嘘娘に怯える母の想い…心通わすホントの方法
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浦部フミ(若村 麻由美)に声をかけられた祝左右馬(鈴鹿央士)は、浦部鹿乃子(松本穂香)の母だと気付く
「随分、薄情な娘さんなんですね。
迎えにもこないなんて」
「それは違います。」
フミは元気な姿を一目見られたらそれだけで。
こうして様子を見に来たことも知られたくないと返す
「随分厄介な娘さんで」
「娘は良い子なんです。」
優しい子だから会えない
「祝はお金に汚くて、いつも怠けてます」
「あの子の手紙だと良い先生なのに。
ずっと住所がなかったが、やっと住所を書いてくれた
あの子が穏やかに過ごせる場所を見つけた」
「確か数ヶ月前に雇った助手が随分頑張ってくれているとか
彼女のおかげで事件が解決しているとか、していないとか。
貧乏探偵も助けられているんでしょう。
相当面倒なヤツですからね。
娘さん、あの探偵と上手くやれてる相当すごい。
「不思議だ・・・だってあの子は・・・」
「上手くやれてるなら良かったじゃないですか」
「どうして祝先生は鹿乃子と上手くやれるのかしら」
鹿乃子は利市(橋本淳)と嘉助(黒川想矢)という泥棒青年を追っている。
やっと観念した嘉助。
利市はお使いを頼まれ本屋に行き、嘉助を店の人だと勘違いして金を渡した。
嘉助は持ち去った。
野良猫が本を破ったのに自分のせいになると本屋まできたが金がない。
「なんであんなことしたんだ?」
「どうせ信じて貰えない
死んだ父ちゃんが物取りで捕まった」
あの店でも何かあると、自分のせいになる。
最初から嘘で騙すしかない。
「拗ねてるな。
いくらたんねーの。
全部は無理だけど」
「何言ってるんだ。
今の話だって嘘かもしれない」
「嘘じゃないです。」
鹿乃子が反応
「嘘でもそう言って貰うと嬉しいもんだな」
「俺もよく同じようなめにあう。
助けてくれたり許してくれたり信じてくれたり
そういう人がいたからだ
そういう人たちのことを思うと拗ねてらんない。」
「なんだよ、一人で拗ねてる俺がガキみたいじゃないか
今の旦那さん・・・良い人なんだ。
ちゃんと話したら信じて貰えるかな」
「それはわかんねえよ。
俺は旦那じゃねえし。
まあいいや。
信じて貰えなくても話して見る
何でかそんな気になった。」
左右馬とフミ
「本当に会わずに帰るんですか?」
「一目見られればそれでいいんで」
「あなたホントにお母さんですか
娘に会いたくない知られたくない。」
留守宅に上がりこむ詐欺師なんじゃないか
とても娘さんを大切にしてるとは思えない。
「怖いんです。」
「大切な娘さんなのに?」
「大切だから
私の言葉であの子を傷つける・・・」
「もしも娘さんに嘘がわかる力なんてあったら別ですけど・・・」
「自分の言葉に嘘が混ざったら、そう思って怖くなるでしょう?」
鹿乃子と利市
「利市さんの気持ちが嘉助くんに通じましたね」
「俺だけじゃねえよ。
あんたもあいつの話信じてやっただろう
あいつは信じて貰えなくて、人を信じられなくなっていた・・・」
夕方。
フミが左右馬の後を着いていく
「表情や仕草まで似ています。
鹿乃子くんのお母さんでしょ?
着きました。」
「へ?祝左右馬先生」
「どうして」
「僕は嘘を暴かれるより、ホントのことを信じて貰えないほうが辛いんです
だって嘘がわかるってことはホントがわかるってことでしょう?」
「ホントがわかる」
「そんな風に考えた子となかった」
傷つけないように取り繕って・・・
「ホントの気持ちを全部伝えれば良いじゃないですか」
「許してくれるでしょうか」
「さあ 僕は鹿乃子くんじゃないので
でも僕の知っている鹿乃子くんはちゃんと全部聞いてくれるる人ですよ。
もう会わないで帰るなんて言いませんよね。」
鹿乃子が事務所に帰ってきた。
母を見て驚く鹿乃子。
「会いたかった」
抱き合う二人
夜、くら田を出る
「ヨシ江さん鹿乃子のことこれからもどうぞ宜しくお願いします。」
気を遣った左右馬は親子水入らずにするべくくら田に戻る
「ね、鹿乃子ちゃん帰った?
今、ちょうど鹿乃子ちゃんいない。」
倉田タロ(渋谷そらじ)がクリスマス会の話を左右馬と端崎にする。
事務所 鹿乃子とフミ
「村を出て行った日。
いつでも帰ってきて良いって言ったでしょ?
ずっと気がかりだったの。
村に帰ってきても辛い思いをする
鹿乃子が辛い思いをするなら帰ってこなくても良いんじゃないかって。
あれが嘘に聞こえてたんじゃないかって。
手紙も書こうとしたんだけど、手紙だと・・・。」
「わかってるよ。」
「いても経ってもいられずに来たのに祝先生と会うまであなたと話す勇気がでなかった
ごめんなさいね
少しの嘘を恐れてたくさんのホントを伝えてなかった。
大好きよ。鹿乃子。
大好き。大好きよ鹿乃子。」
「お母さん
ごめんね。」
「ごめんね。」
「お母さん」
寝床で母と話をしている鹿乃子。
灯りを消す。
秘密のクリスマス会の件を聞いた左右馬は面倒なことになったと思う。
<端崎、常々誠実にありたいと言っているのに
鹿乃子くんに嘘をつくのか。馨。
僕はヤダな鹿乃子くんに嘘をつくなんて!>
<先生わかってない。>
タロ坊
<先生のご飯ないよ?>
ヨシ江がにらみつける。
翌日。
左右馬がいないが、母は汽車の時間があるので帰ることに。
見送りは寂しいから入らないと母
左右馬から鹿乃子と一緒にいられる理由をきいた。
「嘘がわかるというkとはホントがわかるということ
祝先生にとって鹿乃子の力は自分を信じて貰える力なのね。
一緒にて守って上げられなかったことは今も申し訳ないと思っているけれど、
鹿乃子が家を出て祝先生に出会えたことはホントに良かった。
鹿乃子、またね。」
「お母さん!
会いに来てくれてありがとう。」
フミが駆けより自分のショールを鹿乃子にかける。
「手紙を書くわね。」
「はい。」
くら田
ヨシ江が客を見送る。
昼の営業が終了
画用紙でクリスマスハットを作っている。
そこに鹿乃子が入ってくる
「先生知りませんか?」
「先生なら朝早よう仕事に行くって言うてはったよ
夜までには戻ってくるというてはったけどね」
嘘だとわかってしまう鹿乃子
店から出ると端崎とぶつかる。
端崎はクリスマスパーティーの飾りつけをたくさん落とす
「先生を知りませんか?」
「私の口から申し上げることは何も」
端崎がそそくさと帰って行く。
鹿乃子が事務所に帰る。
くら田には左右馬
「あしたの夜まで大丈夫かな
やっぱり内緒にするのは」
「ちょっとびっくりさせるだけやから!」
事務所
「おかみさんは嘘をつき
端崎さんは何かを隠している
先生に何があったの?
あの人たちは先生に傷つけることはしない
嘘の理由はわからなくても信じられる」
夜、左右馬が帰ってくる。
部屋に鹿乃子の姿はない。
「先生。」
「鹿乃子くん
くら田に行った?」
「女将さんが嘘を
端崎さんも何か隠していて」
「やっぱり気になるよね」
「でも気付かないふりをしています。
嘘を聞いてとっさにあれこれ考えちゃうのはまだ治らないんですけど・・・」
「嘘が聞こえない人だって勝手に嘘を疑ってしまって不安になったり
嘘だと思ったことが時に大外れでも
嘘がわかってもその分、外れを疑わずにいられるんだし。
釣り合っている」
左右馬はくら田に鹿乃子を連れて行く
臨時休業だったが中に入る。
クリスマス会の準備をしていた村人たちが慌てる。
「あ~そうだ。
鹿乃子くんにクリスマスパーティーのことを内緒にするんだった!」
バラしたことでみんなに責められる左右馬
<わざとみんなの前でバラしたんだ
私に嘘をつかないために
私に嘘をつかせないために>
「先生を責めないでください。
先生は私がいくら頑張っても返せなくてもたくさんのものをくれました」
「鹿乃坊がそういうんならよ!」
ヨシ江とタロが「明日クリスマスパーティーをするから来てね」と鹿乃子を誘う。
翌日の夜。
鹿乃子を誘いに来たタロ坊
目隠しを取るとデコレーションされたクリスマスツリー
通りの提灯も点灯。
みんながくら田に流れ込む
「先生!メリークリ・・・」
雪が降り出す
「メリークリスマス 鹿乃子くん」
「メリークリスマス 先生」
「鹿乃子ちゃん、先生早く早く」
タロがtreeに飾りをつけて店に戻る
「本当のことを信じてもらえないほうが面倒なんです」
先生の面倒くさがりが功を奏したというか。
嘘を見抜くの反対よねまさに。
鹿乃子は起こるし、笑うし、友達もいる。
それが信じられない母だけど・・・。
でも今、鹿乃子と笑って話せた。
それが一番の幸せ。
母の誤解も解けたしさ。
娘が嘘を見抜くなんて力があったら、そりゃ恐怖よ・・・。
にしもて若村麻由美様。
和服の着こなしが素晴らしい。
さすがね。
「鹿乃子、大好きよ」
のシーンは泣けたよ。
結局、先生は秘密のクリスマス会のことをバラしてしまったけどさ。
バラさなくても良いじゃんって思ったけどさ。
嘘をつかず、嘘をつかせず・・・だとしたら仕方ないか。
タロ坊が可愛いし、なんか演技が上達していたw
初回は本当に下手クソで可愛かったのに。
子役の伸びしろすごいなぁ。
これでもうお互いに行き来できるかな?
村に帰るのは無理かな。
お母さん、暮らし向きが良くなっているように思うんだけど・・・。
それは気のせいか?
来週は最終回。
ここ2年の月9では一番面白かったな。
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CAST
祝 左右馬(鈴鹿央士)
浦部 鹿乃子(松本穂香)
端崎 馨(味方良介)
藤島千代(片山友希)
倉田達造(大倉孝二)
倉田ヨシ江(磯山さやか)
六平(今野浩喜)
久我山小百合(村川絵梨)
藤島雪乃(櫻井淳子)
藤島幸弘(杉本哲太)
浦部フミ(若村 麻由美)
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