悪がられるだけだった。
そこで互いの原稿を交換。
それぞれ出版社に持ち込むとデビューが決まった。
ルポの取材していたのは美智子。
ハートテーブルのボランティアも美智子。
取材の中ですみれを見かけたことを大塚誠一に報告
大塚誠一は最初の発作以来、ずっと死を意識していた
だからつらい時代を励ましてくれたすみれというファンを騙して続けるわけにいかなかった。
大塚誠一が亡くなったあと、半グレについて所轄所に連絡したのは美智子
「鬼塚一誠はすでに死んだ
彼のペンはもう何も暴けないでしょう」

美智子は公園での焚きだしで、すみれを元気づける。

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ヒロコママのお店がグレードアップしていたね。
ちょっとスナックって感じじゃなくなっていた。
高級感溢れる~。
内村部長はまさかの常連。
大塚誠一の著書のおかげで立ち退きや再開発計画が白紙にされたのだから。
そのおかげで店が潰れなかったので、どんどん捜査しろとか。
内村さん、いつ元に戻るんだろう。
なんでこんな都合の良い病気になったんだ。

で、今回の話。
病死なわけですが…。
中学時代のサイン会にきただけのすみれに会えちゃうのが驚き。
しかも超不幸になっているすみれに具体的に金銭援助するのか就職斡旋するのか知らないけど…。
「喜びに満ちている」
と言われましても…。
今期、最大の綺麗ごとなんじゃ?
たった30万円で戸籍を売ることを決めるくらい困窮しているのよ?
普通、30万円では転居もできないし、仕事も日雇いくらいしかないし、めっちゃ困るよ。
バイトをふたつ掛け持ちしても食うや食わずの生活してるのにさ。
戸籍がなくなったら…子どもはちゃんと小学校に通えるのかもわからんのに。

まぁ、あのあと、美智子がちゃんと就職を斡旋してくれたと脳内変換。
「手伝う」っていうのは就職って言う意味なんだろうか。
対価が貰えるならそれでも良いけどさ。
希望を捨てないっていうメッセージは良いんだけど…ああ、ワタシがすさんでいるのかやっぱり綺麗ごとに聞こえたな(苦笑)

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社美彌子(仲間由紀恵)
甲斐(石坂浩二)

ゲスト
大島さと子、深沢敦 ほか

コメント

  1. K より:

    お久しぶりです。
    昔コメントさせていただいたことがある者です。

    ヒロコママも勿論ですがイカにもビビる亀山氏、
    今回は過去ネタを色々詰め込んできましたね。
    tarotaroさんはイカの元ネタ回はご存じですか?(笑)

    美智子さんは結果的に(夫の名代とはいえ)時代を築いた小説家ですし、
    すみれさんを個人的に雇用、援助するほどの経済的余裕はあるでしょう。
    彼女もファンとして手紙を出していたほどには文才はあるようですし。
    そうでなくてもルポ取材で得た人脈で知人への仕事の斡旋も可能かと。
    綺麗ごとでもいいじゃないですか。「これから」が『幸せに満ちていれば』。自分はいい着地点だったと思いますよ。

    ヒロコママも復活し、あとは米沢(六角氏)が帰ってきてくれればなぁ…。(笑)

    • tarotaro tarotaro より:

      Kさん、コメントありがとうございます。

      殺人晩餐会ですね。
      懐かしいですね。

      Kさんにとって良い着地点で良かったと思います。
      いろんな感想があって良いですし、想像は無限ですから。

      米沢さんは最終回までに帰ってくる…と思いたいんですがどうでしょう。
      相棒、全員集合は…難しそうですしねぇ。

  2. マサト より:

    鬼塚一誠です。