第9週「男は度胸、女は愛嬌?」
ドラマガイド
あらすじはコチラ→☆
昭和20年。直言とはるは登戸に残る。
寅子と花江と子供達は疎開していた。
そこへ直言がやってきた。
直道が戦死した。
少し前に直道から手紙が届き、炊事当番をしている。
花江とはるの大変さがわかると書いてあった。
泣き崩れる花江、子供達が花江に
「お父さんはお国のために頑張ったんだよね」
と話す。
この日から1ヶ月も経たずに終戦。
寅子と花江たちは子供を連れ東京に帰ってきた。
寅子は通りがかったカフェー「燈台」の前に立つ。
「そこの人なら空襲で亡くなったそうですよ」
と声をかけられた。
自宅でははるが出迎える。
直言はたき火の前にいた。
女工さんたちにはいとまを出した。
敗戦したら注文が途絶えたという。
そんな直言は調子が悪そうだ。
寅子は優三の写真を見ていた。
花江も直道の写真を見ていた。
優未を愛子外に出ると直言もいた。
直言とはるの部屋には二人の孫がいた
「ごめんなさいね、いっしょに寝たいなんて言って」
直人と直治は
「おばあちゃんといっしょに寝られて嬉しいよ」
と言う。
「おばあちゃんはちゃんとわかってますよ。
二人が今までお母さんを懸命にに支えてきたこと
つらいことがあっても耐えたこと。
よく頑張りましたね。
でもね。
もう良いのよ。
その役割はこれからおばあちゃんとおじいちゃんが引き受けますからね。
泣き虫弱虫で弱音を吐いて。」
堰を切ったように泣き出す二人。
二人を抱きしめるはる
「疎開先のヤツらがいじめてくるんだ。
でもお母さんには言えないし、ぼくわかっているんだ。
トラちゃんに言うと面倒なことになるって」
聞いていた寅子は驚いて直言を目を合わす
「どういうこと？」
「お前も父さんに似てきたということだ。
それでもとにかく生きて行くしかない。
闇市で着物を売る寅子
ある日、弟の直明（三山凌輝)が帰ってきた。
歓迎される直明。
卒業を繰り上げて帰ったきた直明は
「直道兄ちゃんのこと残念です」
と言う。
花江は
「無事で本当に良かった」
と声をかける。
「明日にでも帝大の願書を取りに行きましょう」
と寅子が言うと
「大学には行かない
家族のために働くよ
いんなを支えたいんだ」
「でも直明は帝大に行くために岡山に行ったんでしょ？」
「この一年間ほとんど勉強なんてしてないよ
勤労動員や空襲で」
「今の俺にはお前を大学に行かせてやる自信が無い。」
直言とはるは直道の申し出を甘受したいと頭を下げる
「俺がそうしたいんだよ
子供達が少しでもひもじい思いをしないように頑張るよ」
直明の大人びた言葉が嬉しくも納得のいかない寅子
直道の子供、直人が「俺にはわかる」を引き継いでいたことに、クスッと笑えたｗ
トラちゃんにいじめられたって言ったら･･･戦争中でも面倒なことになるって思ったのね。
ワタシにもわかる～。
んで、大きくなった直明。
大きくなりすぎた。
とても10代には見えない。
これから長いから仕方ないけど、ちょっと大きくなりすぎて、「働くよ」って言われても、働きなさいって思うほど･･･お･･･お･･･オッサンだった（爆）
いやでも。
寅子が納得いかないのはわかる。
しかし弟の申し出に直言とはるが感謝する気持ちもわかる。
直言はどうみても･･･病気ではないか。
工場も閉鎖だし、優三さんも帰ってこない。
寅子だって就職しているわけではない。
納得いかないかもしれないけど、大学や勉強どころではない。
このままでは共倒れになってしまう。
ただなぁ。
寅子は女子部に行かせてもらった。
それがどんなに恵まれていたことか。
そんなことは寅子が一番よくわかっていると思うけど。
でもなんとか弟を大学に行かせたいそんな寅子の気持ちもよくわかる。
一日で終戦まで描いた･･･ってか、終わらしてくれたのは嬉しいです。
もちろん、戦後だって厳しいのですが。
ブギウギの感想はコチラ→☆
主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか！」
読んでいただいてありがとうございます。
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キャスト
佐田寅子（伊藤沙莉）
佐田優三（仲野太賀)
猪爪はる（石田ゆり子)
猪爪直言（岡部たかし)
猪爪直道（上川周作)
猪爪直明（三山凌輝)
米谷花江（森田望智)
山田よね（土居志央梨)
轟太一（戸塚純貴)
花岡悟（岩田剛典)
桂場等一郎（松山ケンイチ)
穂高重親（小林薫)
雲野六郎（塚地武雅)
語り – 尾野真千子
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山田よね（土居志央梨)
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雲野六郎（塚地武雅)
語り – 尾野真千子
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