「絶対零度～未然犯罪潜入捜査～」最終話（第10話）ﾈﾀﾊﾞﾚ感想～上戸彩よ、どこへ行く。

『上戸&北大路!凄絶ラストで完結』

前作はコチラ

あらすじはコチラ→☆

証券会社社員の谷口正博（斉藤佑介）の事件。
谷口は、由紀子（桜井ユキ）を爆発物を使って殺そうとしていた。
谷口を射殺したのが、井沢の妻の元同僚だった刑事・赤川武志（須田邦裕）だった。
その後赤川武志はホテルの屋上から転落死し、その翌日、桜木泉（上戸彩）も失踪していた。
由紀子の父で証券会社のベトナム支店長も亡くなっていた。

当初、赤川、桜木もミハンメンバーだった。
ミハンの初めてのテストケース・谷口正博（斉藤佑介）はえん罪だった。
無実の人を殺してしまった赤川は事実を公表すると宣言。
監察官だった井沢（沢村一樹）の妻に相談していた。

この1年、桜木は谷口えん罪事件とそれに関わる殺人事件について調べていた。
しかし東堂はえん罪を隠蔽した。

追求する井沢。
すべてを認めた東堂。
拳銃を差出し
「あなたには私を殺す権利がある」
と言う。

しかし東堂の先に誰がいるのかと聞く井沢。
東堂は桜木を危険人物にすることにより、井沢らが桜木を調べるように仕向けた。
そうすることで桜木を守ろうとしていた。

宇佐美洋介（実行犯）に殺害を指示したのは警察庁次長・町田。
町田はえん罪を隠すために、井沢の妻子、赤川、相馬らを殺害するために宇佐美洋介を雇った。

「ゼロケースのことを明らかにする日がきた。」
東堂は町田に電話し、町田のもとに向かう。
その途中、ミハンが危険人物を察知。
松永という男が東堂を刺した。

井沢は町田のもとに向かう。
町田はすべて認め、命乞い。
井沢は町田を・・・・殺さなかった。
「声が聴こえた。
みんなの声が聴こえた。
殺せなかった。」

すべてが明らかになり、町田は殺人教唆で逮捕。
東堂は一命は取り留めたが留置所にいた。
面会に来た井沢は、ミハンの法制化は延期。
しかし、テストケースには続けていくことを伝えた。

東堂が自殺すると予感した井沢は、ミハンの行く末を見届ける義務がある。
だから・・・
「生きろ、生きてくれ。」

桜木は・・・・どこに行く？

桜木、めっちゃ満足そうにしていたけれど、どこに行くの？
偽造パスポートを使った罪の裁きは受けないのか。

ま、井沢さんも発砲したのに捕まっていないからね。
そこはドラマあるある。

「声がきこえた」

と言ったときの沢村一樹の迫真の演技にはゾクゾクしたよ。
ターミネーターか！ってくらい強かったのも(爆）
あの目力なんなのさ？
凄いねぇ。
絶対に射殺していないと思っていたのでベタな展開だったけど・・・。
CMまたぎにしなかったことは評価したい。

ミハンのゼロケース。
谷口さんえん罪事件を隠蔽するために、何人殺すねん。
本末転倒とはこのことだ。
ミハンを導入するのに必要だったにしても町田の真っ黒さを知っていて、ついて行く東堂・・・。
本末転倒とはこのことだ。

しかしコレ、絶対零度にする必要があったかどうかは疑問。
桜木・・・。いらなかったと思うなぁ。
北大路欣也さんなんて壮大な無駄遣いな気がする。

そして何より、黒幕が「町田」って言われても、はぁ～～～？な件。
素直に東堂でも良かったような気がするけど。
町田は組織的な誘拐犯らと繋がっていて私腹肥やしてたのなら、ミハンに危険人物としてあがってこないのかねぇ？
そういや、誘拐ビジネスの組織の黒幕は誰なの？
捕まらないの？
まさか、スピンオフ！？？
コレ、シリーズ化するんでしょうか？

「お腹すいた」ってセリフは、昨日松坂桃李が言っていた。←「この世界の片隅に」
まさか二日連続で聞くとは思わなかった。
最終回は引っ張りすぎて、肩すかしってのは、連ドラでありがち。
今回も、ちょっとそんな感じ？

しかし沢村一樹の役者魂を見られたので満足。
本田翼ちゃんはセリフ言うときのブレスの位置。
聞き取りづらさ、なにかにつけ目を細めてしまうのが難点ではなるけれど、アクションという新境地を開拓したな。
とってもかっこ良かったよ。

読んでいただいてありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援して頂けるとウレシイです(>ω<)

〈第10話ゲスト〉桜井ユキ　須田邦裕　フォンチー　奥野瑛太