『なつぞら』第130回 感想~茜さんの妊娠。キックジャガーの最終回。

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第131回(第22週)「なつよ、優しいわが子よ」」

あらすじはコチラ→
原作はコチラ

優はなつが仕事で持ち帰った動画用紙に絵を描いていた。
なつが怒ってなぜこんなことをしたのか問いただすと、
「ママのお仕事を手伝いたかった。」
と言って謝る優。
お手伝いをすると、ママが眠れると思ったのとも。
反省したなつは優を抱きしめる。
坂場が優の描いた絵を見て、ちゃんとアニメーションになっていることに気づく。
二人は優を天才だと言う。

出社したなつは、「キックジャガー」の最終回の打ち合わせをする。
脚本家は、ボコボコにされたキックジャガーはそのまま立ち去ることを提案。
それが「男の美学」だと言う。

納得いかないなつは優にキックジャガーに会えたらどうする?と聞くと、優は
「もういいよ。
もう戦わなくて良いよ。」

と答えた。
「優しい我が子」に感動したなつは、優のセリフを全面採用し
「やっぱり子供たちに会いに行きましょう。」
と提案した。
そして子供たちは
「もう良いよ。
もう戦わなくていいよ。」

って言う。
でもキックジャガーは戦う。
もう一度リングに復活する。
今度は正統派のキックボクサーとして、仮面を取って戦う。

敗者の美学だとみんな感動。
脚本家も感動。

その日、なつが、茜の家に預けている優を迎えに行くと茜の娘の明子の誕生日を一緒に祝いたいから家に帰りたくないと言われる。
さらに、茜と一緒がいいと言われ、言葉を失うなつ。→言葉を失うとあらすじには書かれていたが、「怒り心頭」に見えてしまったw



白いマットのジャングルに~♪って歌は覚えているんです。
もちろん、リアタイで見ていなかったけど。
あ・・・タイガーマスクね。
小学生か中学生か・・・、兵庫県民が大好きなサンテレビで再放送をしていたと思うんですよ。
多分、ニュースをやっている中、アニメをやっているのはサンテレビだけで、それを見ながら夕食を食べていたと思う。
もしくは食後?鍵っ子だったんで、時々ですがそうやってタイガーマスクや♪アーマノイドをやっつけろゼロテスター♪を見ていました。
そういえばタイガーマスクの最終回は交通事故だったねぇ。

ってそんな話はどうでも良いか(爆)
作画監督ってのは脚本家より上なんだなぁ。
ってか、折々で震災孤児だった経験を生かしていたと思うしかない。
そうやって今までも脚本家を助けたのだ。
だから最終回もなつの意見が通ったんだって思うよ!!
もう、そうやって視聴者が脳内変換するしか無いよ!

茜さんにとうとう二人目が出来ました。
喜べないなつ。
体調の悪い茜さんを心配する、茜さんの娘・明ちゃんに
「大丈夫よ。」
なんて簡単に言っちゃうなつ。

ってか・・・なんで明ちゃんの誕生日プレゼントも用意していないのか。
この場合、坂場の夕飯より明ちゃんのケーキを用意するとか、部屋の飾り付けを手伝うとか。
体調の悪い茜さんの代わりにできることがあるんじゃないのか・・・。
十勝にいた頃のなつならそうしたんじゃない?

明ちゃんと優をなつと夕見子みたいにさせたいのかもしれないけれど、親友にはなれても姉妹にはなれない。
茜が
「優ちゃんと会えなくなるのは寂しいなぁ」
なんてリップサービスにも
「赤ちゃんが生まれるじゃないですか!」
って返し・・・ちょっとおかしいなぁって思っちゃうわ。
え?そう?そこ?
って言う。
まずは「ありがとうございます。」じゃない?
他人の子のことをそんなふうに言ってくれるんだから、ここまで愛情を持って接してくれたってことよ?
そりゃ乳幼児時代より接する時間は減ったとしても、自我が芽生え、明ちゃんと喧嘩をするようになったらなったで大変。
明ちゃんだって、大変。
これから赤ちゃんが生まれたら、ママを独り占めできなくなるのに、一人ッ子時代でもママを独り占め出来なかったんだから。

で、最後のなつ。
ま、働くヒロインの娘が母にかまって貰えないってのは朝ドラあるあるだけど・・・。
ここまで自分の意見が通ってきたのに、娘は言うことを聞いてくれない。
何だよ!どうなってんだよ!って不満顔に見えたな。
広瀬すずちゃんはアンニュイな表情は上手いが、バリエーションが少ない。
いや・・・若手俳優で表情が巧みに操れる人なんていないと思うんだ。
だからそれはそれで仕方ないと思うし、なんせ横顔も美しいし。
けど、今回はオーディションなしヒロインだから、演技力を買っての器用だと思っていたんだよねぇ。
歴代のヒロインを出すなら、オーディションしても良かったかもなぁ・・・。



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「なつぞら」感想はコチラ→

主題歌:スピッツ「優しいあの子」

キャスト
奥原なつ・・・・広瀬すず(幼少期:粟野咲莉)
奥原咲太郎・・・岡田将生(幼少期:渡邉蒼)
奥原千遥・・・・清原果耶(幼少期:田中乃愛)
柴田泰樹・・・・草刈正雄
柴田富士子・・・松嶋菜々子
柴田剛男・・・・藤木直人
柴田照男・・・・清原翔(幼少期:岡島遼太郎)
柴田夕見子・・・福地桃子(幼少期:荒川梨杏)
柴田明美・・・・鳴海唯(幼少期:平尾菜々花)
小畑雪之助・・・安田顕
小畑とよ・・・・高畑淳子
小畑妙子・・・・仙道敦子
小畑雪次郎・・・山田裕貴(幼少期:吉成翔太郎)
山田天陽・・・・吉沢亮(幼少期:荒井雄斗)
山田陽平・・・・犬飼貴丈(幼少期:市村涼風)
佐々岡信哉・・・工藤阿須加(子供時代:三谷麟太郎)
大沢麻子・・・・貫地谷しほり
坂場一久・・・・中川大志
神地航也・・・・染谷将太
三村茜・・・・・渡辺麻友
森田桃代・・・・伊原六花
下山克己・・・・川島明(麒麟)
井戸原昇・・・・小手伸也
露木重彦・・・・木下ほうか
大杉満・・・・・角野卓造
亀山蘭子・・・・鈴木杏樹
前島光子・・・・比嘉愛未
茂木一貞・・・・リリー・フランキー
煙カスミ・・・・戸田恵子
仲努・・・・・・井浦新
岸川亜矢美・・・山口智子
語り・・・・内村光良

コメント

  1. 千早太夫 より:

    私は「タイガーマスク」をリアタイで見ていて好きでした。幼児だったので記憶は曖昧ですが。
    イントロの前の「虎だ!お前は虎になるのだ!」という台詞も、「白いマットのジャングルに」の直後に入るゴングの音も印象的でした。
    ちょっと前の伊達直人現象も嬉しかったものです。直後の3.11で吹っ飛びましたが。

    昨年の今ごろ、鈴愛も視聴者から袋叩きでしたが、なつはそれ以上ですね。ただ、永野芽郁ちゃん個人を叩く人はいなかったけど、広瀬すずちゃんは炎上している。何故でしょう。原因は脚本か演出か演技か。

    今回の茜さんの2人目ご懐妊に対し、なつが「おめでたいこと」と2度ほど言いますが、何だかイヤミに聞こえます。「ケッ、人の気も知らず、2人目なんておめでたいこと!」

    今作は記念の100作目ということで、時代を代表する旬の女優さんをヒロインに…と考えたのではなかろうかと推察します。
    確かに表向きのデータでは、広瀬すずちゃんは旬の中の旬かもしれない。でも、永野芽郁ちゃんが鈴愛をしっかり演じていたのに対して、広瀬すずちゃんはなつを演じているように見えないです。

    子役ちゃんの北海道編のときは名作の予感がしたんですが…。

    • tarotaro tarotaro より:

      千早太夫さん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      「タイガーマスク」は思春期になってから見たので、こんな劇画タッチのアニメがあるんだなぁって思いました。
      古ささは感じたものの面白いアニメでした。

      確かに鈴愛の行動や発言にはまったく共感出来なかったです。
      3.11の扱いかたも今思い出しても、腹が立ちます。
      だけど、永野芽郁ちゃんは好きでしたね。
      涙を流すタイミングとか、表情も豊かでしたから。
      気の毒に・・・と思ったんもんです。

      世間で叩かれているほど、広瀬すずちゃんは叩かれるべきではないと思っているんですが・・・。
      脚本も演出も・・・あんまり良くないんでしょうね。

      常に不満そうに見えるのが、残念ですね。
      あんなに可愛い顔なのに。
      茜さんの妊娠も喜びではなく、戸惑いのほうが大きかったみたいだし。
      そう。北海道編で終わっておいたら良かったかも。
      東京編で良かったな~ってことが・・・ない(苦笑)

  2. ネイティブ関西弁 より:

    たろたろさん、こんばんは。

    今日の不満。

    という題で毎日書けてしまいそうな・・・(苦笑)

    たろたろさんは、広瀬すずを必要以上にこき下ろさないのでホッとします(^_-)-☆

    彼女を擁護するわけではないですが・・・
    どうしてもヒロインが矢面に立たされますが、坊主憎けりゃ・・・みたいなものか(違うかな?)ネット上の声は、度を越してると思うことがあります。

    この回を見て、やはり脚本が悪いのでは、と思わずにいられません。 

    たろたろさんがおっしゃるように、茜の「会えなくなるのは寂しいわ」には、「ずっと我が子のように可愛がってくれてありがとう、嬉しかった」です。

    更に仰るように、つわりで体調がイマイチな茜宅に優を泊まらせるのもバツ、百歩譲っても、ダンナの夕飯なんぞ放っておいて茜を手伝って誕生祝いの手伝いをすべし。

    そして、「二人目が生まれたら大変になるわ、親に手伝ってもらわなきゃ(あやふや)無理かもしれない」には「おめでたいことですから〜」ではなくて「私はこんなに助けてもらったのに、茜さんの時には力になれなくてごめんなさい」です!

    「おめでたい」のは前提で、それでも「これから大変になるなあ、やっていけるかな・・・」と不安だった過去の自分のことを忘れたのか・・・?

    「これから大変になるわ」と言う人に「おめでたいことですから〜(あまりに呆れたので何度も書く)」なんて、とっても関係性の薄い、滅多に会わないような人との上っ面な会話ですよね。

    こんな、数分のシーンで何故こんなに突っ込みどころ満載なセリフばかり言わせるのか、全く不思議でたまりません。

    演技がどうこう以前に、会話も展開もおかしい。
    わざとなつを非常識で人の心がわからない人物に描いているように見えます・・・

    こういうディテールって大事だと思うんですけどね。

    長丁場だし、話の大筋に関係ない細かいところは書き飛ばすんでしょうか。

    文句ではなく、疑問だらけです(^_^;)

    • tarotaro tarotaro より:

      ネイティブ関西弁さん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      広瀬すずちゃん、叩かれてますね~。
      まだまだ若い女優さんにそこまで・・ねぇ。
      好みはあるのは仕方ないとは思いますが、人格否定までするのはちと違う。
      ワタシもそのあたりは意識して、悪口にならないように配慮はしております(苦笑)
      朝ドラは長丁場だから、全ての回で視聴者を納得させることはなかなか出来ないと思うんですが、東京に来てからのなつの人生は・・・・。
      面白・・・くない(苦笑)
      豪華なのに。

      ワタシも脚本が悪いと思います。
      男性の脚本家が新米母親や育児を描くのが難しいのかもしれませんが、それを描くのが脚本家であり作家であると思うんですよね。
      坂場の夕飯がの優先順位はそんなに高くないだろ!って思っちゃいますよねw

      体調の悪い茜さんへの恩返しはお金だけではないだろうって思いますよね。
      だから身近な人に子供を預けるってのは良いことばかりではないんですよね。
      これがプロのシッターをしてる人だったら、そこまで配慮は求めないですけど。
      それなら優も泊まりたいなんて言わなかったでしょうし。

      ホント。
      妊娠したときの自分の不安。
      二人目だから消えるわけではない。
      専業主婦だから不安がないわけない。
      自分本位に見えてしまうんですよね。

      で、結局、咲太郎に頼むのであれば、保育園に上がった時に咲太郎にスイッチするべきでしたね。
      不思議なのは、明ちゃんと一緒にお迎えに行っているっぽいとこですよね。
      明ちゃんは保育園には入園できないと思うんですよ。
      今みたいに幼保一体の園があったのか?
      ワタシは保育園に通っていましたが、幼稚園とは完全に別でしたけど・・・。
      管轄も違うし。

      時代考証も大丈夫なのか?って思っちゃいます。
      小道具や美術はさすがNHKって思うんですが。

      そう疑問だらけです。