『エール』 第53回 感想~可哀想なはずなのに可哀想に見えない弟・浩二

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第53回(第11週)「家族のうた」


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「よく帰ってこられたな。
一曲売れたくらいで大作曲家きどりかよ。」
和やかな宴会が続く中、浩二が帰ってきた!
もちろん宴会には参加せず部屋に向かう浩二。

宴会の後片付け。
音はまさに華を産んでから、親の気持ちがわかったと話しかける。
回想
”あなたも子供を持てばわかってくれる
成功を求めて傷つくより
身の丈に合った幸せを掴んで欲しいの”

「あの時は本当にスミマセンでした。」
「あなたは。。あなたは正しかったのよ。
何の掛け値なしにあの子信じてくれて。
どうもありがとう。
あの子が今、うまくやれているのは音さん
あなたのおかげよ。
これからも裕一のこと支えてやってね。」
「あの・・・気になっとったんですけど、お義父さんどこか悪いんじゃないんですか?」
「胃潰瘍なの・・・。」



その頃、藤堂先生も軍人の父と向き合う
藤堂父はお国の為に満州に行くという。
「今更着いてこいなんて言わないよね?」
お茶を持って入った昌子が二人の間に入り、裕一の凱旋パーティのことを話す。
すると父は、軍人になれば息子も凱旋パーティをして貰えるような人物になったのではないかと話す。
藤堂先生は軍人とは違うアプローチで自分なりに国のために働いていると話すが二人の距離は遠い。
すると昌子が”動いた!”と大きなお腹に藤堂父の手を持ってくる。
藤堂先生も昌子の腹を触る
「この子は強い子になりますよ
お国のために戦ってきたおじいさまの強い血を受け継いでますからね」
藤堂父は安産のお守りを昌子に渡すのだった。



翌朝、朝ご飯の支度をしていると裕一が封筒をまさに渡す。
裕一と音はもうしばらく福島にいようと話していたのだ。
滞在費として受け取って欲しいとまさに話しているところに浩二がやってきた。
「そんな金受け取るなよ!」
出勤する浩二を追いかける裕一。
滞在費だと説明するがただただ怒っている浩二。
玄関を出て、門を出てもしつこく浩二を追いかける裕一。
「頼むから教えてくれよ。」
「父さん、もう長くないんだ。
胃がんだって、もう手の施しようがない。」
「いや・・・うそでしょう
だってあんな元気そうなのに・・・。」
「父さんの前で・・・
父さんの前でそんな顔するなよ。
俺たちだって父さんの顔みながら必死に隠してきたんだ。
もしバレたらただじゃおかねぇからな。」



浩二は可哀想な子なのにすっごい腹が立つ顔してんな!
すっごい嫌な子に見える。
こう言っちゃなんだが、もう少し同情できるようなお芝居にしなかった意味はなんなんだろうか。
そういう演出なのか?
それともただ嫌~な感じに演じているだけなのか?
兄貴のことを憎むにしても、凱旋パーティであんなこと言うなんて。
番頭さんには愛想よくしていたけど・・・浩二からにじみ出る感じの悪さ。
サービス業は無理だったんだよな。

裕一もしつこい。
出勤前の弟を追っかけて肩を掴んで門の外まで行って・・・。
いつも機嫌が悪い弟の異変をくみ取ったのか?
三郎の胃がん。
余命はあと2日か?
三郎はもう気がついてんじゃね?
だけど・・・それすら裕一のせいにしそうじゃね?

藤堂先生の父が突然出てきたのはなぜか?
バカな振りして間を取り持つ昌子さん。
素敵ですわ。
バツ3でも軍人の父が結婚を許したのは昌子さんだったからかな。

これから戦争が始まるわけですし。
戦中、裕一は軍歌を作らされるだろうし。
藤堂先生も絡むのかもしれないなぁ。
「お国のため」
それもフラグなんすかね。



三郎が死んでもしばらく浩二とは仲直りできそうにないなぁ。
それとも今週中に仲直りする?
今の状態の浩二が裕一に心を開いたら・・・ちょっとホラーだ。

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主題歌:GReeeeN「星影のエール」

キャスト
古山裕一・・・窪田正孝
古山音・・・・二階堂ふみ
佐藤久志・・・山崎育三郎
村野鉄男・・・中村蒼
古山三郎・・・唐沢寿明
古山まさ・・・菊池桃子
古山浩二・・・佐久本宝
権藤茂兵衛・・風間杜夫
関内光子・・・薬師丸ひろ子
関内吟・・・・松井玲奈
関内梅・・・・森七菜
杉山あかね・・加弥乃
梶取保・・・・野間口 徹
梶取恵・・・・仲 里依紗
廿日市誉・・・古田新太
木枯正人・・・野田洋次郎(RADWIMPS)
小山田耕三・・志村けん
語り・・・・・津田健次郎

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