「相棒20」 第9話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～三つ子の魂百まで

「生まれ変わった男」

あらすじはコチラ→☆

吉岡翼（今井悠貴）は被害者の関田昌平（渡邉翔）が「タイヨウ」と叫んだということも思い出す。
その声は翼の父親だったという。
翼は生まれてから5歳までの写真もなく、住む場所も転々としていた。
翼が刺された。
犯人を見ていたが黙秘すると言う。
右京は犯人は関田園子（中込佐知子）だと確信。
翼に確認すると全て告白した。
園子は翼に生まれ変わりなら自分のことを覚えているでしょうと、亡き夫の私物などを持って翼に詰めよった。
しかし翼は事件の今年か覚えていないのと謝罪するばかり。
腹が立って翼を刺してしまったと言う。

「吉岡太陽」
これが翼の本当の名前。
20年前の事件の遺留品に翼の痕跡があった。
あのスーパーで迷子になった太陽を呼んでいた。
太陽には戸籍がなかった。
母は別の男性と結婚していて、DVの被害にあった。
300日以内に生まれた子供は前の夫の個性に入れられる。
太陽の戸籍をつくらなかったのは前夫に太陽のことを知られたくなかった。
翼（太陽）母はDVでシェルターに入り、今の夫と出会って太陽を身ごもった。
その時まだ結婚したままで離婚は出来なかった。
その後、なんとか前夫の上司に立ち会ってどうにか離婚。

事件のあった日、第二子である翼君を出産。
しかし翼は生後4ヶ月で亡くなった。
無戸籍の太陽を憂い翼として太陽を育てることにした。

スーパーの殺人事件。
翼（太陽）父が遺体を発見したときは凶器のナイフは突き刺さっていた。
赤いアーミーナイフが。
しかし当時の記録によると、凶器は犯人が持ち去ったと考えられていた。
持ち去ったのは、スーパーの店長
犯人は店長の息子で副店長の友彦

あの日、男の子（翼）が一人でいるのを見つけてすぐに迷子だと思った
懐いてくれたからトレーディングナイフを見せて遊んでいた。
護身用に持っていたアーミーナイフを出していたら、被害者の関田昌平（渡邉翔）がその様子を見つけた
「こんな小さい子に何しようとしてるんだ！
ナイフを貸しなさい！」
関田は翼を脇に抱え、通報しようとした。
通報されたら大変なことになる
だから無我夢中で
関田の腹部を刺した友彦
倒れた関田に覆い被さり胸をナイフで突き刺した
それを見つけた父親の店長はナイフが息子のモノだとすぐにわかり、処分した。
太陽は関田の脇に抱えられたまま全てを見ていた。

大学生となった翼（太陽）はそりゃ体格差なんてないだろうけど、小学校に入学したときはめっちゃデカかったんじゃ。
3歳の差は大きいよねぇ。

迷宮入りしているような殺人事件だとたいていその殺人が行われた場所で働いていた人が犯人だよね。
前にもスーパーの店長か店員が犯人だったことがあったような記憶。
今回も店長親子が怪しいなって思っていた。
三つ子の魂百までというけど・・・。
翼の父がちゃんと証言していればもう少し早く事件は解決できたと思うな。

いや、その前に。
スーパーの店長が中学生の息子がナイフを持っていることを注意しなければ。
なんで速効、息子のナイフだとわかるのよ。
中学生の子が自分専用のナイフなんていらんやろ。
しかも・・・なんで3歳の子の前で・・・。
被害者もちょっと早合点が過ぎるのよねぇ。

それにしても太陽くんはエエ子に育ったね。
ずっと悪夢にうなされ、被害者の夫に刺され。
両親の嘘で記録は消えたけど、両親のことを恨むわけもなく。
エエ子に育って良かった。

「相棒」の感想はコチラ→☆

　　
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。

音楽はこちら

出演者
杉下右京（水谷豊）特命係・警部
冠城亘（反町隆史）特命係・巡査
伊丹憲一（川原和久）
芹沢慶二（山中崇史）
角田六郎（山西惇）
青木年男（浅利陽介）
出雲麗音（篠原ゆき子）
小出茉梨（森口瑤子）
益子桑栄（田中隆三）
大河内春樹（神保悟志）
中園照生（小野了）参事官
内村完爾（片桐竜次） 刑事部長
日下部彌彦（榎木孝明）法務事務次官
衣笠藤治（杉本哲太）警視庁副総監
社美彌子（仲間由紀恵）
甲斐（石坂浩二）

ゲスト
吉岡翼（今井悠貴）
関田昌平（渡邉翔）
関田園子（中込佐知子）