虎に翼 第123話 ネタバレ 感想~佐江子→美佐江→美雪キター

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第25週「女の知恵は後へまわる?」


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少年法改正のミーティング
「皆さんの意見を聞かせてくれるかしら?」
寅子が言う
「法務省は引き際がわからなくなっているのでは」
「あえて泥沼化させているのでは?」
朋一が言う
「家庭裁判所が反省すべきところも多々あると思います」」
音羽が口を開く
裁判官によっては裁判の前にちょっと見るだけの人や、驚く程多くの調査書を求める裁判官もいる。
裁判官によっても事件の関わり方が違う
「調査官への負担が大きいってこと?それは責任逃れではないか」
朋一が答える
「楽したいわけではありません。
ひとりひとりに時間をかけたい」
でも何十人もの少年少女の事件を迅速に行わなければならない
結果悔いが残る結果となり、少年事件への罪悪感も覚える。
それなら改革しても・・・
「それは改革ではなく、改悪
少年には刑罰ではなく対話と歩み寄りなのに
でしょう?」
家裁の力を信じて言う
「愛の裁判所をろうと思う」
と言う寅子
「本当に守ろうとしてきましたか?
家裁は常に人員不足。それを個人の力で埋めてきたひずみが今にあるわけでしょう。
その責任は佐田判事の世代にもあるでしょう」
「それは、僕も同意見だな」

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直明一家が近所に引っ越すことになり、お祝いに寅子と花江もやってきた
直人にも二人目が産まれ・・・もう手狭になった。
この家を出て大丈夫かと聞かれた直明
「不思議と不安がなくなって
自分の中で戦争がやっと終わった」
「近所だし、夕飯もしょっちゅう食べに来るんでしょ?」
直治が笑う
「花江さんをあてにしてます」
「ごはんくらいさせて。
直明ちゃんと玲美ちゃんに協力したいわ」
「直人や瑞穂さんも仕事を全力でできるのは花江のおかげね」
「賑やかなのが好きなだけよ。
優未も手伝ってくれるし」
「花江さんとお料理するのは好きだし」
「まさか、お気楽自由人の座を優未にとられるとはな」
と笑う直治
「優未は雀荘と若竹で働きながら手伝ってくれてるの!
ね、トラちゃん」

と直治を窘める花江
これも娘の選んだ道と笑いながらもとても心配な寅子

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家族会議討論会を始めます
「最近の少年犯罪について世間とのずれを感じているの」
花江は「よくわからない。闇市もないし・・・」
優未は雀荘の周りには若い子がいるというと直治もジャズ喫茶の周りにもいる
なんかおごってやるから聞きに来いというと心を開く
「だいたい良い奴だぞ」
「ありがとうね直治」
でも直治みたいに良い人ばかりじゃなくて、中には子供を食いものにする大人もいる
「少年事件の弁護はどれも軽犯罪あまりピンとこない」
と瑞穂
「マスコミは凶悪犯罪を誇張して不安を煽っているんじゃないか」
と直明
「俺は自分の責任が重すぎて
どの少年がこの先凶悪犯罪に手を染めるか審判と面接だけじゃわからない」
と直人
「それは教員も家族も一緒
家族だって。毎日顔を合わせてるのに心の中まではわからない」
と玲美
「法で縛るのも・・・縛りすぎて人権侵害になることだってある」
と直人
「実はBBS連盟、教育連盟も審判に参加して欲しいと要請があった」
「それは頼もしいわ」
「でも断ったよ
僕は学校の生徒たちと全力で向き合いたい
それが僕の仕事だから」
「そうね。その考えも正しいわ。
どの考えも正しいから良い落としどころを見つけないとね」

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昭和46年夏
司法試験を受験するために上京した涼子を囲んだ女子部の会が寅子の家で行われる
「ヒャンちゃんに触発されて心に火がつきましたの」
涼子は2件も経営している
「それだけライトハウスが魅力ってことですよ」
と航一
新潟にも海にも遊びに行けてないないねと話していると、轟、よねがやってきた。
「遅れてすまんな」
航一は自室に戻る
「航一さんも一緒に話しましょうよ」
と寅子が誘うが、轟とよねを見て
「そうしたいのはやまやまなのですが、今はそうしないほうが・・・」
と2階にあがる

楽しく話していたというとよねが、司法試験の問題を作ってきたという
「私らで絶対にこいつを受からせるぞ」
「こいつ寝る間を惜しんで問題を作って来たんだ」
と笑う轟
玉ちゃんもあの時より法律に詳しくなったからと問題集を欲しがる
「あら玉ちゃん素晴らしいわ
法律を知ってて損はないもの」
問題集を手に取った涼子は
「私、必ず満点を取って見せます」
「よし始めるぞ」
黙々と問題を解いていく

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家庭裁判所
「佐田先生」
呼び止められた振り返る寅子
「もしかして佐田先生ではないですか?」
寅子が息を止める
美佐江・・・さん?
あれから20年近く時が流れている・・・
そんなはずは
「美雪さん。忘れ物ですよ」
音羽が声をかける
「ねえどうして私の名前を知ってるの?」
「先生はとても有名な裁判官じゃないですか」
「そう言われるのは光栄なことだけど」
「美雪ちゃん帰りますよ」
和服の女性が声をかける
笑顔で会釈し帰って行く二人
「大丈夫ですか?汗がすごいですよ」
寅子は慌てて音羽の手首を確認する。

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高齢の女性の名前「佐江子」となっていたので
佐江子→美佐江→美雪
祖母→母→孫なのかと思うんだけど。
20年近く経って・・・38歳前後?
もう高校生の子がいるなら東大は中退したんだろうか

美佐江と同じ不敵な笑みで寅子に声をかけたってことは、美佐江のヤバさが引き継がれているってことね。
汗だくになり、音羽の腕にブレスレットを探している寅子。
寅子にも心残りの事件だったのだろう。

女子部の回想から・・・かなり怖いホラーだ。

愛の開廷裁判所設立から・・・
多岐川時代もそうだったけど、やりがいの搾取なんだよね。
人員不足をマンパワーでまわしてきたんだから。
多岐川を尊敬しているのはわかるが、負の遺産の部分は寅子が・・・。
とはいえ、これは今も好転しているとは思えないけどね。
年配の人はどんな職種でも「俺たちの時代は」「家裁を立ち上げた時は」「あなたたたちは恵まれている」
と言うんだろうから。

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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
星航一(岡田将生)
佐田優未(川床明日香)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(青山凌大)
猪爪直治(今井悠貴)
星百合(余貴美子)
星朋一(井上祐貴)
星のどか(尾碕真花)
山田よね(土居志央梨)
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語り – 尾野真千子

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