「相棒20」 第8話 ネタバレ 感想~亡霊の復讐

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 「操り人形」

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喫茶・マリオネットには糸使いの劇団で人形劇団「糸使い」と同じ写真が飾っていた。
店主に話しを聞くと、半年前に梶原(ベンガル)と藤島(下條アトム)がやってきたという。
二人は美鈴(白川和子)の息子・健太を連れていた。
健太はグレて2度も刑務所に入っていた。
美鈴はとうとう絶縁していた。

二度目の出所後、仕事にありつけず梶原と藤島に仕事を斡旋して貰った健太。
梶原は運転手として健太を雇った。
健太は梶島がショートメールを使わないこと知らなかった。
梶原(ベンガル)を殺害したのは健太

健太曰く心を入れ替えてちゃんと運転手の仕事をしていた。
なのにあの日。
”ケン坊、悪いが今日で辞めてもらう。
スマン”
人気のない夜の道に車を止めた健太
”俺に問題があるんなら言って下さい。
俺のこと、見捨てるんですか!”
梶原には健太の顔が血だらけの岡田に見えた。
車から飛び出す梶原。
追いかけてきた健太に岡田の幻覚を重ねる
”岡田、許してくれよ”
健太を押し倒して健太のクビを締めた
健太は手に取った石を掴み梶原を殴りつけた
梶原のスマホが落ちていた。

梶原さんのスマホからメールが届いたときに驚いた
疑心暗鬼のまま呼び出された場所に行くと、梶原が死んでいた。
健太の仕業だと思ったが、沈黙した。
これ以上美鈴を傷つけたくない



梶原は電話で「あいつの亡霊に見える」
右京は仮説を立てる
岡田が健太の実の父親だとしたら。
岡田は女癖が悪かった。
あちこちの女に手を出した。
美鈴に無理矢理行為に及び、梶原や藤島が知ったのではないか。
”俺と寝たい女いっぱいいるんだぜ”
梶原や藤島が知ったときにはもう遅かった。
岡田に殴られた藤島。
バットを持った梶原が岡田を殴って殺害。
その遺体を埋めた。
生むのは悩んだ
しかし
「生まれてきた子に罪はない
健太の父親は藤島君と梶原君。
そう話し合った。
なのに・・・なんで・・・どこまで苦しめば気が済むのよ。」
美鈴が号泣



なんともまぁ、辛いお話で。
後味も悪いしさ。
最後に被害者の亡霊が見えてしまうし。
でも相棒だよねぇ。コレが。

どうしようもない息子だけどこれは正当防衛かな。
犯人は幽霊。
息子を使ってまで復讐。
いや・・・岡田の子供は他にもいたりして。
50年見つからなかったなら見つからなければ良かったのに。
そう思ってしまう。
健太も・・・50近くになって何やってんだよ。
お母さんが絶縁してしまう気持ちもわかるよ。
きっと亡霊に見えるほど父に似ていたんだろうな。



白川和子さんって、どことなく訛っているような気がするんだけど、その危うさがどこにでもいそうで、とても怖かったり、気味悪かったりするときがあるんだよね。
今回も。
「美鈴ちゃん」なんて同級生に呼ばれて。
いつまでも同級生に庇護されて。
でもちゃんとおばあちゃん。
どこか生々しさを感じる俳優さんだと思います。

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出演者
杉下右京(水谷豊)特命係・警部
冠城亘(反町隆史)特命係・巡査
伊丹憲一(川原和久)
芹沢慶二(山中崇史)
角田六郎(山西惇)
青木年男(浅利陽介)
出雲麗音(篠原ゆき子)
小出茉梨(森口瑤子)
益子桑栄(田中隆三)
大河内春樹(神保悟志)
中園照生(小野了)参事官
内村完爾(片桐竜次) 刑事部長
日下部彌彦(榎木孝明)法務事務次官
衣笠藤治(杉本哲太)警視庁副総監
社美彌子(仲間由紀恵)
甲斐(石坂浩二)

ゲスト
藤島健司(下條アトム)
梶原太一(ベンガル)
田中美鈴(白川和子)
岡田茂雄(名村辰)

コメント

  1. なお より:

    こんばんは
    最初白川和子さんか?と思いながら見てて途中で全然違うおばあちゃんに見えて(演技もなんだか下手に見えていたので)
    でもやっぱり白川和子さんでした。
    昔の感じとは違いますがずっと現役ですごいですね。

    • tarotaro tarotaro より:

      なおさん、コメントありがとうございます。

      白川さん、下手というか、大げさでしたね。
      ご本人はあんなに老け込んでいないのかもしれないですね
      現役感・・・確かにって思いますw