『エール』 第55回 感想~主題歌カットで最終回気分

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 第55回(第11週)「家族のうた」


あらすじはコチラ→

浩二は養蚕農家の畠山を再び訪ねる
「オヤジや兄貴を見返したい。
いや・・・世の中を・・・」

音楽の才能がある兄貴と違って俺には何もなかった。
オヤジから店を任されたときには嬉しかった
でも結局店を閉めることになった。
役場入って喜多一のように潰れたような店、農家。
福島を出て行く人。
だから残された自分たちにできることを思ってりんご栽培計画を立てた。
「なかなかよく調べてある。
いっちょやってみっか。
まだ隠居するのも早いしよ。
これからの人生、なんか新しい事に挑戦すんのも悪くねぇ。
ただし補助金が出るならだ。」
喜ぶ浩二に、しけた面してねぇでさっさと上の者を連れてこいという畠山。



音にハーモニカを買ってきて貰った裕一は、三郎の異変に気づく。
医者を呼び薬で眠った三郎。
浩二も帰ってきた
「このまま逝ってもおかしくないって」
まさが言う。
「無理ばっかりして」
こんなことなら正直に病気のことを話せばよかったと後悔する浩二。
「父さん知ってたよ。
自分が長くないこと。
痛みに出るたんびにね
こうやって感でガマンしてたんだって。」
三郎の腕には歯形がついていた。
「バカだ父さん。」
だったら文句の一つくらい言えば良かった。
俺を騙すなって逝ってくれれば良かった。
「何かっこつけてんだよ。」



夜通し看病するまさ
朝、布団の横に裕一。
「父さん。
いつも僕の味方だったよね。
周りに何言われても
庇ってくれた
まだ全然恩返し出来ない
お願いだからさ・・・。」
「だから・・・何だ?」
「え?」
「化けもんじゃねえぞ。」
「父さん。父さん
父さん起きたよ!
父さん起きた。」
「お父さん三日も寝たままだったんだよ」
まさが言う。
「浩二と二人にしてくんないか。」



「浩二、おめえにはさんざん迷惑かけてわるがったな。」
「なんだよ。気持ち悪い。」
「店、継いでくれた時は腹の底から嬉しかった。」
「本当は兄ちゃんのほうがいがったろ」
「は・・。バカ言え。
あいづは音楽しか能が無いんだから。」
「俺、二人が音楽の話するのがずっと嫌だった
全然話題に入れないし。」
「音楽が合ったからあいつと話ができたんだ。
浩二とは何がなくとも言いたいこと言い合ってきたべ。
いいか、浩二。
俺が死んだら、喪主はおめえだ。
喜多一を継いだヤツがこの家の主だ
家長だ。
この家も土地も全部おめえが引き継げ。」

昨日放送のエンディングの続き
境内にて回想
”喜多一の土地と家、全部浩二譲らせてくれ。
おめえは古山家の長男だ。
けど俺は喜多一に継いでくれた浩二に譲りたい。”
”もちろんだよ父さん
お父さんの好きにして”



「母さんのこと頼んだぞ。
聞いてるのか?」
「聞いているよ。」
うつむく浩二。
裕一にはきちんと話して了解を得ているという三郎に
「なんだよ
口約束ばっかし
だからだまされんだよ。」
「おめえはだまさねぇ」
「わかんねえぞ
長生きしねえと
何すっかわかんねえぞ。」
「ふふふふふ。」
「笑いごとじゃねぇ
俺のことちゃんとみはってろよ
もっと
もっと長生きしてくれ
生きてくれ。
「おめえ、良い奴だな」
障子越しに縁側に座っている裕一
「おめえらのおかげで
良い人生だった。
ありがとな。」
縁側でハーモニカかをふく裕一
その夜、三郎は安からに息をひきとった。

裕一と音は東京に帰る。
「兄ちゃん、俺、りんごやんだ
うまいのできたら送るよ。」
「ありがとう。浩二元気でな
母さんもね。」
喜多一を出た裕一は叔父・茂兵衛のところへやってきた。



「あ・・・
おじさん
お花ありがとうございました・・。」
「どうせあの世で会える。」
「父の生前はご心配やご迷惑・・・
僕がホントに身勝手で
ごめんなさい。」
轆轤を回す茂兵衛は
「良いだろ、曲線。
ホントはずっとコレがやりたかったのよ。」
没頭できることがあるのは楽しいと茂兵衛
「好きなことだけでメシ食えるのは一握りだ
せいぜい気張ってかみさんと子供に迷惑かけんじゃないぞ。
これ夫婦茶碗だもってけ。」
受け取った夫婦茶碗はどっちが夫でどっちが妻のものなのかわからない代物あったw



昨日の感想では茂兵衛はもう出てこないのではないかと思っていたのですが、最後の3分で片付けた!
オープニングテーマがないと思ったら、茂兵衛を片付けた(爆)
そうよね、片付けておかないとね。
しかしテーマ曲がないとは思わなかったよ、最終回かよw
茂兵衛の妻や茂兵衛の母(裕一の祖母)がどうなったのかもちと知りたいけど、なんとかぶち込んだw

主人公は恵まれている。
本当は虫嫌いの養蚕家
本当は陶芸がやりたかった茂兵衛
本当に喜多一を継ぎたかった浩二
だから・・・弟が拗らしちゃうのもわかるけどね。
好きな事をして稼げる人はほんの一握り。
裕一は手に入れた。
それは運だけではなく確かな才能があってこそ。
そういう人をうらやんでも仕方ないんだよね。
だって、才能があるんだもん。
好きな事をするのを努力だと思わない才能もあるんだもん。

三郎はまだ40代くらいなんだろうか。
早かったね。
最後までカッコ悪くて格好良かったよ。
喪主の件、家と土地。
三郎はきちんと浩二を認めていた。
こんな両親なら兄弟仲が上手くいかないってことはなさそうなのに。
兄弟ってややこしいもんだね。

これで兄弟仲も回復したのかな?
いきなり仲良し兄弟とはいかないと思うけどさ。
親の死が兄弟仲を取り持つことってあるんでしょう。

来週のあらすじを見ていると・・・スピンオフ。
これは計画的だったのか苦肉の策なのか。
本来はもっと後に持ってくるはずだったけれど、とりあえずここにぶち込んだのか。
よくわからないですが。
中休みです。

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主題歌:GReeeeN「星影のエール」

キャスト
古山裕一・・・窪田正孝
古山音・・・・二階堂ふみ
佐藤久志・・・山崎育三郎
村野鉄男・・・中村蒼
古山三郎・・・唐沢寿明
古山まさ・・・菊池桃子
古山浩二・・・佐久本宝
権藤茂兵衛・・風間杜夫
関内光子・・・薬師丸ひろ子
関内吟・・・・松井玲奈
関内梅・・・・森七菜
杉山あかね・・加弥乃
梶取保・・・・野間口 徹
梶取恵・・・・仲 里依紗
廿日市誉・・・古田新太
木枯正人・・・野田洋次郎(RADWIMPS)
小山田耕三・・志村けん
語り・・・・・津田健次郎

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