『スカーレット』 最終回 感想~炎は再び舞い上がる

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最終回(最終週)「炎は消えない」」

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喜美子は武志や仲間とびわ湖に出かける。
「これが日本一の湖や。よう見とけ。」
武志に超えをカケル。

武志は闘病しつつ作陶を続けた。
さくらともものピアノの発表会も見に行けた。
ある日、工房で作陶をしている二人。
「武志。ギュウーしたろうか。」
「ええに決まってるやん。」
一回はOKしたものの嫌がる武志。
無理矢理ハグする喜美子
「幸せや。幸せやで。」
「幸せか?」
「幸せや」
「幸せやなぁ・・・。」
「ありがとう。」
「ギュウー!」
「もう、苦しい」
「幸せやなぁ、武志!」

2年後の春。
武志は26才の誕生日を前にして旅立った。

工房に大崎医師がやってきた、
武志の作品を見せる
美しい武志の作品に感動する大崎医師。
”武志は作品を残しました。
武志の作品は生きています。”

大崎医師に釉薬を持たせ、お皿に模様を描いてもらう喜美子。
とその前に大崎医師が
「亡くなる3日前に握手をしたんです。
集中治療室で。
目ををすこし開けたときがあって
手が動いて。
大丈夫だよと握ってあげたら
握り返してきたんです。」

武志野手は思いのほか力強くて驚いた。
「こっちも両手で
武志くんのてをそっと握り返して握手をしたんです。」



季節がまた巡り、居間で喜美子が食事をしていると八郎がやってきた。
「長崎、何しに行くん?」
縁側で未完を食べながら話す二人。
卵殻を使った薄い磁器をつくる研究に行くという八郎。
「うち、武志に死なさへん言うてしもた、
ぜったい死なさへん
お母ちゃんが生かしたるいうた
エゴやな
うちの悪いとこや
なんとかしたかった
なんとかしてやりたい思ていた
そんなん無理やのにな。」

八郎は武志が生まれた日に常治とあかまつで飲んだ話をしたと言う。
「うれしゅうてなぁ
武志が生まれたんが嬉しゅうて
おしぼりつまみにして食べるとこまでいうた」

「武志なんて?」
「聞いて笑てた。
お母ちゃんにも言うといてい欲しい
”俺を生んでくれてありがとう。
ああやっぱりうわんでええ
気恥ずかしい!なしなし”
言うてしもた。」

「聞いてしもた。
ありがとう。」

「また会って、話しような。」
「次会うときは陶芸家十代田八郎か」
「すぐ挫折して帰って来るかも。」
「かっえってくんな!」

武志と真奈が歩いた道を喜美子が歩く
百合子は照子のように家庭菜園をはじめ、ママさんコーラスもするとか。
信作は早速八郎に会いに長崎へ。
喜美子は穴窯の準備をして、窯に薪をくべる。
炎に照らされた喜美子。



朝ドラの最終回でこんなに泣いたのは初めてやな。
ラストも今までに無い終わり方だったなぁ。
思い出しただけでも泣けてくる。
ってことでおかわり中です。

武志が亡くなるその時のシーンを見せられなかったのは救いです。
もしそんなシーンがあったら立ち直れない(苦笑)
骨髄バンクやその他の活動が描かれるなら、武志が亡くなるシーンはマストになるかもしれませんが、この物語はそれとは違う。
それに武志が亡くなるシーンがなかったことで、武志は幸せなまま度だったんだな。
大崎医師ともぎゅーっと握手して亡くなったんだなぁと想像。

大きな武志をぎゅーっとしたのが大きい武志との最後のシーン。
チビ武志との最後のシーンもをぎゅーっとして終わった。
チビ武志もおなら出るって言うてたね。
チビ武志のことも思い出して、ここから涙腺が崩壊でした。

喜美子の人生を凄く丁寧に描いていて、戸田恵梨香さんも丁寧に演じていた。
喜美子の人生が思うようにいかず、常に笑っていられる人生ではなかった。
それでも何もかもがうまく行く、ただただ楽しいだけの日常を描くのではなく、脇の人物が全て主人公のためにいるのではなく。。。
喜美子は離婚し、一人息子にも先立たれたけれど、陶芸は残った。
飾らず、説明しすぎず、余韻と余白を残してくれた最終回。
そしていつもと変わらない日常を大事だと思うこと。
喜美子の人生もまだ続く。
炎は再び舞い上がる。
すごく素敵で幸せな半年間でした。
スタッフの皆さん、出演者の皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。




ここからは蛇足です。

最終回、コメント欄をあけようかと思ったのですが、やっぱり閉じて置きます。
ワタシは書き込まれたコメントはアップしたいと思っています。
しかし・・・今までにも朝ドラに関しては、NHKへの苦情や昔の朝ドラは良かっただの、ワタシに言うて何になる?ってコメントをする方が現れることが多くありました。
それでもその方々のコメントを承認せずにいたら、書き込まずに去っていってくれたのです。
でも今回は・・・。
HNをコロコロかえ、自分のTwitterで言うとけば?ってことを書き込まれる。
今までのコメントも消したのに察してくれない方もいいるわけです。
あの人やあの方の「スカーレット」へのコメントを知りたいという思いもありますが、寺田恵美子さん(最初のHN)のためにコメント欄を締めるのは辛いですが・・・。
仕方ありません。
ホントにあなたのコメントを見るのは苦痛です。

せっかくの最終回。
こんなことを書くのは嫌でしたが、コメント欄を閉じた理由は書いて置きます。
「エール」も見るつもりですが、コメント欄はしばらく閉じます。

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Superfly 「フレア」

キャスト
川原喜美子・・・戸田恵梨香
川原武志・・・・伊藤健太郎
川原八郎・・・・松下洸平
川原常治・・・・北村一輝
川原マツ・・・・富田靖子
鮫島直子・・・・桜庭ななみ
大野百合子・・・福田麻由子
草間宗一郎・・・佐藤隆太
熊谷照子・・・・大島優子
大野信作・・・・林遣都
熊谷敏春・・・・本田大輔
掛井武蔵丸・・・尾上寛之
石井真奈・・・・松田るか
大野忠信・・・・マギー
大野陽子・・・・財前直見
大崎茂義・・・・稲垣吾郎
語り・・・・・・中條誠子アナウンサー