「妻、小学生になる。」 第9話 ネタバレ 感想~ママ、もう一度憑依する!

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「最終回前編〜運命が変わった夜」


村田椰融「妻、小学生になる。」

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友利(神木隆之介)は、春から高校生になるという出雲(當真あみ)に憑依のことを話す
出雲も腑に落ちたようた。
出雲を応援する友利

圭介(堤真一)麻衣(蒔田彩珠)も抜け殻。
貴恵(石田ゆり子)もなかなか成仏できない。
貴恵が憑依した万理華(毎田暖乃)に出会っていた守屋(森田望智)は、万理華に声をかけるが「知らない」と言われて困惑。
そんな中、麻衣と連絡が取れなくなった蓮司(杉野遥亮)が心配し、自宅を訪ねてきた。
貴恵の仏壇に手を合わせる蓮司。
麻衣が自分の部屋から降りてくる。
「ごめんなさい。
連絡しないで」
何でも話して欲しいと言う蓮司
「そんなに俺、頼りないかな?」
「今は一人でいたい。」
蓮司はそのまま帰って行った。
圭介が麻衣に今の良くなかったのでは?と伝えるが、麻衣は
「もうどうでも良い
10年前、あの時私、ママと一緒に消えちゃえば良かったんだよ。」
と言って、部屋に閉じこもる。
圭介は貴恵が言った言葉を思い出す。
”失ったものを見つめて死ぬまで過ごすの?
そんなふうに生きるには残りの人生は長すぎない?
今までだって これからだって父親でしょ?》
顔を上げなさいよ
信じてるから”

翌日から圭介はやる気に!朝ご飯も作って、出勤!
守屋に何かとキツく当たる守屋の同期・宇田をランチに誘う。
今まで結果を残してきたのに、守屋が上司になったのが面白くないのだ。
「でもそれで守屋さんに当たるのちょっとカッコ悪くない?
それに宇田君、仕事は早いし頭もきれるし、腐るのはまだ早いよ!」
宇田はランチのあと、守屋に謝罪した。




友利が寺カフェにやってきた。
友利にお別れを言いに来たと貴恵がやってきた
友利はやっとやる気になって、漫画を持ち込むと言う。
住職は貴恵に漫画が見えるように原稿を置いてやった。
しばらくして吉原(水川かたまり)もやってきた。
友利が心配になったと言う。
貴恵と吉原は一緒に漫画を読み、笑う。
吉原は「お先に」と成仏していった。
貴恵も友利にエールを送り、寺カフェを出た。

白石家では、万理華が絵を書いていた。
貴恵の絵だ。
自分と同じ顔をした子は確かに存在したことを認識している万理華
千嘉(吉田羊)は貴恵のことを話す
「とっても優しい人でね
いつも人の幸せを考え、笑った顔が太陽みたいで
みんながそばに遺体と思う人
10年前に亡くなったの
だから万理華の体の中に入っちゃったの」
「じゃあ、この人はどこに行っちゃったの?」
「ママにもわからないの
ママにもいっぱい親切にしてくれたのに、いっぱい優しくしてくれたのに
ママ何にもお返し出来なかった」
その様子を見ていた貴恵
”そんなことないよ
ありがとう千嘉さん”



帰宅した圭介は、麻衣が食事を取っていないことに気づく。
夕飯を作り、麻衣の部屋に呼びかけるも麻衣は
「よく食べれるね」
と言う。
10年前、自分の哀しみに浸ることを優先させ、ただ生きているだけの生活に麻衣を巻き込んだことを謝罪する。
麻衣は圭介に似て引っ込み思案。
でもママに似て冗談が好きで、麻衣の明るい笑顔を見るとみんなも笑顔になった。
そんな力が麻衣にちゃんとあったのに。
「ホントはもっと前に、ママがなくなった10年前に
麻衣と話さなきゃいけなかった。
麻衣と一緒に泣いて悲しいけどそれでも一緒に
ママがいなくても
2人で一緒に生きて行く道を探さなきゃいけなかった
麻衣、どうしてママは帰ってきてくれたんだろ
どうして小学生になってまで、もう一度会いにきてくれたんだろ
ママの気持ちを考えたら、自分が情けなくて腹が立つよ
最後までママにすがって、最後まで心配させて
だからもうあの頃のように落ち込むのは辞めようと思う
せっかくこんな奇跡が起きたのに
ママがしてくれた
ママが言ってくれたことを無駄にしたくない
だから麻衣、これからは、無くしたものじゃ無くママがくれたものを見つめて生きていかないか。
ゆっくりでいい
どれだけ時間がかかっても、お父さん、もう二度と、麻衣のこと投げ出さないから」
ドアが開き麻衣が出てきた
「おかず・・・なに?」
「焦げた唐揚げとしょっぱいオムライス」

美味しくない夕飯を食べながら、たくさん美味しい料理を作ってくれて、いろんなことをしてくれて…
貴恵の事を思い出しながら
「ママに何もしてあげられなかった」
悔やむ麻衣。



”傷つけただけだったわね
圭介、麻衣、ごめんね
さよなら”
万理華に憑依した公園で天を仰ぐ
成仏できない貴恵
そこに万理華がやってきた
「いいの?
ホントにさよならしても良いの?
あの時、万理華がひとりぼっちだった時、優しくしてくれたでしょ
私、消えちゃいたいって思ってた
でもママに、ヒマリちゃんにタケルくんに、いつもの通学路のワンチャンに会いたいって思った。
だからね、会いたいって思うのはわがままなんかじゃないよ」
「会いたい
もう一度だけで良いから会いたいよ
家族に会いたい。」



圭介の自己中っぷりにはほとほと呆れたよ。
10年もかかって娘に謝罪が出来て良かった。
しかし10年経って、元妻が小学生になってまで会いに来てくれてから、わかったっていう。
そこがなぁ。
麻衣の10年間はよくわからないけど、学校行事とか進路相談とか圭介、ちゃんとしてたんだろうか。
案外、千嘉みたいに行事なんて二の次で、ただただ悲しんでいただけなんだろうか。
「10年前、ママと一緒に消えれば良かった」
なんて娘に言われて、この10年。
自分がどんだけポンコツか思い知ったのか。
娘のアルバムも10年止まったまま。
まぁ、10年くらい前なら現像せずにデータだけ取ってあるだけかもしれんけどね(苦笑)
ただ・・・堤真一は上手だなぁ。

麻衣、グレずに大きくなって良かったね。
友達もできたみたいだし。
麻衣は被害者だよ。
だけど、麻衣。
仕事してんの?




最後の最後に、万理華ちゃんは生霊みたいになってたけど。
ドアも突き抜けて、公園にいる貴恵の姿も見えるみたい。
で、会いたいという貴恵の頼みを聞く。
今度はちゃんとさよならが言う。
そのために・・・。
それはわかるけど、3回死なれるのはきついんじゃ。
せっかく圭介と麻衣だけで立ち直りの兆しがあったのに、もう貴恵は戻らなくても良いと思うんだけどなぁ。
それとももう、貴恵が何回死んでも受け入れられるんだろうか。
先週の感想に書いた貴恵がいろんな人に憑依しながら生きて行くのは案外、ナイスアイディアだと思ったんだけど(爆)
そのたびに救われるし、自殺率が下がるかもしれない!

来週がホントに最終回でーーーっす。

あ、武田真治が出てきてたけど、まさか「凪のお暇」 最終回(第10話)ネタバレ 感想~もう一度凪の成長を見たい!続編を待つ!やるのかしら?
ただスタッフが一緒なだけ?
吉田羊さんとは面識があったよね。
千嘉がいない時間で良かったよねw


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キャスト
新島圭介(堤真一)
新島貴恵(石田ゆり子)
新島麻衣(蒔田彩珠)
守屋好美(森田望智)
白石万理華(毎田暖乃)
白石千嘉(吉田羊)
マスター(柳家喬太郎)
中村(飯塚悟志/東京03)
菊池詩織(水谷果穂)
弥子(小椋梨央)
愛川蓮司(杉野遥亮)
副島由之(馬場徹)
宇田慎一郎(田中俊介)
出雲凛音(當真あみ)
古賀友利(神木隆之介)

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