虎に翼 第67話 ネタバレ 感想~出がらし・星長官退場。

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第14週「女房百日 馬二十日?」


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休日返上で航一と改稿作業をする寅子
お互い書いたものを読みあう。
「何か問題が?」
「いいですね。ここ。」
やっと長官が差し入れを持ってやってきた。
「佐田君、なかなかこれずにすまなかったね」
寅子は名誉なことだと微笑む。
「とんでもない大変名誉で光栄なことだと思います
「佐田さんは父さんのことを褒めちぎっていたよ」
「私なんて偉そうにいうだけの口だけジジイだよ」
「ご謙遜を」
長官になる前、裁判官の職を離れていたのは弁護士をしていたのも金をとっただけだと笑う
「それは母さんが病気で・・・」
妻が死んでからも弁護士を続けた・・・。
結局、信念より金を取ったわけで
「ゆりさんを待たせているんでしょ?」
「ゆりは今の女房でね」
長官の後妻は航一の子供たちの面倒をよくみてくれるらしい
「佐田君の知り合いに、この子にあいそうなご婦人はいないかね?
航一の妻も戦時中に病気で亡くなってしまってね。
そんなところまで親に似なくてもいいのにね」
「ゆりさんを待たせているんでしょう」
原稿を渡す航一。
長官は部屋を出て行く
「父のいうこと、真に受けないでください」
「ええ。わかっています」
二人が書いた原稿は長官がチェック。
寅子に返された原稿に赤文字で大変よろしいと書かれており、にんまりとする。
仕事抜きで法律と向き合うこの時間が楽しくて楽しくてたまらなかった
自宅でも原稿に夢中の寅子を遠くからそっとみる優未

家事部と少年部の親睦を深めようと寅子が昼食会を企画したが、誰一人来なかった。
「現実ってなんですか?
理想は掲げなきゃただのゴミくずですよ!」
荒ぶる寅子

竹もと
寅子と航一が座る。
「すみません。序文は自分で書きたいと言い出して・・・」
「ちょうどいいです。今日でお手伝いも最後でしょ?
そう思うとなんだかとても寂しくて
航一さんも?」
「最後の確認を」
表紙の装丁を見せる航一
そこには寅子と航一の名前もあった
「なぜここに私の名前が?」
「佐田さんも書いたでしょ?」
「私なんてお手伝いをしただけで・・・」
「お手伝いをとおに超えてます
佐田さん?」
「ごめんなさい
夫が言ってたんです
いつか法律の本を出すのが夢だって
代わりに夢を叶えたってことにしちゃおうかしら」
「なるほど」
「でた。なるほど」
「すみません
そんなふうに喜んでもらえるなら、父さんもでがらし冥利につきます」
「でがらし?」
「穂高先生に最高裁判事をお願いした日でした・・・」
”私なんかに声をかけてくださるとは”
”もう自分は人生をがんばりつくした
時代も変わった。役目も果たした。
いわばでがらしだ。
でもね、先生。
出がらしにだからこそできる役目が
若い奴らに残せることがあるんじゃないか”
「ただの口説き文句かもしれない
でも今はこの本に父なりのでがらしの役目なわけで」
「出がらしにしては味も香りも上等すぎますね」
微笑み合う二人
「でも、その時の自分にしかできない役目みたいなものが確かにあるのかもしれないわ」

そこに長官がやってきた
できたてほやほやの序文を読み聞かす。
今次の戦争で日本は敗れ国の立て直し迫られた
民法が国民になじむまで相当の工夫や努力が必要になる。
人が作ったものです
古くもなるでしょう
間違いもあるでしょう
この民法が新しく正しいものに変わっていくことを望む
民法は世間一般に知らねばならない法律であり、法律家にのみ託しておかなければならないものではない
この本がその手助けになれば誠に望外の幸せだ。←概略
虎子、梅子・・・竹もとにいたお客たちが拍手をする。
本の出版前に星長官が亡くなる。
ずっと病と闘い続けたことは近しい人間しか知らなかった

桂場、穂高が星長官を忍ぶ。
寅子は補修者として書かれた「日常生活と民法」の改訂版を優三の写真の前に置く寅子

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さて、家のアクオステレビの字幕が表示できず・・・。
そしてATOKの辞書機能がなぜか効かず。
なかなかタイピングが進まずイライラの朝。
あとで直さねば(苦笑)

さて、昨日は岡田将生の登場に心を躍らせたワタシですが・・・。
平田満と小林薫のシーンの傍らで二人の会話を聞いている岡田将生にジェラシー(爆)
うれしそうじゃん。
演じながらも嬉しそうじゃん。
いいな。
役得だなぁ。

寅子は優三さんとの夢を果たせたね。
イライラした朝でしたが、在りし日の優三さんにほっこり。

そしてもう平田満さんが退場。
奥さんの看病で裁判官から弁護士に転身
弁護士のほうが稼げた・・・。
轟やつかっちゃんを見ていたので稼げる弁護士と稼げない弁護士がいるんだろうけど・・・。
で、岡田将生も男やもめなのか。
似た境遇の寅子と航一。
お互い好意を寄せ合っても・・・子供たちがいるのねぇ。
寅子には優未にもう少し寄り添ってほしいよね。
もちろん一家の食い扶持を寅子が稼いでいるのはわかる。
しかし・・・。
優未のことは・・・。
家事全般は花江に託しても良いけどさ。
この時代、裁判官として働くことと家事育児を両立することなんて無理。
今よりずっと働くご婦人は苦労した時期だと思う。
だからこそ、優未はお母さんと一緒にいるお友達を見ていたら寂しいんじゃないか。
何より、家には直人と直治がいる。
常に花江がそばにいる二人を見ていたら、さみしさ倍増じゃん。

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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
星航一(岡田将生)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(山田忠輝)
猪爪直治(二ノ宮陸登)
佐田優未(斎藤羽結)
山田よね(土居志央梨)
小橋浩之(名村辰)
稲垣雄二(松川尚瑠輝)
崔香淑(ハ・ヨンス)
轟太一(戸塚純貴)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)
汐見圭(平埜生成)
久藤頼安(沢村一樹)
多岐川幸四郎(滝藤賢一)
星朋彦(平田満)
大庭梅子(平岩紙)
語り – 尾野真千子

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