「ハムラアキラ」最終回(第7話) ネタバレ感想~ハードボイルドなシシド・カフカが素敵!

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世界で最も不運な探偵~「悪いうさぎ Z」


若竹七海/ 葉村晶シリーズ

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綾(小野花梨)を殺害した犯人はダーツバーを縄張りにするドッグディーラー小島。
ハムラ(シシド・カフカ)は、小島はドラッグ中毒で計画せいがないので美和を殺していないと考える。
小島は美和を憎んでいた。
半年前、アヤにつきまとっていた小島に、
「親にたのんで小島も親もつぶしてやる」
と脅した美和。
「親、公務員だよね。
バレたらヤバいんじゃない?」
小島はつきまとわなくなった。

取調室の小島に美和の事を聞く。
クスリが切れてきた小島は、美和への憎しみがよみがえる。
「俺が殺ったんだよ。」
と言うと、刑事が持っていたボールペンで自殺した。
ここまでが第5話。

第6話はミチル(井頭愛海)とハムラアキラが接近。
ミチルの境遇は可哀想なものだった。
美和(田中珠里)の死体も見つける!

そして最終回(第7話)
美和の母・亜寿美(筒井真理子)自殺した。
その後、美和(の替え玉)が帰宅。
事件は解決したと報道された。
コンテナ監禁から帰宅したハムラは岡田(間宮祥太朗)と会う。

68会のメンバー滝沢(大鶴義丹)や野中(羽場裕一)がよからぬゲームをしている。
その中には山辺(神尾佑)という不動産デベロッパーがいた。
山辺は岡田(間宮祥太朗)の父親だった。
ゲームの内容がわからない岡田。
だがゲームに参加したいと言って、帰ってきたと言う。
そんな岡田を信じられないハムラ。
しかし今、逮捕することはできない。
次のゲームを待つしか無い。



岡田は替え玉の美和が空港に向かうことを確認。
「パスポート偽造」で逮捕するように部下に伝えた。

そんな時、ミチルがゲームに参加することがわかる。
ミチルの父・平(木下ほうか)に伝えると慌ててゲーム会場に飛び出す。
ハムラは平の車に乗り込む。

会場に着き、平に警察に通報するように伝え返したハムラ。
引き返した平は、山辺(神尾佑)に捕まる。
そこに現れたのは岡田(間宮祥太朗)。
岡田は山辺を見逃す気などない。

野中(羽場裕一)は64会唯一の資産家では無かった。
今は資産家になった滝沢(大鶴義丹)と山辺が融資しているからだ。
「野中にとってはアンタも俺も一緒。
共犯者という鎖につないで置けば利用できる
駒なんですよ。
野中が始めたんですよね
麻薬みたいなゲームに
「お前、おれを 見逃す気はないのか」
ライフルにてをかける山辺、先に撃ったのは息子・岡田だった。
手錠を山辺にかけた岡田。
平(木下ほうか)はゲームに参加はしていなかったが、見て見ぬ振りをしていた。
木下ほうかも逮捕。



一方、ハムラはまた監禁された。
大黒(田中要次)は「三日で200万円を貰えるゲーム」の概要を伝えた。
マントハントならぬガールハントだった。

24時間、ハンターから無事逃げられたら200万円
弾が本物だとわかった時にはもう遅い。
ハンターたちは人間を殺して楽しむ。
遺体の顔を見るのは生々しい。
「次からは顔が見えないように頼む。」
大黒は白いマスクをかぶせた。
それが美和だった。
娘を撃ち殺した滝沢(大鶴義丹)。

野に放たれたのは、悪いうさぎ・ハムラアキラ。
ピンクのうさぎ・ミチル(井頭愛海)と再会。
ミチルに動かないように言いつけ、ハムラは一人立ち向かう。
悪いうざぎのマスクを囮にまずは大黒の足をナイフで切りつけた。
縛った大黒を囮に、野中(羽場裕一)をおびき出す。
ライフルを突きつけ野中を脅す。
「ゲームだったんだよ。」
「ゲームで人を殺しても良いのかよ!」
金はいくらでも渡すと降参する野中。
「今、アンタを殺しても後悔しない。」
銃声が響く。

64回のメンバーは逮捕された。
ミチルは母のもとに帰った。
彼女にはこれから地獄が待っているのかもしれない。



滝沢美和を探す事件から、悪いうさぎとなって、ハムラ自身もゲームに参加することになった。
「悪いうさざ」は3話もかけたが、ラストの羽場裕一さんの怯えっぷりに少しだけスッキリ。
原作には間宮祥太朗のキャラはいなかったと聞いたので、山辺逮捕はどういう状況だったのか?
少し知りたくなりました。

しかし「68会の」ハンターごっこ。
非人道的でクソだった!!
自分たちの快楽のために「うさぎ狩り」と言いながら「少女狩り」
美和は知りすぎたため、大黒に「うさぎ」にされてしまった。
ボールペンで自殺した男は・・・警察の怠慢だったってことでOKか?

木下ほうか、大鶴義丹,筒井真理子・・・極めつけは羽場裕一さんまでご出演。
「悪いうさぎX」の時点で犯人俳優がたくさん!
64回。ろくなもんじゃねーな。
普通・・・こんなことにならんよねぇ。
ホンマ、胸くそ悪いゲームだった。



シシド・カフカはハードボイルドがよく似合う。
かなり攻めた内容のお話もあったし、とっても辛いシーンもありましたが、7話全話を楽しんで視聴できました。

すこしだけ「濱マイク」な雰囲気もあってさ。
女性探偵ってもっとねちっこかったりすんだけど、シシド・カフカさんのキャラのおかげか、全てがクール!

井頭愛海ちゃんのショートカットも良かったわねぇ。
ホント、これから地獄が待っているよ。
父ちゃんが酷いことをしてくれたからね。

間宮祥太朗君は、闇に落ちるのか?って思ったけれど。
警視としての立場はどうなるのか。
続編も作れそう。期待しても良いのでしょうか?

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キャスト
葉村晶・・・シシド・カフカ
岡田正太郎・間宮祥太朗
村木義弘・・池田成志
速見治松・・津田寛治
柴田要・・・板橋駿谷
野々村・・・松尾貴史
柿崎・・・・中村靖日
アケミ・・・大後寿々花
浅川・・・・浦上晟周
富山泰之・・中村梅雀

ゲスト
井頭愛海,木下ほうか,生田智子,大鶴義丹,筒井真理子ほか

コメント

  1. おにぎり より:

    tarotaroさん、ほんとに嫌な事件でしたね。
    見逃したのかもしれませんが、結局綾も68会の誰かに口封じで殺されたってことでしょうか。
    最初、ミチルをはじめ若い女の子たちがすさんでるなーと思ってましたが、終わってみれば厳しい境遇の子たち。ハムラ姉さんの優しさがしみました。

    • tarotaro tarotaro より:

      おにぎりさん、コメントありがとうございます。

      アヤは200万円稼げると聞いてバイト気分で田中要次の話にのったんだと思います。
      アヤが行方不明になり、父の遊びに気づいた美和は口封じに殺されたってことだと思います。
      うさぎをかぶせる前の獲物はアヤでした。

      非人道的な集団でした。
      ワタシは筒井万里子さんの自殺の原因が気になりました。
      どいつもこいつも娘が生贄にされないと、自分たちの行動を省みれないのかと・・・。
      シシド・カフカさんのハードボイルドっぷりは格好良かったし、本当に優しいハムラさんって思いました。