『エール』 第111回 感想~なんか知らないけど会えないドラマ”君の名は”

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 第111回(第23週)「恋のメロディ」


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昭和27年4月。池田(北村有起哉)の作品「君の名は」の放送開始。
当初は3家族を主役にした社会派ドラマを目指していた。
常にギリギリに仕上がる池田の台本に裕一が曲をつけた。
しかし出演者達の相次ぐ病気降板で台本は変更を余儀なくされる。
「新しいものってさ無理難題から始まるじゃないですか。」
裕一はハモンドオルガンで効果音やBGMをつける。
しかしハプニング。
書き直した台本も子供のおたふくで台本通りできない。
真知子と春樹だけが体が丈夫だったことから、二人にスポットを当てる。
それだけで半年も持たないと反対するNHK食品
「会いにいくんだけど、なんかしらないけど会えない!
何度も何度もすれ違う!
会わない恋愛ドラマ!
活気的だろ!!」
真知子と春樹に絞った恋愛ドラマは大ヒット。
ラジオドラマの放映中に異例の映画化。

こちらもも大ヒット
ラジオの放送中は銭湯に女性客がいなくなるという逸話もあった。



「なんか良いのかな。
仕方なく始めたことがこんなことになって」
「池田さん、僕、昔は自分の理想の音楽を追い求めていました。
今は、音楽に身を委ねています」
「神様の仕業かな。
じゃ、俺たちはなんなんだ!」
と言いつつ池田は楽しそう。
”忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ”
というナレーションでただのすれ違いのメロドラマと言わせないようにしようと池田はアイデアを出す。
「池田さんの素晴らしい作品」と裕一が言うと
「俺の作品じゃないよ。
俺たちの作品だろ。」
これまた池田は楽しそう。

裕一が「君の名は」のために作った曲は500曲!!!



朝ドラおじさんこと日村勇紀が出てきましたよ。
効果音のおじさんで。
そこだけコントだったw
どう見ても昭和のしゃべり方じゃなかったな~。
まぁ、楽しかったから良いけど。
そう、楽しかったのは、やっぱり北村有起哉!!!
北村有起哉が出ているだけで楽しい!!
なんででしょうか。
本当に楽しい。
池田さんの仕事が、裕一の仕事がとても充実していることを感じた。
本当に素晴らしい。

その場で台本を書き換える菊田一夫さんもスゴいけど、古関さんもスゴい。
いや・・・自分の語彙力のなさに呆れるけどスゴいとしか言いようがないじゃん(爆)
生放送の直前まで台本を書く。
効果音や音楽もほぼ即興!
天才や・・・。そうずっと裕一は天才だ。
ハモンドオルガンが活気的な楽器だったとしてもそれを操れる人がいてこそよね。

「君の名は」はこれで終わるのかしら。
放送中のハプニングやらエピソードやら・・・もっと深く知りたいと思いました。
ラジオドラマについてはもっともっと肉付けがあると思ったんだけど・・・仕方が無いですね。



すれ違いだけで2年も持たせるってスゴいよなぁ。←またスゴいって言う!
後に鈴木京香さん主演で朝ドラにもなったけど、それはあまり好評ではなかった。
1年間放送は長かったんでしょうね。
しかしすれ違いだけのドラマって・・今では考えられないかもしれないけど、携帯電話の登場までは少女漫画でもよく使われていましたよ。
スマホが出てきても西野カナは会いたくて会いたくて震えていたわけだし。
結局、恋愛ドラマってそんなに変わらないのよね。
切なさはすれ違い(爆)

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主題歌:GReeeeN「星影のエール」

キャスト
古山裕一・・・窪田正孝
古山音・・・・二階堂ふみ
古山華・・・・古川琴音
古山まさ・・・菊池桃子
佐藤久志・・・山崎育三郎
村野鉄男・・・中村蒼
池田二郎・・・北村有起哉
梶取保・・・・野間口 徹
梶取恵・・・・仲 里依紗
関内光子・・・薬師丸ひろ子
関内吟・・・・松井玲奈
関内智彦・・・奥野瑛太
木枯正人・・・野田洋次郎(RADWIMPS)
杉山あかね・・加弥乃
藤丸・・・・・井上希美
春日部・・・・日村勇紀

語り・・・・・津田健次郎

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