「相棒20」 第16話 ネタバレ 感想~幽霊は幽霊らしくして

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「ある晴れた日の殺人」

あらすじはコチラ→

中松誠は田川部長の不正を告発するつもりだった
山村が田川に知らせたらしい
山村は中松に可愛がって貰っていたと証言した男だ
山村は中松が死んだ時、早退していたと言っていたが、早退届は出ていないとか。
そして山村が購入したハサミが凶器の形を同じだとわかる
ハサミはスクラップ用だった
殺害前日の夕刊紙だけスクラップしていない
だから早退をしていたのは事実。
「死んでくれないかな」と言っていた山村だが、それは中松がパワハラ気味で、嫌気がさしていたからだと。
中松と妻は別居中。
慰謝料を貰う前提でマンションを購入した。
中松と妻は同じ会社で、元々は田川と付き合っていたとか
中松妻は経理部の天野と不倫中



中松は自殺だった。
現場に落ちていたハンカチは「T」
中松妻の旧姓
中松にあげたハンカチだった
ハンカチは中松の物
ハサミで自身の腹を刺した時、ハサミに山村の指紋が付いていたら迷惑がかかるとハンカチを出して、指紋を拭き取ったのだ。
皮肉にもその行為が他殺に見せかけることとなった

山村は自分のせいだと言う。
裏切ったのを知って傷ついたのではないか。
田川は不正を隠蔽するとき、告発をしても元々評価が低い中松の評価が上がることはないと言って締まった。
仕事を生きがいにしていた中松に言っては行けない事だった。

中松妻は離婚を願い出た時に、謝罪されたという。
定年したら二人で過ごすのが夢だった。
頑張ってきたのはも全部そのためだったと。
しかしもう遅かった妻は不倫をしていた。
仕事があの人を支えたいたわけではなかったのだ。



「残された人間は自分のせいじゃないか
あの時こうすれば良かったんじゃないか
ですが真の理由を知ることは不可能です
本人だってわかっていたのかどうか」

ずっと独白してつきまとっていた男・高橋和也は実は幽霊。
中松だった。

自分自身で自分を殺害した。
自分のことばかり考え、裏切られると狼狽し、そんなだからみんな去って行く。
今に始まったことではない。
ずっと何十年もそうだった
誰も自分さえ幸せにできない死んで当然の男だ
「久しぶりに気が晴れて死ぬ元気がでた
俺なんて他に誰も殺してくれない
だから…」
自殺。

右京と冠城は自殺理由を考察。
自分を肯定できなくなったのかもしれない。
「自殺は許される事ではありません
自分自身で臨んだことであっても
それでも生きるべきです
僕が中松さんを調べる中で感じたのは本当はみんなと幸せになりたかったと言うことでした。
だから僕には残念に思えてありません」
それを聞いていた男は
「警察になんかに俺の気持ちがわかるわけない。
警察だけじゃない
誰も俺の気持ちなんてわかりたくないはず
もう少し早くあんたらに会えてたら
俺はまだここにいられたのかも知れないな」
と呟く。



自殺か~~~~い!!!
あの現場おかしいよねぇ。
切腹するより、飛び降りたほうが楽なんじゃないかな。
いや、知らんけど。
イヤイヤイヤイヤ…自殺なんてダメだけど。
幽霊ならわざわざ隠れる必要なかったのになぁ。
自分の気持ちをわかってくれる右京や冠城にもっと早く出会っていたら…ってのは、ちょっと違う。
死ぬ前に接点を作りようがないもの。
それを言えるのは、復讐殺人した犯人くらいじゃないかしら。

「ある晴れた日の殺人」
ってサブタイなのに。
あらすじにも、回想シーンにも高橋和也がいなかったのはそういうことなのね。
ま、途中からそうかも?なんて思っていたけど。
あ・・・そうそう・・・。
奥さんは不倫していたのになんで慰謝料を貰うつもりやったんだろうか。ただのミスリードか?
来週は六角さん。
冠城と米沢って仲悪かったような気がするが、冠城の卒業に花を添えるのか、それとも一話完結なのか?
六角さんが相棒に昇格することはないのか。←ないよなぁ。



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出演者
杉下右京(水谷豊)特命係・警部
冠城亘(反町隆史)特命係・巡査
伊丹憲一(川原和久)
芹沢慶二(山中崇史)
角田六郎(山西惇)
青木年男(浅利陽介)
出雲麗音(篠原ゆき子)
小出茉梨(森口瑤子)
益子桑栄(田中隆三)
大河内春樹(神保悟志)
中園照生(小野了)参事官
内村完爾(片桐竜次) 刑事部長
日下部彌彦(榎木孝明)法務事務次官
衣笠藤治(杉本哲太)警視庁副総監
社美彌子(仲間由紀恵)
甲斐(石坂浩二)

ゲスト
高橋和也

コメント

  1. より:

    こんばんは。

    今話は無理のあるミスリードなどが多かったですね。

    ・Tのイニシャルのハンカチ&諮問拭き取り
     奥さんの所有物だった思い出のハンカチを大事に持っていた……何年間だよ!
     無理に拭き取らなくても、科捜研の女だったら自殺か他殺か判別できそう(まあ、そこら辺の判断はあの状況では無理ですが)

    ・部下の早退の小細工
     視聴者&捜一トリオにミスリードさせるためだけのエピソード
     あっ、あと右京の推理を披露する為というのもありますね

    ・奥さんの登場時期
    ・「俺が殺した」と言う怪しい男

    他にも、いろいろ感想はあるのですが、私がコメントするということは……
    重箱の隅を突きにきたというか……(嫌な性格です)

    『ハサミに山村の指紋が付いていたら迷惑がかかるとハンカチを出して、指紋を拭き取ったのだ。
    皮肉にもその行為が自殺に見せかけることとなった』

    自殺ではなく他殺だと…

    ドラマ終盤の右京の言葉
    『僕が中松さんを調べる中で感じたのは本当はみんなと井沢瀬に行きたかったと言うことでした』

    これ、かなり難解でした(笑)
    「井沢瀬に行きたかった」⇒「幸せに生きたかった」

    昔はよく、新聞の将棋欄を切り抜いたのですが、《あのスクラップ用のはさみがあれば、楽だったな》と思いました。

    • tarotaro tarotaro より:

      英さん、コメントありがとうございます。
      全て訂正しておきます~。

      スクラップ用のハサミなんてあるんですね。
      しかし部署とはいえ、スクラップが仕事とか・・。
      あるんですかねぇ。

  2. より:

    再び、おじゃまします。

    人の誤字を指摘しておきながら……「諮問を拭き取る」って(笑)
    何たる失態……

    おじゃまついでに、もう一つ。
    中松の部下の早退記録がないことを確認したのは、経理部の天野ではなく、たぶん、総務部の人だと思います。