「相棒20」 最終回 ネタバレ 感想~右京と冠城の涙。ついでに青木も卒業?

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最終回スペシャル 「冠城亘最後の事件―特命係との別離」

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王隠堂家を監視することになった特命係と捜査一課。
張り込むをする刑事の為に差し入れをした美馬 (酒井美紀)。
そんな時、冠城に社美彌子(仲間由紀恵)の娘・マリアから連絡が入る。
「週刊自由画報」専属記者・神長敏(平塚真介)に父親の件で声をかけられた。
その頃で社は大激怒している。
車に戻ると、右京はじめ伊丹らが眠っていた。
差し入れに睡眠薬がいれられたらしい。
冠城が邸宅にはいると、女中や美馬までもが寝ていた。
王隠堂鷹春(勝野洋)と京匡平(本宮泰風)は姿を眩ましていた。
右京は、京が配信した部屋が気になる。
配信した部屋は父の部屋だとわかると、絨毯の敷きかたが気になる。

社美彌子(仲間由紀恵)は青木年男(浅利陽介) が“パパ活”怪文書を配っていたとことを突き止める。
副総監(杉本哲太)に圧力をかけ、青木に注意してもらうも、青木は副総監の弱味を握っているので、ノー反省!



右京と冠城は再び王隠堂邸へ。
中はもぬけのから。
黒幕は美馬(酒井美紀)だと右京は捜査一課に報告
SPの津崎真茅(野波麻帆)にも知らされる
しかし津崎は美馬の仲間だった。
津崎は美馬に拳銃を渡す。
もうすでに美馬が主犯だとわかっているから気をつけてと言われる。

拳銃を構えた美馬は鑓鞍(柄本明)の控え室経向かう。
津崎は短刀を持ち、京に突進する。
美馬が鑓鞍がいると思っていた所に座っていたのは、冠城だった。
そして津崎を止めに入ったのに右京と伊丹たち。

冠城は、目的達成のため京を津島に差し出したのには驚いたと伝えた
絨毯を敷いていた部屋は鷹春ではなく、美馬だった。
あの部屋は美馬の部屋だった。
絨毯は畳みの日焼けを隠すために敷いた。
右京が生配信をした部屋を気にしていたと京に聞いたため家具も動かして鷹春の部屋に見せかけた。
しかし鷹春の年齢、8年も刑務所にいた京がネットを匠に操られると思えない。
美馬はどうしても兄の復讐がしたかった。



一方、津崎は
「復讐じゃない
仇討ちだ!」
と言い放つ。
「子供だよ。
失われた子供たちのだ。
私のおなかの中から生まれるはずだった
子供たちの敵だ!!」
津崎はあの時、妊娠しており、京のせいで子供が産めない体になってしまったのだ。

右京は鷹春に鷹児は事故でも殺されたのでもなく、自殺だったのではないかと問いただす。
「王隠堂家には自ら命を断つような弱い人間はおらん
鷹児は鑓鞍に殺されたんだ」
と鷹春は否定。
鑓鞍に自分の見解を話しに行く右京
「お灸が効きすぎた」
鑓鞍はなんとなく鷹児が自殺だと気づいていた。



事件が終わり、青木が特命係に乗り込んでくる。
冠城は社に内閣情報調査室に青木を推薦していた。
青木は毒づきながらも異動することにした。
「これからはライバルだ」
と冠城は日下部彌彦(榎木孝明)から公安調査庁の改革にインパクトが欲しいとスカウトされた。←契約職員だけど(苦笑)
驚く右京、ヒマ課長、青木。

右京が冠城を少し歩こうと誘う。
「君がうらやましいです。
心の赴くままに居場所を変えられる。その軽快さが。」
「嫌みにしか聞こえませんけど。」
「嫌みですから。
僕はね、冠城くん。
これまで去る者は追わず、来る者は拒まずでやってきましたが、今回 それを破ろうと思います。
もう少し一緒にやってみませんか。
君が特命係を去ることをできれば拒みたい。」
「うん」
右京と冠城が並んで歩く。
右京はこれまで去る者は追わず、来るものは拒まずでやってきたが今回は…
「もう少し一緒にやってみませんか。
君が特命係を去ることをできれば拒みたい。」
「最高の餞の言葉です。
今までありがとうございました。」
二人は反対の方向に歩き出す。



事件のほうは2週にまたがるほどの事ではなかったし。
酒井美紀、怪しかったしさ。
SPの津崎ね。
妊娠しているならSPの仕事は降りるべきじゃないのか。
内勤にしてもらわないと危険じゃん。
それに動けなかったら、SPとして仕事にならないのでは。
妊娠云々があったから、先週、濡れ場が出てきたのか?

*コメント欄でご指摘頂いたように、津崎は妊娠していませんでした。
「これから生まれてくるであろう赤ちゃんの敵」を取るため京を殺害使用としたのです。
ただ…それだと動機としてはガクンと下がるなぁ。
もちろん子供が産めない体になるのは大変な事だし、気の毒だけど、SPですからね。
人の命を守る職務にある人間が、保護する人間の盾になれと教育されているSPが、仇討ちなんて。
ま、そういうメンタルだからこそ犯罪者になったわけですが。
いや、ようわからんけど、事件はシンプルw
それを最後まで引っ張るもんだから、冠城卒業がえらくあっさりしてしまったな。
それでも二人の別れのシーンはグッとくるものがった。
お二人とも心底、別れを惜しんでいるような。
右京×冠城以上の、水谷豊×反町隆史を見ているような気がしました。
二人とも泣いてる・・・。
別れのシーンはホント、今までにないほどのしんみり感があり。
本当にお二人は気が合ったんだなぁと思って。
でもやっぱり、その前の卒業「ダークナイト」がインパクトありすぎたな(苦笑)



よく考えれば、公安調査庁の冠城と警視庁の右京さんは敵対関係になるかもしれないんだな。
青木も異動だし。
ミッチーのようにまた登場してくれるかも。
表向きは敵対関係でも相棒としてのキズナは揺るぎないでしょう。
しかし、来シーズンから右京さんの捜査に誰が協力してくれると言うの?
最近の案件はほとんど青木が解決したと言っても過言ではないんだよなぁ(苦笑)
鑑識も六角さんほどの動きはしてくれないし。
まさか出雲…。
やっぱり青木は卒業ではなく、ちょくちょく出てくるのかも?
内調の青木としてw

ワタシの印象では日下部さん、結構悪かったよね?
右京にとっては敵だった。
なのに本日の日下部さんは光彦の兄のような笑顔!
冠城を引き抜いたのは保身の為なのか?
それともそこまで悪い人ではなかったのかな。
冠城はマリアを守るつもりだったのに、公安調査庁に入庁するなんてなぁ。
以外な最終回でしたが、二人の別れのシーンにつきる。
あのシーンは胸熱でした。
反町さんお疲れ様でした!




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出演者
杉下右京(水谷豊)
冠城亘(反町隆史)
伊丹憲一(川原和久)
芹沢慶二(山中崇史)
角田六郎(山西惇)
青木年男(浅利陽介)
出雲麗音(篠原ゆき子)
小出茉梨(森口瑤子)
益子桑栄(田中隆三)
大河内春樹(神保悟志)
中園照生(小野了)
内村完爾(片桐竜次)
日下部彌彦(榎木孝明)法務事務次官
衣笠藤治(杉本哲太)警視庁副総監
社美彌子(仲間由紀恵)
甲斐(石坂浩二)

ゲスト
王隠堂美馬(酒井美紀)
津崎真茅(野波麻帆)
京匡平(本宮泰風)
王隠堂鷹児(青戸昭憲)
王隠堂鷹春(勝野洋)
神長敏(「週刊自由画報」専属記者) – 平塚真介

コメント

  1. suzu8 より:

    妊娠していたわけではないのでは?
    刺されたことで妊娠できない体になってしまったのです。
    だから避妊具はいらないということなのかなと思いました。

    新しい相棒が誰なのか楽しみですね。

    • tarotaro tarotaro より:

      suzu8さん、コメントありがとうございます。

      視聴し直した結果、ご指摘通り、妊娠していたわけではないと思いました。
      ご指摘ありがとうございます。

      新しい相棒・・・楽しみです。
      女性でも良いしめっちゃ若くても良いし。
      幅広くアイディアを出して欲しいです。

  2. masa より:

    青木って、一時期特命係に異動してきたこともありましたよね。
    異動に次ぐ異動でもうゴチャゴチャ。
    次の相棒決めも難航してるそうで、来シーズンは「無い」かもしれませんね。

    そうそう、科捜研の最終回の情報がやっと出ましたね。
    「シリーズ23年のクライマックス」という見出しでニュース記事になってましたが、今シーズンで終了かどうかまでは明言されてませんでした。

    相棒、科捜研共に視聴率低下してるらしいですが、今後どうなっていくのでしょうね。

    • tarotaro tarotaro より:

      masaさん、コメントありがとうございます。

      相棒に関しては良くも悪くも話題にのぼり、あれこれ噂されることもありますが、結局ははずれることが多いので、気にせずにいます。
      科捜研に関してもまだ公式に発表はありませんし、最終回と週刊誌が書いたので、それを利用しているのかもしれないし。

      相棒や科捜研に限らず、テレビの視聴率は落ちていますから。
      今後、スポンサーが一番欲しい若者層の視聴者の視聴率なんて、上がらないと思いますけどね。