虎に翼 第119話 ネタバレ 感想~リケジョな優未のキャラ変

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第24週「女三人あれば身代が潰れる?」


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のどかが恋人を連れてくる日
玄関にいる二人を見つけ帰宅した寅子が声をかける。
「吉川誠也です」
「こんな所で何をしているの?」
家の中では優未と航一が話をしていた
「僕には納得出来ない
僕に一番に話してくれたのも本当は悩んでいるからでしょう」
「それは・・・お母さんに話そうとするとお腹が痛くなるから」
「研究者にならなくてもせめて博士課程を終えてからでも遅くはないんじゃないでしょうか」
「本当にごめんなさい
でも私はそうは思えない
大学、修士課程、博士課程を進んで行くたびに、周りから遠回しに言われてきた。
お前の椅子はないって私ね初めて心から勉強が楽しいと思えたからやっていた」
「男女関係なくチャンスは訪れる」
「想像がつかない。
寄生虫の研究を嫌いになりたくないの。
だからすっぱり諦めたいの」
「やめてどうするんですか?」
「それはまだわからない」
ソファーから立ち上がる航一
「今、弱気になっているだけなんじゃないですか?
諦めずもがいてそれでも進む道にきっと・・・」
「航一さん黙って
優未の道を閉ざそうとしないで。」
どの道を行くのも優未の自由だ
「では寅子さんはこの9年やってきたことは無駄にしても良いと?」
「はて?無駄?手にするものがなければこれまで熱心に勉強してきたことが無駄になるの?」
「なるほど。抽象的で情緒的なほうに議論を持っていこうとしていますね」
「努力して結果を手にできなくても立派に生きている人達を知っています」
「寅子さんは甘すぎる。
この年齢で何者でもない彼女に社会は優しくない」
「私は優未に自分の道を生きて欲しい
あなたが進む道は地獄かもしれない
それでも進む覚悟はあるのね」
「うん。ある」
「いや、駄目だ。絶対に駄目だ
僕は可愛い娘が傷つくのを見たくないんだ」

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「お父さん!」
のどかと誠也が入ってくる
「後ろのあなたが・・・?」
「お父さん。あのね
たとえ傷ついたとしてもやっぱり自分の一番で生きた方がいいんだよ
本当は誠也さんと結婚するつもりだと話そうと思った。
でも私誠也が好きだけど、普通になるならばやっぱり一緒にいられない
私、たとえわがままと言われても、普通の家庭も、子どももいらない。
自分の人生を自分のためにだけ使いたい。
誠也にも私と一緒いなるために芸術の道をあきらめてほしくないの
だから」
「え、ちょっと待って。
それはつまり俺が普通にならなくてものどかは一緒になってくれるってこと?」
「皆さんいったん落ち着きましょう。」
「航一さんがね」
「お義父さん」
「お義父さん?」
「お義母さん」
「はい」
「はい?」
「のどかさんはきっと苦労するし、自分の幸せは自分で見つけてもらうことになるし
人が当たり前に持っているものはほぼ持ってないことになると思います
のどかさんと結婚します。」
「うん?え?え?」
「大人の僕らが親の承諾を得るものではないかなと思って」
「それもそうね」
のどかと誠也が手を取り合う。
航一が笑う
「あら怖い」
「こんなにも、自分の気持ちが高ぶり、揺さぶれることが自分の人生に起きるとは思っていなかったもので」
「じゃあ、自分の道を選んで進むってことで」
畳に倒れ込む航一
「怒っている航一さんもチャーミングでしたよ
お疲れ様でした」
「寅子さんも」

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昭和45年3月
少年法改正論議が高まる
「刑罰を厳しくすれば非行少年が生まれない? まったくナンセンスだと思わない?」
ライアンが怒っている

桂場が一番力を入れているのは公害訴訟
各地で300件にのぼる
桂場と星は公害訴訟について話す
損害賠償請求は原告側は被害を立証する必要がある。
被告である企業は原告側の主張に科学的根拠のないと主張し長期化する
「企業側が不服であれば過失がないことを立証すればいい」
「ないことを立証するのは困難では?」
「公害被害で助けられるべき人は速やかに助けられる
それが司法の力であるべきだ」
この新たな法解釈は膠着している公害裁判を一気に解決した

星家朝の食卓
「公害被害に苦しむ皆さんを助けたれる素晴らしい判断だわ
でも桂場さんらしくないというか
焦っているというか」
「お弁当できたよ!
家のこと、終わったら登戸に行ってくる。
花江さんと梅酒をつけることにしたの」
優未は大学院を中退。
この先の人生を考え中。
航一の前で啖呵を切った手前心配をなかなか口に出せない寅子

昭和45年6月
少年事件の家裁全件送致の見直しと厳罰化が議論逸れることに
「家裁の存在そのものに意義を唱えている。」
少年法部会が発足議論が始まる
「法務省に人選を頼む」
桂場がライアンに指示

「ありえない。」
ライアンから資料を渡された寅子。
裁判所との議論も交さずにいきなりいきなり少年犯罪の厳罰化議論・・・
「少年達のことを何も考えていないんですよ」
「サディ、やっぱり君しかいないね。」
「はて?」
「長い戦いを共に歩むのは、君がいいんだ」
そのころ多岐川はほとんど寝たきりになっていた

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優未が寄生虫の研究?ってのに驚いていたんだけど。
優未ってリケジョって感じじゃなかったし。
三淵さんのお子さんは息子さんで、寄生虫の研究をしていたそうだけど・・・。
あんなに落ち着いていた優未がピンキーとキラーズを歌い出すとか。
めっちゃキャラ変w
毎田暖乃ちゃんがそのまま演じても良さそうだけど、ここまでキャラ変するとはね。
あ、でも暖乃ちゃんで見たかったかも。
キャスティングに不満があるわけじゃないけど、彼女なら出来そうだからw

そして寅子と航一の意見が分かれると、大概、寅子が勝つね。
寅子が折れることはない。
夫婦ってそのほうが上手くいくっていうけど・・・。

のどかの恋人・・・。
あれヅラよね?
なんだかな。
せめて髪の毛を縛れよって思うけどそれも個性?
芸術家がくるんだとは思ったけど、ビジュアルは「ああ」っていう。
個性的な感じでもなかったが。
のどかはこれから銀行で働き続けるしかないな。
ま、それも人生さ。
嫌になれば離婚すればいい。

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家庭裁判所がいらないとは思わない。
戦後すぐは特に、道男みたいな子もいたし。
今でも、必要だと思う。
だけど殺人などは別かな・・・。

学生運動をした少年犯罪は・・・。
厳罰化が必要なケースもあったとは思う。
だけど司法は独立しているはずなのに、政治家が介入してくるのはちょっと違うよね。
選挙のためにやってるよねぇって思う。
何かを変えるためにはスピードも必要だけど、手順も必要。
そう言った意味では桂場さんも大丈夫か?と思う・・・。
尊属殺人もあるし、最後は優未の未来(まさか道男と結婚とかやめてよ~~~)、家庭裁判所のあり方・・・
これであと2週間かな。

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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
星航一(岡田将生)
佐田優未(川床明日香)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(青山凌大)
猪爪直治(今井悠貴)
星百合(余貴美子)
星朋一(井上祐貴)
星のどか(尾碕真花)
山田よね(土居志央梨)
崔香淑(ハ・ヨンス)
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語り – 尾野真千子

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