『トットちゃん!』第8週 第36回~第40回 感想~山崎樹範の渥美清が素晴らしすぎる!

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帯ドラマ劇場『トットちゃん!』第7週 第36回~第40回

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黒柳徹子

第36話
徹子が、NHKのテレビジョン専属俳優試験の最終面接に合格した月曜日。
6000人から選ばれた28人の中には、音楽学校の同級生・シャープさん(趣里)もいた。
これで専属俳優にナレたのではなく、ここから3カ月間、研修と同時に審査を受け、最終合格者を発表するという。

徹子は落ちこぼれ組。
徹子と同じく、国民学校の元教師の鐘坂さんも落ちこぼれ。
鐘坂さんは戦中、「お国のためにに。。。」と教え子たちに教えたことを後悔していた。
徹子は個性的な部分が認められたのは分からないでもないけれど、鐘坂さんはどんくさいし・・・・なんで選ばれたんだろう?

シャープさんは、落ちこぼれの徹子でも良いところはあると思って、お友達でいるのかと思っていたけれど、戦闘体制に入ったのね。
徹子が父・守綱のコネでNHKに合格したと思っているようで、それを吹聴しちゃう・・・。
女の友情なんてこんなもんかなぁって思っちゃうなぁ。

どうでも良いけれど、アジフライはソース派のワタシ
しょうゆをかけるくらいなら、そのまま食べるよw

++++++

録音した自分の声が自分の声に聞こえないと言う徹子の気持ちがわかる火曜日。

国民学校の教師だった鐘坂史郎(遠藤雄弥)は徹子の声を「独特の声で素晴らしい」となぐさめる。
戦中は、ひどい先生だったのかもしれないけれど、今は、トモエ学園の先生になれるくらいのいい人だなぁ。

徹子は、納得出来ないととことんこだわっちゃうんだろうな。
曖昧なまま先に進めない。
他人に合わせることが苦手。
だけれど、いつも時間に追われているようなテレビ業界では、納得行く説明をしてはくれない。
トモエ学園とは違うもの・・・。
結局言われたとおりにできなくて、役を外されてばかり・・・。

+++++

第38話

オトナの恋って一筋縄じゃいかないのねって思った水曜日。
徹子は最終合格者に残る。
有名俳優・金剛丸五郎(斉木しげる)の「蹴落とさないやつは蹴落とされる」という言葉に衝撃を受ける。
プロフェッショナルへの道は厳しく、徹子はフロアディレクターの久松(三宅健)らに怒られる日が続く。

シイナさんは押しが弱いけれど、エミーはグイグイ行くはずだ!なんて思っていたら、この二人の恋は進んでいない模様。
エミーがいつの間にかフワフワと不思議ちゃんの雰囲気になっていた(爆)

そして八木亜希子おばさんは、年下彼氏と同棲している。
プロポーズには答えられない。
このままの状態が良いと言う。
でも年下彼氏は結婚したいみたいだし・・・お別れしちゃうのかしら・・。

+++++

第39話
昭和29年春、晴れてNHKの専属俳優となった木曜日。
しかし、個性的すぎる演技は受け入れてもらえず、またしても番組を降板させられてしまう。
そんなとき、徹子は、劇作家・飯沢匡(高橋克典)が脚本を手掛ける大型ラジオドラマ『ヤン坊ニン坊トン坊』のオーディションがあることを知る。
ラジオドラマとはいえ、徹子は「トン坊」の役をゲット!!!

脚本家・飯沢先生の「あなたはそのままでいてください」って言葉には救われるよねぇ。
だって、ここまで徹子は否定されてばかりなんですもの。
テレビ関係者の中に湯江タケユキを見つけてしまって、殺されないか・・・殺すのではないかとちょっと心配になる(爆)
久しぶりに2時間ドラマ以外見たよ。

それにしても役を降ろされてばかりの徹子。
「自然に歩いて」
と言われても、その「自然」が一般的な「自然」とは違うんだもの。
徹子の「自然」は往来で歌い踊っている人がいたら、声をかけるのが自然。
スタッフの「自然」は「歩く」ということにかかっている。
自然に人が歩いている中で歌う笠置シヅ子が撮りたかったんだから。
そう説明すれば、徹子だってできたはず。





第40話
とにかく山崎樹範の渥美清に全部持っていかれた金曜日。

『ヤン坊ニン坊トン坊』のオーディションで、トン坊役を射止めた徹子(清野菜名)。

しかし配役紹介の際、徹子の名前が読み上げられることはなかった。
シイナさんがエミーにプロポーズ!!

エミーも受け入れる。

一年後、大人気番組になった際に『ヤン坊ニン坊トン坊』の配役が紹介された。
しかし「黒柳徹子」と読みにくく、NHKのアナウンサーが何度も徹子の名前を噛んでしまい、芸名にしようかと考える。
リリー白川。
キレイな名前だ!と徹子は思うが、先生に「ストリッパーみたいだからやめなさい」と言われ、思いとどまる。

シイナさん&エミーさんおめでとう!!
シイナさんのプロポーズ・・・断られたらどうしよう!と固唾を呑んで見入ってしまったよ。
ダニーが受け入れられなかった「今」のエミーをシイナさんは好きになったし、なんならエミーの歴史ごとシイナさんは好きなんだよねぇ。

で、今日は、森繁久彌に沢村貞子に渥美清に野際陽子。

これでもかっていうくらい怒涛のスタアが出てきたわねぇ。

沢村貞子さんだけは写真でしか知らなくて。
それでもちょっと浅野ゆう子は違うかなぁとは思う。
沢村貞子さんは演技派大女優で、浅野ゆう子は「美人」女優って感じだった。

野際陽子さんは・・・・娘だけあってやっぱり似ている。
今日の「徹子の部屋」のゲストが真瀬樹里さんだったのだが、若かりし日の野際さんの出演回がたくさん出てきて、徹子のボケに突っ込む野際さんがとてもおかしかった。
徹子も親友が亡くなって辛いわね。
で、その野際さんを50代まで演じると言っていたマナセさん。
ってことは、徹子も50代になるの??
清野菜名ちゃん・・・大丈夫?←余計なお世話。

やっぱりマッチの森繁先生はひどかった。
キャスティングは徹子の意向が働いているんだろうけど、マッチはもっと違う役のほうが良かったんじゃないか。
徹子の優しさなのかもしれないけれど、叩かれちゃうのはマッチだし(苦笑)

だってさ・・・・

渥美清のクオリティが高いんだから!!!

こんなクォリティの渥美清の横で、「森繁だ!」ってやってもさ。
たとえ友情出演だったにしてもよ・・・。
気の毒だ・・・・。

徹子はここぞと言うときに、理解してくれる恩師に出会える。
小林先生、大岡先生、飯沢先生。
徹子の「個性」を認めてくれてありがとう♪

そして大岡先生の里見浩太朗さんが、80代であることに驚く。
数年前にドラマスペシャルで高島礼子さんとのキスシーンを演じていたのが衝撃的だったので、もう少しお若いかと思っていたよ。
トットサイボーグならぬ、浩太朗サイボーグもあっていいかもw

来週からは、テレビ業界が楽しそう!
NHK版の「トットテレビ」と違ったエピソードがたくさんあると良いなぁ。

そしてなんとこのドラマの視聴率が7%を超えているんですよ、奥様w
コレって、昨今のゴールデンの視聴率より良いよねぇ。
やっぱり良いものを作ると見てもらえるんだよ。

トットちゃん!(第1週~第4週)の感想はコチラ→
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主題歌はコチラ

福山雅治「トモエ学園」

キャスト
黒柳家
黒柳 徹子 – 清野菜名(子役:豊嶋花)主人公。
黒柳 朝 – 松下奈緒
黒柳 守綱 – 山本耕史
井上 えつ – 八木亜希子
門山 三好 – 古村比呂
シイナさん(椎名 昭造) – 小澤征悦
伊藤 華子    – 高岡早紀
ダニー 市川   - 新納慎也
エミー 市川   – 凰稀かなめ
小林 宗作 – 竹中直人
三輪 康子 – 宮﨑香蓮
咲子 – 趣里
向田 邦子 – 山田真歩
渥美 清 – 山崎樹範
祐介 カールケルナー – 城田優
大岡 龍男 – 里見浩太朗
野際 陽子 – 真瀬樹里
沢村 貞子 – 浅野ゆう子

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