虎に翼 第127話 ネタバレ 感想~美佐江の手帳を見せた事が始まり?

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「あなたはまた音羽さんの調査を受けることになります。」
「調査なんて要りません。ぜーんぶわたしがやりました
先生はどうしてだと思います?
どうして人を殺しちゃいけないの?」
「今の質問のことおばあさまから聞いた?」
「もしかして母も同じ質問を?
そうなんだ・・・お母さんも同じことを・・・」
嬉しそうな笑顔をみせる美雪
「奪われた命は元に戻せない
死んだ相手とは言葉を交すこともふれ合うことも
何かを共有することも永久にできない」
生きる事に尊さ、人殺してはダメだということを本能的に理解している
理由がわかわからないからやって良いのではなく、わからないからやらない努力をすべきだと思う
「そんな乱暴な答えで母は納得しますかね?」
「美雪さん、私は今
あなたの質問に答えています
お母さんの話はしていません
私の話を聞いてあなたはどう思った?」
ポケットからナイフを持ち出す美雪
「ばかなまねは辞めなさい!」
人を呼ぼうとする音羽を止める寅子
「母の手帳をご覧になったんでしょ?
母も娘も異質で特別で手に負えない
救うに値しない存在だと」
「逆。全く逆!」

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「あなたもお母さんも確かに特別。
でもそれは全ての子供に言えること
あなたたちは異質でも手に負えない子でもない
手帳を読んで気付いた」
「私はあたなのお母さん美佐江さんを恐ろしい存在と勝手に思ってしまった。
そのことが過ちだった」
美佐江はとても頭は良かったけれど、でもどこにでもいる女の子だった
「どこにでもいる子が人を支配して操ろうと思いますか?」
「でももう真実はわからない
なぜなら私たちは美佐江さんを永遠に失った」
全てを間違えた
もっと話をすべきだった
彼女がわからないなら黙ってよりそうべきだった
1人の大人としてそうすべきだった
「ごめんなさい」
「そんなの綺麗事がすぎます
佐田判事が一人で背負いこむことではありません」
「そうあの時私はそう思って線を引いた
それがめぐりめぐって、今あなたが目の前にいる
だからね美雪さん
私もうこんなこと繰り返したくない
あなたのことは諦めたくないの
あなたはお母さんを真似しなくていい」
手帳に残された言葉の意味
お母さんを庇う理由もない
お母さんを嫌いでも好きでも良い
親に囚われ縛られ続ける必要はない

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「どんなあなたでいたいか考えて教えて欲しい」
「つまらない
そんなのつまらない
そんなのありきたり」
「どんなあなたでも
どんなありきたりな話でも聞くわ
だから話しましょう何度でも」
ナイフを床にたたきつけ出て行く美雪
「音羽さん、今日はもう良いわ」
「佐田さん?」
膝がガクガクな寅子

寅子は美雪を試験観察とし、民間施設での更生を決めた。

半年後
昭和47年11月
美雪と美雪の指示で売春行為をした二人の少年の調査報告書を持ってきた音羽
売春行為を侵した2人は反省しているので、不処分で良いと思うと音羽。
美雪は施設では問題は起こさず、たびたび面会に訪れる祖母との関係も良好だと報告
美雪の審判期日を決めた

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審判の部屋
「美雪さんこんにちは
正接での暮らしはどうですか?」
「居心地は良いです
先生の差し入れをみんな喜んでました
あんな分厚い肉見たことがないって」
「担当した子がいる施設には時々差し入れしているの」
「先生、私、まだあの施設にいてもいいですか?
おばあちゃん、私といると心が休まるヒマがないと思う
お母さんを思い出し続けるのも可哀想です
だから一緒にないほうが良いのかな」
「理由はわかりました。
それであなたの本心は?
あなたはどうしたいの?」
「私は・・・」
「おばあちゃんは早く一緒に暮らしたい
離れて暮らしてほっとしたのは事実
でもこの半年どんどん面会の日が楽しみになった
毎日頑張ってくれている姿が伝わったから」
「おばあちゃん・・・」
美雪を抱きしめる祖母
「美雪さんは?」
「おばあちゃんと一緒にいたいです。」
「並木美雪さん
あなたを不処分とします。
あなたはきちんと人生を歩んでいけると判断しました。」

審判後、音羽は寅子に質問
「美雪さんがまた犯罪を繰り返したらどうしますか」
「そうならないことを心から更生を願う
でもダメな時はその時
とはいえやっぱり家裁も変わらなきゃいけない」
個人の力に頼って
仕事に人生の全てを捧げろと共生するのも違う。
だからそのあとの世代のことは音羽さんたちが頑張って・・・
「もっと効率よく深く子供達と関われるはず
それを私なり見つけていきます。」
「そんなやり方が見つかったか、また教えて」

昭和48年4月
最高裁大法廷の判決日がやってきた
長官室を出る法服姿の桂場

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やっぱり佐江子さんもちょっとおかしいんだわ。
なんでなんで美佐江のあの手帳を美雪に見せたのか。
3歳で親を亡くした美雪が字を読める前にあんなもんは処分するべきだった
そりゃあんなの読んだら怖くなって殻に閉じこもるか、今のようになるか・・・
母に縛られていることに気がつかないとね

これで美佐江の話は終わり。
多分。
美佐江の手帳で美雪の生い立ちを察しろっていうのは無理がある。
シングルで産んで3歳まで育てたのか?
名字も変わっていたし・・・美雪の父は何をしているのか
引き取り手が佐江子しかいなかったのなら、東京で暮らしていなかったと思われる佐江子がなぜ東京で孫育てを始めたのか。
新潟で引き取らなかったのか
美雪の家庭環境は母があの美佐江!ってことしかわからず、あんまり納得出来なかったなと思う。

原爆裁判、尊属殺人の裁判。
山田轟事務所が扱う裁判が大きすぎて。
そっちに目が行ってしまうが、しかしその時間も少ない。
明日、判決か

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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

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キャスト
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佐田優未(川床明日香)
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猪爪花江(森田望智)
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語り – 尾野真千子

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