「相棒20」第18話 ﾈﾀﾊﾞﾚ 感想～事件を未然に防いだ！のか？

「詩集を売る女」

あらすじはコチラ→☆

冠城はマキ（太田莉菜)を尾行。
マキがKAZHO（篠原真衣）の事務所に電話をしたり、ホームセンターでナイフを買ったりするのを確認

右京（水谷豊）はマキが居候していた料理屋を捜索。
店主の女性・澄江は昨日、病死していた。
マキの写真を手に入れる。
デザイナーのKAZHOにも事情を聞く。
マキの顔に覚えはなく、誰からも恨まれる筋合いはないが、成功を妬むものがいるとか。

右京と冠城が初めてマキに会ったときに声をかけた男は出所したばかりの暴力団の構成員だった。
男は貧困ビジネスで逮捕されていた
マキの本来の名前は千里一歩。
男に騙され金に困り戸籍を売った。
買ったのがデザイナーのKAZHO。

マキはKAZHOに電話をかける。
暴力団員の男からも脅されていたKAZHOはマキにいくら欲しいのかと聞く。
しかしマキはとにかく会って欲しい
会わなければマスコミにバラすという。
近くの公園に呼び出す。
マキもKAZHOもナイフを持っていた。
先に切りつけたのはKAZHO。
間に入った冠城がKAZHOに胸を刺されるも、KAZHOの刺繍を胸ポケットにいれていたため大事に至らなかった。

デザイナーのKAZHOは父を早くに亡くし、母は15才の時に自殺。
母からは虐待を受けていた。
自殺した母を置いて家をでた。
デザイナーをめざし金を貯め戸籍を買った。
もっと普通の名前が良かったけど、千里一歩という名前は気に入っていると話す。

一方、マキは初めて好きになった男に全てを奪われヤミ金から借金をして戸籍を売った
自分の名前が大嫌いだった
しかし身元が証明できないと携帯も持てない、仕事もできない。
自分はこの世に存在していない
何度も自殺を考えた
しかし澄江と出会った。
自殺を止めた澄江はこの料理屋で住み込み働けば良いと提案。
澄江はマキに遺言を残していた。
料理屋をマキに続けて欲しい。
貯金もマキに残す。
「詩人の魂があるから」

今日が冠城卒業の前編だと思っていたので拍子抜け。
事件を未然に防ぐというのはなんとも難しいもんですな。
2時間ドラマでもありがちなんだけど、両親を亡くしたり、養護施設で育ったり、貧乏だった子がデザイナーになりがちよね（苦笑）
不幸な生い立ちだけど才能はある。
そして売れっ子デザイナーになり、誰かに脅される。
デザイナー・KAZHOはファッションブランドを立ち上げるにしても、もっと違う名前にすれば良かったし。
芸名みたいなんにすればよかったのにね。
サングラスかけて、用心はしていたようだけど。
彼女のマネージャーはクノ真季子さん。
先日、2サスの再放送を見て、最近見ないなぁと思っていたので、存在確認できて良かった！

マキ役は太田莉奈さん。
CMには松田龍平くんが・・・。
そこが一番気になりましたｗ

しかし先に殺意を持ったマキのほうが罪を免れ、デザイナーの方は…殺人未遂で実刑かな。
マキ…恨む相手が違うと思うしなぁ。
恨むべきは貧困ビジネス野郎なのに。
ま、売るのも買うのもダメだけどさ。

「相棒」の感想はコチラ→☆

　　
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。

音楽はこちら

出演者
杉下右京（水谷豊）特命係・警部
冠城亘（反町隆史）特命係・巡査
伊丹憲一（川原和久）
芹沢慶二（山中崇史）
角田六郎（山西惇）
青木年男（浅利陽介）
出雲麗音（篠原ゆき子）
小出茉梨（森口瑤子）
益子桑栄（田中隆三）
大河内春樹（神保悟志）
中園照生（小野了）参事官
内村完爾（片桐竜次） 刑事部長
日下部彌彦（榎木孝明）法務事務次官
衣笠藤治（杉本哲太）警視庁副総監
社美彌子（仲間由紀恵）
甲斐（石坂浩二）

ゲスト
マキ（詩集販売・ペンネーム「千里一歩」[注 310]） – 太田莉菜
KAZHO（デザイナー） – 篠原真衣