『エール』 第45回 感想~優しい嘘と音のヴィオレッタ

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 第45回(第9週)「東京恋物語」


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「福島行進曲」のレコード発売のお祝いパーティをバンブーで開くことになった。
音は希穂子に鉄男をお祝いしに来て欲しいとお願いする。
「最近ようやくわかった。
人は・・・あべこべ
鉄男さんのこと、祝って貰えませんか?」
「できないわ・・・。
彼とはもう二度と会わない約束だから。
前に彼の貨車の社長が訪ねてきた。」
鉄男の新聞社の社長は鉄男を婿養子欲しい。
「結婚する前に身辺を綺麗にして貰いたい。」
希穂子に金を渡し希穂子父の病気を治すために使いなさいと言う。
もし別れなければ鉄男は解雇。
邪魔したくない。
「それに私あのお金を受け取ったの。
その方がふんぎりがつくと思った。
だからもう後戻りはできないの。」
「それでも。。
わたしは希穂子さんに来て欲しいです。」
涙のあふれる目で希穂子を見つめる音



お祝いパーティに福島三羽カラスで談笑していると希穂子がやってきた。
「村野さん。。。先日は言葉が過ぎました。
ごめんなさい。
今後のご活躍、お祈りしています。」
「せっかくいらしたんです。
福島行進曲を聴きませんか?」
希穂子が帰るのを止めて久志が提案。
蓄音機から福島行進曲が流れる。
「この詩を書けたのは希穂子のおかげだ。
俺、やっぱし・・・希穂子じゃなきゃダメだ。
俺・・ずっと自分の生い立ち恨んでいた。
なんでおればっかり・・・人を
世の中、人を恨んでばかりいた。
こんなどうしようもねぇ俺に君は寄り添ってくれた。
俺の話を聞いてくれた。
君のおかげで世の中捨てたもんじゃねぇって思えたんだ。
君が時々嘘をつくことも知っている
でもそれは自分の為じゃねぇ。
人の為。
人の痛みに敏感で人の幸せばかりを願っている
優しい人だ。
でも、もう一人で頑張らなくていい。
希穂子・・・俺と一緒に生きてくれねぇか。」



音楽学校。
椿姫の最終選考が始まる。
音は万感の思いを込めて歌う。
回想・・・お祝いパーティ。
鉄男と向き合う希穂子
「私・・・結婚が決まったんです
彼は・・・頼りがいがあって
経済力があって・・・
わたしのことを大切にしてくれる。
父の医療費のことを任せなさいと言ってくれた。
だからもう・・・
ご心配いただかなくても大丈夫ですから
ありがとう・・。楽しかった。」
微笑む希穂子
「さようなら」
裕一たちに頭をさげ店を出て行く希穂子。

そして歌はクライマックス。
音の歌声を聞いた環は少し微笑みうなずく。
千鶴子は打ちひしがれた。

希穂子は東京を去る。
鉄男は新聞社を辞める。

椿姫のヴィオレッタ勝ち取った音!!!



メロドラマ。
月曜に予想した通り、ベタな展開になりました。
好きだからつく優しい嘘。
こういう話はベタではありますが、音が希穂子に泣きながらお祝いパーティに誘う様子は良かった。
こういうとこが上手いのね二階堂ふみちゃん。
アインシュタインの恋では・・・イマイチよくわからなかったんだけど(苦笑)
元気な役のほうが似合っているわ。

そしてそれでも嘘をつく希穂子さん。
エンディングには大きな荷物を持って微笑みながら・・・多分・・・東京を去る。
美しい。
やっぱり竹久夢二の美人画のようなはかなさと幸薄さがあるわねぇ。
和服の着こなしもバッチリ!みたいな。



最終選考は音の歌を聞かせる。
千鶴子さんを歌わせない演出も良かったです。
歌の最後の音の表情は鬼気迫るものがあったし、千鶴子が打ちひしがれ、音の表現力に完敗したのがわかりました。

鉄男は希穂子のいない東京に出てくるんだなぁ。
久志はどうなんだろう?
久志にもいろいろあるとスタジオパークで育三郎が言っていたので・・・いつ?

そして椿姫・・・。
波乱だよなぁ。

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主題歌:GReeeeN「星影のエール」

キャスト
古山裕一・・・窪田正孝
古山音・・・・二階堂ふみ
佐藤久志・・・山崎育三郎
村野鉄男・・・中村蒼
関内光子・・・薬師丸ひろ子
関内吟・・・・松井玲奈
関内梅・・・・森七菜
杉山あかね・・加弥乃
梶取保・・・・野間口 徹
梶取恵・・・・仲 里依紗
夏目千鶴子・・小南満佑子
音楽学校教師・高田聖子
廿日市誉・・・古田新太
木枯正人・・・野田洋次郎(RADWIMPS)
双浦環・・・・柴咲コウ
小山田耕三・・志村けん
語り・・・・・津田健次郎

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