虎に翼 第59話 ネタバレ 感想~はるさん、逝く。道男もタカシも気になる

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第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」


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はるが倒れたと聞き帰ってきた寅子
「ごめんね。
お父さんのかわりにあと10年は頑張るつもりでいたけど。
でもね母さんは愛する子供たちと、自慢のお嫁さんの花江さん
宝物の孫たちに囲まれて何にも悔いは・・・」
「お義母さん?
道男君・・・。
ねえ、トラちゃんトラちゃん道男くんを探して。」
はるがうなずく
飛び出す寅子

轟法律事務所
「道男がどこにいるか心当たりを教えて
緊急事態なの。お願い!」
「帰りな」
よねが冷たく追い払う
置くから轟と道男が出てきた
「道男」
部屋に鍵をかけてこもる道男
「お母さんが危ないの
お母さんが最後に道男に会いたいって言っているの
だから」
「そんなこと言うわけないだろ
ばあちゃんが。
とっ捕まえて締め上げる気だろ!」
「そんなしょうもない嘘つくか!
あなたには人の心ってものがないの」
「虫けら扱いしてきたのはそっちだろ」
「してない」
「自分でわかってんだよ。
俺はどこにいても邪魔者なんだよ
戦争なんか始まるずっと前から
父ちゃんは飲んだくれで俺と母ちゃんのことをいつもも殴って
その母ちゃんは、空襲の時、俺を置いて父ちゃん捜しに行って
そのまま二人とも・・・
大人は都合が悪くなるとすぐに俺から逃げたり捨てたりするんだよ。
だから一人でいるほうがマシなんだよ。」

「私の家族から逃げたのは道男でしょうが。
いい?
誰でも失敗はする。
大人もあんたも
でも真っ当な大人は一度や二度の失敗で子供の手を離さないの。
話せないの。
関わったらずっと心配なの
そういうもんなの」
「かっこつけんなよ
母親のために探しに来ただけのくせに」
「だったら何?
母さんはね、私が出会ってきた中で、一番まっとうで優しい人なの
だから今、あんたのことが気になって仕方ないの
このまま最後に絶対悔いが残る
そんなの嫌なの
会ってくれたら、その後は道男の好きにすればいい
だからお願い。
ずっとずっと心配ばかりかけてきたの。
最後の願いくらい叶えて上げたいの
だからお願いします」
扉に向かい頭を下げる寅子

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道男と寅子が帰ってきた。
遠くからはるを見ている道男
「道男、こっちいらっしゃい」
はるを抱き起こす直明
「おいで
いいから。」
はるの前に座る道男
道男の頬に触れるはる
肩を掴み道男を抱きしめる
「これでいい。」
「何がだよ。」
「あなたにして上げたかったこと」
道男の手を包み込む
「よくここまで一人で生きてきたね」
「ばあちゃん
死ぬのかよ」
「死ぬ」
「死ぬなよ
じゃ、また俺、一人じゃん」
「それはこれから先の道男次第
全てを突っぱねちゃダメ」

はるの手を握る道男

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直明が子供達を寝かせる。
外は雪
寅子と花江がはるに付添う
「机の真ん中の引き出しに私の日記が入ってます
それに私が死んだあとのことが書いてあります
それ以外の日記は全部燃やしてちょうだい」
「なんで?」
「それは恥ずかしいです。
絶対にお願いね。
写真を持って来てちょうだい。」
手にした家族写真を胸にあてる
「これでいい」
「やだ!やだ!やだ!!死んじゃやだ!」
「寅子。」
「お願いいなくならないで!
ずっと側にいてよ。
お母さんいなかったら私」
「何を子供みたいなこと」
「地獄だ、やめろって言っても好き勝手にとびまわっていたのあなたが、今それ言いますか
寅子、花江さん
母さんはね何にも悔いはないの
いろんなことがあった人生だったけど
悔いは何一つない。
この家のことは二人になら任せられる
先のことはよろしくね。」
「やだぁ~~~~~~」
「寅子”はい”といいなさい。
”はい”と」
はるにしがみつく寅子
「もうこの子。
大丈夫よ」

その日の夜更け、はるは息を引き取りました。

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ちょっと泣いちゃったんだけど・・・。
でも最後の言葉。
直明がはるのそばにいないことに違和感。
直明だって子供じゃん。
孫たちは寝ちゃうのは仕方ないが・・・。
直明はいつもなんか可哀想(苦笑)

道男説得のシーンは、ほぼほぼ声だけの寅子。
はるさんの側では子供のように泣きじゃくる寅子。
やっぱり泣いちゃうわねぇ。
伊藤沙莉ちゃん、すごいねぇ。
ただ石田ゆり子さんは・・・声が可愛すぎて、死にそうじゃないんだよ(苦笑)
いや、声だけじゃないなぁ。
石田ゆり子さんってすっごく清楚に見えるんだけど、すっごい生命力を感じる人なんだよねぇ。
ワタシはそういうイメージで。
だからなんていうか・・・死にそうに見えないw
これはSNSの弊害ってやつなんですかねぇ。
きれいなゆり子ばかり見ちゃうからさぁ

それでも猪爪家の圧倒的な当主・はるさんを失うことは痛手。
この家、誰が守っていくのだ。
花江ちゃん?

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そして道男。
道男最後まで「ばあちゃん」って呼んでいて可愛いんだよ。
道男には両親だけでなく、祖父母がいたらねぇ。
こんなことにはなっていなかったかも。
なんでDVの父親を探しに行ったんだろ、母ちゃん。
共依存なのか?
でも・・・可愛い息子がいるんだから、息子の手を離してはダメじゃん。
寅子のことはなんて呼んでいるんだろ・・・。
道男は轟法律事務所で働くのも良いかもしれないが・・・。
家族が欲しいんだろうから。
何か手に職をつけられるといいんだけど、「スリ」ではなくて。
もう17歳なら働かなきゃダメよね。
そして・・・タカシはどうなるの?
タカシもなんとかしてあげて(苦笑)

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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
佐田優三(仲野太賀)
猪爪はる(石田ゆり子)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(山田忠輝)
猪爪直治(二ノ宮陸登)
佐田優未(斎藤羽結)
山田よね(土居志央梨)
小橋浩之(名村辰)
稲垣雄二(松川尚瑠輝)
崔香淑(ハ・ヨンス)
轟太一(戸塚純貴)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)
星航一(岡田将生)
汐見圭(平埜生成)
久藤頼安(沢村一樹)
多岐川幸四郎(滝藤賢一)
星朋彦(平田満)

語り – 尾野真千子

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