「神様のカルテ」 第一夜 ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～主人公の話し方のクセがスゴい

夏川草介「神様のカルテ」「神様のカルテ２」「神様のカルテ３」「新章　神様のカルテ」

櫻井翔主演

あらすじはコチラ→☆

一止（福士蒼汰）が担当する田川良治（小倉一郎）が急変して死亡。
新人ナースに「先生みたいに死ぬのになれていない」と言われたものの一止だって悲しい。
妻・ハル（清野菜名）はそんな一止の癒やし。
みんなの癒やしの安曇さん（風吹ジュン）は末期癌で大学病院から戻ってきた。
大学病院の対応に怒りがこみ上げる一止。
御嶽荘では「学士殿（岡山天音）」が自殺未遂で搬送された。
学士殿は、大学院生と身分を偽って放蕩していた。
・・・そんなことはお見通しだった一止。
学士を励ました一止ら。
学士は実家へと帰った。

癒やしの安曇さんの過去の話、旦那さんのことを聞いた一止。
最後の願いは屋上で山を見ること。
今までは不幸だと思ってきたが、最後の最後にこの景色を見られたことは幸せだと涙ながらに語る安曇さん。
一止は、ポケットから文明堂のカステラを出す。
「生きているうちにこんなに幸せになったら、むこうで夫に合わせる顔がありません。
みなさんになんとお礼を言って良いのか…！」
ナースたちはお礼をいいたいのは自分たちの方だとpかたる。
2日後、安曇さんが急変した。
安曇さんは一止に手紙を残していた。
感謝の手紙だった
”私は先生のおかげでこんなに楽しい時間を過ごせました。
夫が亡くなってから30年間で一番楽しい時間でした。”
と締めくくられていた。
号泣する一止。
治らない患者を診とるのは大学病院の仕事ではない。
しかしそんな患者にカステラを渡すことは嫌いではない。
大学病院から誘われていた一止だが、本庄病院に残ることを決意した。

原作は未見です。
だけど、多分、原作に忠実なんでしょう。
「神様のカルテ」というタイトルから神の手を持つ外科医なのかと思ったら、内科医だったし。
神様のようにすご～い医者ではなく、患者に寄り添う医者。
忙しく大変な勤務に疑問を持ちつつも患者に寄り添い続ける医者のお話。

しかし。。。この主人公の話し方は無理がある。
特に福士蒼汰くんにはかなりのハードルが高い。
主人公は”話し方が古風”というせっていだけど、そうじゃない。
なんか違う（苦笑）
特に語尾が変。
そういう設定なのはわかったが、板に付いていない感。
しゃべり慣れていない感。
実際喋り慣れていないんだろうけど・・・役者だもん。
普段から喋っているような雰囲気が必要よね。
セリフ部分は古風な話し方にしておいて、ナレーションはやめたほうが良かったんじゃないかな。
福士蒼汰君だし。
そして福士君、パーマはやめたほうがいんじゃないかな（苦笑）←ワタシ、フォーゼも種市先輩も田之倉くんも好きだったのよ！←昔過ぎる・・・。

脇は豪華でイッセーさんに北大路さんってスゴい人が固めている。
独居老人の風吹ジュンさんも良かった！！
風吹ジュンさんが72歳の役なのよ。
素敵だったのよ。
最期に屋上に上がり涙ながらに人生を語るシーンも、主人公に残した手紙も素敵で、

杉村蝉之介も大倉孝二も岡山天音も小倉一郎の死に様も・・
良かったんですよ。

だけど・・・主人公は・・・多分、ミスキャストだと思う。
重ね重ね・・・福士蒼汰くんは好きなんですよ？
福士蒼汰くんも清野菜名ちゃんもアクションドラマが一番良いんじゃないかなぁ～。

そしてこのドラマはコロナ禍だから制作したのか？
それともずいぶん前に撮影をしていたのか。
今の時期だからこそ医療ドラマは遠慮したほうが良いんじゃないかなぁって思う。

　
読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援して頂けると嬉しいです。

キャスト
栗原一止（福士蒼汰）
栗原榛名（清野菜名）
砂山次郎（上杉柊平）
外村勝子（新山千春）
水無陽子（伊原六花）
御影深雪（上原実矩）
自若/小山田英秋（村杉蝉之介）
男爵（大倉孝二）
安曇清子（風吹ジュン）
学士/橘仙介（岡山天音）
橘楓（宮澤エマ）
田川良治（小倉一郎）
グレーの紳士（平山祐介）
東西直美（大島優子）
古狐先生（イッセー尾形）
大狸先生（北大路欣也）