沈黙
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1958年7月。
急に朝子(杉咲花)ことが気になり、浮き足立つ鉄平(神木隆之介)。
リナ(池田エライザ)のもとを訪れた進平(斎藤工)は、部屋で大金と拳銃を見つける。
2018年
いづみ(宮本信子)から「一緒に会社を潰そう」と提案された玲央(神木)は、社長であるいづみの第二秘書として雇われることに。
突然の出来事に戸惑う社員たちを前にいづみは、玲央のことを「次期社長候補」だと紹介する。
そんな中、いづみの家族たちの間で、玲央は、いづみの隠し子でその息子が玲央なのではないか。
玲央は隠し孫ではないかと疑惑が持ち上がる。
玲央の両親の話を聞く秘書の澤田(酒向芳)
母は今、どこかで男と暮らしてる。
父は会ったことがない
日下は母の旧姓。
澤田も鉄平の話はしらないがノートがあると言う。
玲央はノートを読むがよくわからない。
「先祖なんていないし」
という玲央に先祖はいる。
これを読んでみて・・・。
1958年
かき氷を売っている朝子
「どうしたと元気なかね」
リナにかき氷を差し出す。
そこへ百合子(土屋太鳳)がやってきた
去年の夏もここでかき氷を笑って売っていた。
毎年毎年
「羨ましいわ単純で」
カチンときた朝子は
「氷が切れたから終わり」
と言って立ち去る
「あーあ食べてから言えば良かった」
「百合子、あんたどうしていつも
朝子ちゃんに無神経。意地悪なの?」
「あの子が楽しそうにしてると、腹が立つのよ」
「賢将(清水尋也)さんのせい?
賢将さんは朝子ちゃんが好き。でしょ?」
「私はね
世間の月並みないわゆる恋人同士という関係が味わってみたかった。
飽きたから捨てた。
私が気に入らないなら朝子と仲良くすれば?」
「そうします。」
リナは鉄平のところに行き
「なんでなの?」
と聞くが答えられない鉄平
<私と賢将は理由を知っている
けれどどうして良いかわからない。
百合子だってわからない
10年以上経ってもわからない
8月がくるたびに私たちは祈る>
盆休みに入る端島
一平(國村隼)が辰雄(沢村一樹)に声をかける
「おたくの息子(賢将)はうちのカレーが好きだ。
食べに来るように言ってよ」
「どうも・・・」
ぎこちない二人。
鉄平の父・一平ははよく言う
「あいつの子供は戦争で一人も死ななかった。」
とうとう百合子の母・寿美子(山本未來)が亡くなる。
うちうちで葬儀をしたいと話す百合子の父。
小耳に挟んだ賢将は葬儀に行く。
1945年8月9日長崎に原爆投下
その日、百合子の母と姉は長崎の教会に行くため百合子を探していた。
協会の掃除をしたくなくて、隠れていた百合子だが、朝子が「は~い」と声を上げ知らせる。
<もう!>
百合子は母と姉と長崎に行った。
鉄平が朝子を励ます
「もう慣れっこ。
私は食堂の娘で、向こうは職員の娘ではじめから違う」
「百合子は誰にでもそうじゃん。
俺とか賢将にだってすごい・・・幼なじみだからさ」
「百合子が島を出て行ってホッとしたとよ
島にいたら嫌でも顔を合わすけん
そんなふうに思う自分が嫌い」
<本当の理由は言えない。
言うべきじゃない。
私たちは口をつぐむ
百合子も口をつぐむ>
鉄平の家では毎年カレーを食べる。
13年前の今日、福岡の空襲で二人の姉は命を落とした。
14歳と16歳だった。
戦時中の端島の食糧事情が悪く、姉たちを福岡の親戚に預けた
上の兄は志願して陸軍へ
ビルマで戦死した。
20歳だった。
鉄平は25歳となった。
鉄平は父からの小言を進平(斎藤工)に愚痴る
「戦争から生きて帰った。
それだけで言うことがないんだよ」
進平は18歳で徴兵されて、生きて帰った。
どうやって帰ったのか。
何があったのか言わない。
「進兄、小さい頃おしゃべりだったよね。」
「そうか?」
これからは鉄平が親父の話相手になってやれと進平。
<日本は戦争に負けた。
人を殺して殺されて
たくさんの国に恨まれて>
寺
やるせない戦争、キリスト教への思いを和尚(さだまさし)に吐き出す百合子
「浦上は選ばれたっていうの」
原爆投下が浦上になったのは聖なる地
信徒が与えられた試練
「そんなの変よ
7万人が死んだのよ
キリスト教徒は7500人
ほかの人たちはオマケ?
神のご加護をそう言って出撃したって。
私見たわ
呻きながら歩く人達
あの中に私がいた
私もそうなるいつか」
「戦争は終わったよ」
「被爆した人には終わってない
神は何もしてくれない
どうして?」
「神も仏もね
何もしないとよ
何かするとしたらそれは人間
人を生かすのも殺すも人間」
「私は誰も殺してない!」
「私たち大人達のせい。
私たち大人が子供たちに禍根を残した」
影で聞いている一平(國村隼)は長男・吉平の出征の日を思い出す
百合子が立ち去り、一平と和尚がスイカを食べる
「なあ、和尚。
おれは喜んで息子を送り出した」
あれが間違いだと思わなかった
偉くなれば良い。
偉いヤツはみんな生きてる
だから鉄平を大学に行かせた。
「見守ってやったらどげんね。
せっかく元気でそばにおるけん」
「寺に行くのが見えた。」
待っていた賢将が百合子に声をかける。
「暇なのね。」
「お母さん。
最期に言ったわ。
神は見てくれている
無責任なこと言って。」
ペンダントを渡す。
「台風の日 あの中で、奇跡だよな。」
母の最期の回想
<百合子>
<ごめん。ごめん。悪い娘でごめん>
ペンダントを頬にあて号泣する百合子
精霊船に妻を乗せて欲しいと百合子の父が鉄平に頼む。
食堂ではリナが朝子を盆踊りに誘う
「私が歌うんだから見に来てよ
今年は聴いてほしいの」
賢将と百合子が入ってきた
「今日の夜は盆踊りだよな
朝子も来るよな。
盆踊り」
大きな声で賢将が言う。
鉄平も誘う
「ごちそうさま
おばさん。
今夜朝子を借りるわ
お店もないし良いですよね?」
「よかよ。」
「なんで勝手に返事をするの」
「来て欲しいの。お願い」
頭を下げる百合子
リナは進平に
「私の部屋で見たあれ
何も聞かなくて今日まで黙っていてくれてありがとう
端島音頭を歌ってみたかった。
私を助けてくれた歌だから
名前だって嘘だし」
「草笛リナ」
「絶対に死んでやるもんかって
なんとしてでも生きてやり直したかった
幸せな人生が欲しかった
さよなら」
百合子は自分の部屋に朝子を連れていく。
浴衣を並べ朝子に選んでやる百合子
「気味が悪い・・・」
「たくさんの意地悪を言ったわ。
これまで
ごめんなさい。
気味が悪いでしょうけど、心から謝りたいの
あなたに許されたい
あなたに許されなくても私は許すわ。」
「キリスト教のことはよくわからんよ。」
「私も・サボってて忘れちゃった。」
「ネックレスしとるの久しぶり。」
「なくしてたのが見つかったの。奇跡的に」
「神の奇跡?」
「奇跡は人が起こす」
<死んだ者立ちは帰らない
過去の過ちは消えない
私たちは祈る
今度こそ間違えないように
強くなれるように
願いを込めて祈る>
リナは旅支度をしていた
リナの部屋の窓の小石をあてる進平
進平、鉄平、賢将は海に飛び込み精霊船からお供えを取る。
子供の頃からの遊びだと笑う百合子と朝子
驚くリナ
「罰当たりとよ」
「そんな了見が狭いことお母さん達は言わないわ」
お供えものをリナ渡す進平
「端島の掟
お供え食べたら来年かえさないけん」
「来年?」
その頃・・・ヤクザっぽいヤツらがリナが端島にいることを知る。
やっぱりさ。
小さい頃からジブリやなんかで声優をしている神木隆之介の声は良いよなぁ。
今更だけど、ナレーションがとっても良い。
朝ドラ主演はしたので、今度はナレーションもお願いしたい。
オノマチもしたもんねw
百合子の朝子へのわだかまり。
複雑。
あれは決して朝子のせいではない。
それとも百合子が見つからなければ、母と姉は長崎に行くのを取りやめたんだろうか。
百合子を残して二人で行ったんだろうか。
朝子はそれを知らないのか、覚えていないのか。
子役ちゃんの年齢差は1つだけど・・・。
見た目は朝子は百合子より年下って感じはするしさ。
しかし百合子は被爆したのか。
10年経って白血病を発症した母もいて。
百合子は辛いなぁ。
これからも病気に怯えながら生きて行かなければいけない。
急に発症するかもしれない。
母の死で一区切り。
朝子へ謝罪。
・・・切ないね。
百合子の背負ってるものが想像より大きかった。
リナと同じく、賢将のことで・・・とか思ってた自分を殴ってやりたい!
さて、いづみさんは誰なのか。
2018年にいづみさんは何歳なのか?
年齢的に原爆投下の時に小学生くらいなら・・・。
いづみさんの年齢とはちょっと違うような。
宮本さんが若々しく社長業もやっているもんだから、そう感じるだけかな?
百合子かなって思ったけど。
百合子なら病を発症することなく長生きできて良かったねって思うけどさ・・・。
でも「いづみ」って名前なら、リナは偽名だから・・・リナってことも!?
ってか、リナ。
金と拳銃をヤクザさんから盗んで逃げてるんか?
ひー!
想像以上にヤバい女じゃないか。
鉄平は・・・百合子を好きになったり、リナを好きになったり、自分が初恋の人だってわかったら朝子を可愛いって思ったり。
玲央の父は鉄平だと思うのだけど・・・。
じゃ、母は?
DNA鑑定の結果も楽しみですが・・・。
ドラマも楽しみです。
映像も美しくてさ。
海に眠るダイヤモンド 第1話 ネタバレ 感想~いづみ(宮本信子)=リナ(エライザ)?
海に眠るダイヤモンド 第2話 ネタバレ 感想~興味津々の端島の生活
海に眠るダイヤモンド 第3話 ネタバレ 感想~北島マヤになり損なった朝子
海に眠るダイヤモンド 第5話 ネタバレ 感想~朝子=いづみ。玲央ママは誰?
海に眠るダイヤモンド 第6話 ネタバレ 感想~幸せな絶頂から・・・
海に眠るダイヤモンド 第7話 ネタバレ 感想~進兄絶望?鉄平とリナは・・・
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CAST
鉄平/玲央(神木隆之介・二役)
進平(斎藤工)
朝子(杉咲花)
リナ(池田エライザ)
賢将(清水尋也)
百合子(土屋太鳳)
いづみ(宮本信子)
ハル(中嶋朋子)
一平(國村隼)
寿美子(山本未來)
辰雄(沢村一樹)
和尚(さだまさし)
廣田(渡辺憲吉)
松原(大下ヒロト)
大森(片桐はいり)
竹男(番家玖太)
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