~東京オリムピック噺~「懐かしの満州」
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三遊亭圓生(中村七之助)と共に満州を巡っていた孝蔵(森山未來)は、五りんの父、小松勝(仲野太賀)と出会っていた。
敗戦した日本。
ソ連軍がに制圧された満州は無法地帯。
そこで小松は孝蔵の「富久」を楽しむ。
落語を聞いているうちに走りたくなった小松。
走って走って満州の絵はがきの「志ん生の富久は絶品」と書いて、投函しようとするとロシア兵たちに囲まれる。
走って逃げるが背中を撃たれ亡くなった。
小松の亡骸を揺さぶる志ん生
「俺の富久、最後まで聞け!」
志ん生はウォッカで自殺未遂。
約二年後、命からがら帰国した。
なんと引き揚げ船で美川と出会う。
帰国後、志ん生は、富久を高座にかける。
1964年の志ん生は、圓生の声で飛び起きる。
小松・・・最後まで。最後まで志ん生の噺を聞いていれば・・・。
あんな死に方ある?
あれが戦争に負けるってことなのか・・。
統治国から敗戦国になったってことなんか。
小松の死に様凄いよ。
昨日、「八つ墓村」 の虹郎はちょっと若すぎて、辰弥の役は・・・と思っていたんですが、それでもワタシは虹郎くんが好きなんですよ。
同じく、大賀くんも。
なんなんでしょう、彼の泣きながら笑いながら噺を聞いている姿は。
目をカッと見開いた死に様は。
「ゆとりですがなにか」と同じ俳優だなんて思えないですよ。
かる~~く父を超えているじゃん。
同じ事をいしだ壱成にも思ったことがあるんだよなぁ。
二世って言われているけれど、純一より上ではないかと・・・。
でもあんなことやこんなことがあって、結果、二世俳優に甘んじている。
大賀よ、虹郎よ・・・羽ばたけ!!着地点がわからなくなってしもたw
小松のハガキは投函できたのか?
千人針、ハリマヤの足袋、絵葉書、家族写真・・・遺品と一緒にりくちゃんに届けてくれたのは、誰だったんでしょうな。
思うように酒が飲めなくなったから、家族を放ったらかして満州へ渡る。
さすが志ん生。
こういうネタに事欠かない噺家だと思います。
1ヶ月のつもりが2年。
1ヶ月のつもりが終戦を満州出迎えてしまう。
敗戦国となった日本。
満州は生き地獄
ソ連軍による殺人、強姦。
所帯を持っていたら引き揚げ船に優先的に乗船できるとか、密航船がでるとか・・・でないとか。
ウォッカで自殺まで考えてしまう志ん生。
満州からやっと引き揚げた志ん生と圓生。
そこからこの二人の噺家の芸が変わったと聞いたことがあります。
天国も地獄も知っている噺家って強いんだなと想像するしかない。
その意味で、満州での生活は重要だったと思われる。
そう思うしか無いっすよね。
そう思うしか。
しかし史実だと志ん生のほうがあとに引き揚げ船に乗ったってことなんですが、なんで逆にしたんでしょうね。
なにか海があったんでしょうか。
七之助の老けメイクは凄かった。
ずっと七之助は母親似だと思っていたんですが、老けメイクを見ると勘三郎にも似ている。
それとも寄せたのかな?
で、引き揚げ船で美川がウォッカを売る!!
美川、満州でどうすんのさ(苦笑)
あれで、なんとか笑えました。
うん。
美川、君は重要な人物だよ。
あ・・・志ん生の現地妻も笑ったぞw
で・・・マリーの占い。
ほんまにあたらないねw
クドカンが書きたかったというこの回。
ホントに凄かった。
今日だけ見ても面白いと思います。
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キャスト
田畑政治・・阿部サダヲ
金栗四三・・中村勘九郎
高石勝男・・斎藤工
大横田勉・・林遣都
野田一雄・・三浦貴大
鶴田義行・・大東駿介
小島一枝・・佐々木ありさ
前畑秀子・・上白石萌歌
松沢一鶴・・皆川猿時
マリー・・・薬師丸ひろ子
緒方竹虎・・リリー・フランキー
酒井菊枝・・麻生久美子
河野一郎・・桐谷健太
春野スヤ・・綾瀬はるか
東龍太郎・・松重豊
美濃部りん・池波志乃
美津子・・・小泉今日子
五りん・・・神木隆之介
永井道明・・杉本哲太
嘉納治五郎・役所広司
美濃部孝蔵:森山未來(語り)
古今亭志ん生:ビートたけし(噺)
ほか


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