孤島の花
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1958年
ストライキで鉄平(神木隆之介)は全治3ヶ月の負傷
組合員の行員達は炭鉱長の辰雄(沢村一樹)への不満が蔓延していたが、鉄平には好意的。
「今は敵同士みたいになってますが、どうしてもそんなふうに思えなくて
だって端島は一島一家」
一島一家という事場に鉱員たちは盛り上がる。
朝子(杉咲花)の店の片付けを手伝う鉄平
「その腕じゃ腕章つけれんね?」
「できる。右腕につける。」
と言うも・・・
「やっぱりつけられん。
出勤前に寄っていい?」
了承する朝子は嬉しそう
リナ(池田エライザ)は店の先輩に客がリナのことを聞いてきた。
悪い男から逃げていると思って人違いだと行っておいた。
今日は帰るように言われて、進平(斎藤工)の家にやってきた。
「私呪われているの
最初の恋人は事故で死んだ
次の恋人は殺された」
博多の興行主でヤクザ。
彼は付き人で一緒に逃げるはずだった。
2人で幸せになるはずだった
それだけのつもりで
「愛した人が死んじゃう。
そういう呪い」
「なら俺も呪われとる
栄子は死んだ
死んだとよ あいつは」
「私たちもう誰も好きになっちゃいけないね
好きになったら相手が死んじゃう」
「そうね
やめたほうがよか」
「もう誰も愛さない」
「愛さない」
「独りで生きて行く」
「生きてゆく」
「端島なら生きていける気がする」
「一島一家だからな」
「一島一家」
朝
鉄平が腕章をつけに来る。
賢将はパンを買いに。
しかし炭鉱員からの賢将への風当たりや嫌がらせ続く
「俺は頭脳労働している」
と朝子に言う
出勤途中を嫌がらせに耐えかねた賢将と炭鉱員は殴り合いの喧嘩になってしまう。
炭鉱員は賢将から手を出したと言う。
信用出来ない百合子(土屋太鳳)は言い返すが「所詮職員の娘だ」と言われてしまう。
賢将は鉄平に「あいつらがバカだからだ!」と言い放つ。
2018年
いづみ(宮本信子)の家に、DNA鑑定の結果が届く。
玲央(神木隆之介)といづみに血縁関係はなかった。
落ち込む玲央
孫達はいづみと玲央が血縁関係になくても、好きな子の子供かもしれないと。
とにかく「荒木鉄平」を探そう
1958年
炭鉱長親子への風当たりが強い。
百合子が冊子を持ってやってくる
組合員たちの選挙が終われば賢将も・・・と鉄平が話す。
「いつまでも子供の頃のままではいられないわよ」
賢将が朝子にガラス細工のお土産を買わなくなったのもそういうこと。
違うから
「たとえ賢将が朝子のことを好きでも。」
「え?」
やっぱり気付いていなかったのかとうんざりする百合子
「朝子への意地悪じゃないわよ。
人気者の鉄平への意地悪」
<賢将は小さい頃、毎日のように鉄平のうちに来ていた。
賢将の家は何部屋もあって博堀としてるのに、なぜうちに来るのだろうと不思議だった。>
辰雄(沢村一樹)が帰宅する
島に来てすぐ母がこんな離島耐えられないと出て行って
再婚もせず、友達とおらずよく耐えられるねと訊ねる
「あいつらとはなれ合うな
お前は違う
違うってなんですか?
父さんは違うんでしょう。
きっとなんか高級な人間なんでしょう
だけど俺はそうじゃない。」
「何を甘えたこと言っているんだ
これは仕事だ。遊びじゃない」
「そういうことじゃない。」
「バカなこと言うな」
「俺はあんたみたいな人間にはなりたいくない。」
朝
「腕章は自分でつけたと?
朝、こんかったから病気したかと思った」
と朝子が鉄平に言う
「腕章、自分でつけられるかなと思ったら、つけられた1人で。
だから。」
「わかった。」
立ち去る朝子
「一島一家って気のせいだったのかな
あぶれたり、がまんしてたりする人に気付かずに一島一家って。」
鉄平は落ち込む
賢将が町を歩いていると、また嫌がらせの声がする。
それを見ていた一平(國村隼)が賢将に声をかける
「おい!賢将!
いつうちにカレー食べにくるんだよ!」
ざわつく鉱員
「こいつは俺の家族だ。
息子みたいなもんだ。
いつだって来ていいんだぞ。
待ってるぞ!」
子供の頃のように炭だらけの手で賢将の鼻をつまみ頬を汚す
賢将の目に涙
一平の後ろ姿にお辞儀する。
賢将の家に百合子がやってきた。
「組合の仕事やめたの
投票までは手伝った。
だからどうどうとここに来られる」
「百合子まで変に思われる」
「構わないわ。
賢将は私に付き合ってくれたでしょう
賢将は助けてくれた
俺と付き合おうよって。
朝子のことが好きだったくせに
今度は私が付き合ってあげる
暇だし。」
「端島を嫌いになりたくないんだ」
「大丈夫よ、きっと。」
投票が始まる。
ガラガラの朝子の店。
1人でご飯を食べに着た進平
炭鉱員の小鉄がいつものように電話をしている。
「あの子、お母さんが病気なんやて
いっつも電話の交換に博多のフロリダにつないで下さいいうとんよね」
ハッとする進平。
リナとすれ違う小鉄
「みっけた。
どうも博多では世話になりました。」
逃げるリナ。
選挙で盛り上がり、街中には人がいない。
追い詰められるリナ。
殴られる。
拳銃を小鉄に向けるが、すぐに蹴り飛ばされる。
「お金は使ってない」
「命令の一番は殺せたい!」
進平がやってきてもみ合う2人。
拳銃が進平をかすめる。
拳銃を取り上げた進平が小鉄を撃ち海に落ちる小鉄。
「死体はあがらん、
おれは知っとる。」
拳銃を海に投げ捨てる
「かすっただけ戦地に比べりゃ・・・」
「進平さん
死んじゃうかと思った。」
キスするふたり。
「ごめんね。ごめん。」
朝
鉄平は賢将を見つける
「昨日、投票が終わった
少しは良くなる。
良くする。
俺・・・朝子のことが好きなんだ。
賢将のことも好きだ
端島でみんながどうしたら幸せに・・・
幸せになれるだろう。」
「わがままだなお前は!
俺は幸せものなのかもしれない」
賢将は鉄平を捕まえる
進平が鉄平に
「小鉄っておったろう?
名字は知らんけど。」
「ああ」
「病気の母親が危篤で島を出た」
「わかった。」
2018年
閉山の時の記念写真を見つける玲央と孫たち
「いづみさんいるかな?」
「玲央はなんでおばあちゃんの事をいづみさんって呼ぶの?」
「え、だって名前」
「へ?出水は旧姓
おばあちゃんは出水朝子って言うの」
朝子だったか。
朝子だったのね。
じゃ、朝子と鉄平は結ばれないじゃん。
残念。
お似合いだったのに・・・。
旧姓は出水。
で、現姓は?
ここが問題。
キスだけで妊娠しそうな斎藤工とエライザの大人な恋愛。
2人の子どもが玲央って可能性もあるかも?
今日の國村隼さんも良かったな。
賢将は一平さんにも鉄平にも救われているところがあるから・・・。
朝子が好きなのに朝子が鉄平を好きなことを知って何も言い出さなかったんだろうな。
カレーライスが好きなんじゃなくて、鉄平の家で食べるカレーライスが好きなだけ。
それを知らない父・辰雄(沢村一樹)はわかっていない。
しかも賢将が辰雄になりたいなんて思ってもいない!
妻もその思いだったんでしょうな。
端島がエリートコースだったのかもしれないけど・・・
家族を顧みない昭和の男ってことなんでしょうか。
一島一家ってのはちょっと・・・キチーなって思うワタシですが。
でも昭和のこれから登るしかない生活水準。
勢いがある生活。
憧れるわ・・・。
で、進平は人殺しをしてしまったわけですが。
先妻の遺体があがらないからって小鉄の遺体も上がらないのでしょうか。
大丈夫かな?
小鉄が死んだとしても
他にもリナを追って、博多からヤクザが追いかけてくるんじゃないんでしょうか?
朝子がいづみさんじゃなかったとしたら。
リナか百合子が玲央のママ?
まったく違うってこともあるんでしょうけどね。
壮大な物語見せて貰ってるわ~。
現代ターンの分量もこれくらいが良いわwww
海に眠るダイヤモンド 第1話 ネタバレ 感想~いづみ(宮本信子)=リナ(エライザ)?
海に眠るダイヤモンド 第2話 ネタバレ 感想~興味津々の端島の生活
海に眠るダイヤモンド 第3話 ネタバレ 感想~北島マヤになり損なった朝子
海に眠るダイヤモンド 第4話 ネタバレ 感想~百合子が背負った被爆
海に眠るダイヤモンド 第6話 ネタバレ 感想~幸せな絶頂から・・・
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CAST
鉄平/玲央(神木隆之介・二役)
進平(斎藤工)
朝子(杉咲花)
リナ(池田エライザ)
賢将(清水尋也)
百合子(土屋太鳳)
いづみ(宮本信子)
ハル(中嶋朋子)
一平(國村隼)
寿美子(山本未來)
辰雄(沢村一樹)
和尚(さだまさし)
廣田(渡辺憲吉)
松原(大下ヒロト)
大森(片桐はいり)
竹男(番家玖太)
(阿部亮平)(羽谷勝太)(中村シユン)(池下重大)(生田俊平)(是近敦之)(鬼倉龍大)(藤野政貴)(清谷春瑠)(長谷川ティティ)(若林時英)
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