全ての謎が明らかに!道上VS操る者!
早見和真『笑うマトリョーシカ』
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政権と敵対すると清家(櫻井翔)のブレーンになり、充実感を得ていた道上(水川あさみ)だが、ジャーナリストとなるためブレーンを降りた。
そして道上の書いた記事は羽生と諸橋を失脚させた。
とうとう清家と対峙しハヌッセンを突き止めた。
しかしハヌッセンはいないと断言。
清家の父・和田島がハヌッセンだろうと言う道上だが、父は同志だ。
父と自分は似ていた。
「いませんよ
僕は誰にも操られていません
僕は自分を理解出来ていない
本当の自分がわからないんです。
だからあなたに近づいたんです
あなたなら余談を持たずに生身の私で曇りのない目で見極めてくれると思ったら
BG株事件の証拠
そんなもの僕にはどうでも良いんです
あなたは僕のブレーンを降りた
ジャーナリストであろうとした。
やはりあなたを選んで良かった
でもそんなあなたですら僕を見誤った
僕にはハヌッセンがいて、僕は日々職務をしてる
そう決めつけた」
「ハヌッセンがいないなら
なぜ亜里沙さんや鈴木さんを切りつけたんですか」
「ヒットラーがハヌッセンを切った理由はわかりますか。
みくびるなですよ
おそらくね」
鈴木(玉山鉄二)にみくびられていると知ったのは大学生の頃。
初めての恋愛を必死に阻止使用とした人間が愛欲に溺れていると知った時です。
母の洗脳をといた亜里沙も武智和宏と不貞関係になり手をかけた
「だから彼らに取って最悪のタイミングで別れを与えたんです。
母とは議員バッジをつけさせたのを最後に顔を合わせなかった
40歳の時、副大臣になり政治家として先が見えた時、武智先生との件を伝え別れた。」
「鈴木さんの事故は
亜里沙さんに罪を着せるためにあなた自信の意志で?
事故が失敗したから」
鈴木は・・・BG株事件をもみ返した和田島の息子が清家だとは知らずにもっとも憎むべき男の息子に長年仕えていたんですよ
ヒットラーのしたことは許せないが、傾倒している清家を目の当たりにした道上
「あなたが追いかけた清家一郎の正体こそ
僕が演じたはっきりとした清家一郎の正体なんです。
これだけは言えます。
偽物がここまで出世することは絶対にありません。
総理になれば政権も盤石。
楽しみにしていて下さい
怖いですか?
お引き取り下さい」
「私には泣いているように見えます。
理解することはできません
”僕を見ていてください”そう言った時、助けを求めているように感じた。
あなたも怖いんじゃないですか?
自分のことが、わからないことが
私はあなたを知ろうとすることを諦めません。
それがあなたを救うことになると信じて
失礼します。」
道上は鈴木(玉山鉄二)に伝えた。
「みくびるな、か、
これでようやく終われる気がします。
道上さん。
本当にありがとうございました。」
「私、もう一度彼を見つめ直します。」
国民に伝え、考えてもらう」
5年後
清家は総理大臣になっていた。
憲法は改正。
緊急事態条項が制定。
独裁に傾くのではないかと報道される。
道上が清家一郎を書いた本は多くの人に読まれた。
人々は彼をわからず
わかろうとせず、彼を持ち上げた。
それでも私は私のできることをする。
今は無力でも
決して無駄ではないはず。
鈴木は区議会議員選に立候補する
清家はこれまでの人生を回想。
「こんな僕を理解しようと立ち向かってきてくれるのはあなたしかいないから。」
と道上のことを思う。
道上も清家を知ろうとする。
武智議員を殺したのは亜里沙
道上のお父さんを殺すよう指示したのは諸橋で、清家嘉和(養父)を殺すよう指示したのは和田島??
鈴木を殺すように指示したのは清家。
この時点で総理大臣になっちゃだめな人じゃん。
めっちゃ情緒が不安定。
ハヌッセンはいないけどヒトラーはいたぞ。
仕事をこなすだけ
なにか指針がほしい
明確な意思はなにもない
でも見くびられたくない
で、総理大臣になっちゃった。
主体性はなくても吸収して自分のものにする清家と父、和田島。
そしてなんだか怪しい母浩子。
するとこんな男ができるのか。
しかも自分の才能に気付き、操られているようで操ってくる人間を利用して、一番傷つくところで切った。
それはそれで良いけど、道上がいまいち謎。
情緒不安定の清家よりなぞ。
なんでもかんでも大げさに驚いていたけど、そんなに驚くことかね?
勝手にハヌッセンがいると決めつけて取材していただけなのに?
ただ何も望まず。
ちょっとプライドが高い空っぽな人だったけど一冊書き上げて・・・。
ん~。
なんていうか、ワタシ、この主人公が魅力的じゃなかったなぁって思うよ。
主人公の家族の件も中途半端だったし、その部分がなければもっと掘り下げられたような気もするし。
これはドラマ化にするより本のほうが面白そう。
もしくは・・・映画のほうが向いているかもな。
だって、結局、ハヌッセンはいないんだから。
ここまで引っ張らなくても。
そんな思いでみていたから、5割の確立で寝落ちしていたw
そして全レコで見直してばかりでした~。
今日もぐっすり寝てしまって録画を見たのでした・・・
そしてなぜこんなにACのCMが多いのか。
しかも変なタイミングでのCM
笑うマトリョーシカ 第1話 ネタバレ 感想~胡散臭い櫻井翔が際立つ
笑うマトリョーシカ 第2話 ネタバレ 感想~筑前煮で元カノが?
笑うマトリョーシカ 第3話 ネタバレ 感想~ハヌッセンはいないと考察
笑うマトリョーシカ 第4話 ネタバレ 感想~高岡早紀が櫻井翔の母!?
笑うマトリョーシカ 第5話 ネタバレ 感想~清家の周りにはやべー女しかいない
笑うマトリョーシカ 第8話 ネタバレ 感想~話が全く進まない。中国人がらみ
笑うマトリョーシカ 第9話 ネタバレ 感想~男が勝手に私(高岡早紀)に溺れていく
笑うマトリョーシカ 第10話 ネタバレ 感想~清家にハヌッセンはいるのか?
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キャスト
道上香苗(水川あさみ)
鈴木俊哉(玉山鉄二/学生時代:西山潤)
清家一郎(櫻井翔/学生時代:青木柚)
山中尊志(丸山智己)
青山直樹(曽田陵介)
道上香織(筒井真理子)
道上兼高(渡辺いっけい)
旗手健太郎(和田正人)
旗手勇気(森優理斗)
佐々木光一(渡辺大/学生時代:濱尾ノリタカ)
和田島芳孝(加藤雅也)
坂本一紀(中山麻聖)
真中亜里沙(田辺桃子)
清家浩子(高岡早紀)
鈴木由紀(真飛聖)
凜々(咲耶)
羽生雅文(大鷹明良)
諸橋育夫(矢島健一)
武智和宏(小木茂光)
藤田則永(国広富之)
一色清彦(東根作寿英)
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