第24週「女三人あれば身代が潰れる?」
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昭和44年1月、桂場が最高裁長官に就任
退院した多岐川、ライアン、寅子とともに梅子と道男の店「笹竹」で祝賀会を行った
「団子で乾杯だな。
桂場、よくここまで上りつめたな。困ったときには俺たちが付いている。この国の司法を頼んだぞ」
多岐川が笑う
汐見は桂場の下で司法行政の担当
航一は上告された事件をどの法廷で取り扱うのかを担当
汐見の下には朋一もついている
「朋一くん、たいへん優秀ですね。下についてもらって助けられています。」
勉強熱心で真面目だ
「優秀なんです」
昔は社現実主義だったが、寅子の影響か最近は理想に燃えて視野が狭い
正論を述べることと上に噛みつくことを混同しかがち・・・
「星さんも人の親なんですね」
そこへ朋一がやってきた
「どうやら東大当局が警視庁に介入を要請したそうです」
「もし学生達が抵抗すれば大量の逮捕者が・・・」
航一が言うと
「抵抗? そりゃするでしょう。抵抗しないくらいなら、こんなこと最初からしないでしょ」
と朋一
星家
テレビで東大の安田講堂のニュースを見ている寅子、優未、のどか。
「この中には未成年もいるでしょう・・・」
とのどか
電話でよねに呼び出された
山田・轟法律事務所にやってきた寅子。
「悪いな、佐田。」
「ごめんなさい。何も聞いてなくて」
「薫が安田講堂で逮捕されたの」
「お2人に弁護をお願いしにきたが、香子が自分で弁護すると言い出して・・・」
ヒャンスクは去年司法試験に合格し、去年司法修習を終えていた。
梅子がおにぎりを持ってやってきた
「ここからは友として語り合おうではないか」
と轟
「実の娘の元をするんだ
僕なら冷静でいられない」
結局、結論は出ず、しばらく様子を見ることにしました←なんの様子見??
汐見夫妻が帰ったあと、酒を酌み交わす
「この人がうわさのトラちゃんさんよね」
「はい、トラちゃんさんです」
「美位子さんだ。
今、事務所の手伝いをして貰っている。」
と轟が紹介。
「手伝いというか。
弁護をお願いしていて。私、実は父親殺しちゃって」
うとうとしている梅子が椅子から転げ落ちる
梅子を助け起こす美位子。
仕込みがある梅子と美位子は先に休むことにした。
「よねさん、轟さん。私のこと、何でも話していいからね」
「あいつは尊属殺人の罪で起訴されて、先日保釈されたばかりなんだ」
「話さなくて言い」
「どうせ知ることになる。
新聞やテレビの格好のネタになる。」
「美位子さんは父親からのおぞましい虐待に耐えてきた
母親が家を出てから何年も彼女は父親と夫婦同然で暮らすことを余儀なくされた。」
2人も子供を出産した。
仕事先で恋人ができた
結婚をしようとすると父親は怒り狂い、家に監禁。
暴力をふるいそして・・・
「尊属殺人の依頼を受けたと言うことは・・・」
「刑法200条、尊属殺人罪は憲法14条に違反していると主張する
殺人罪を適用し、正当防衛もしくは緊急避難を主張する」
「憲法違反を訴える限り、最高裁までいくだろ」
「私たちは最後まで戦う。
こんな理不尽が許されていいわけないだろ」
昭和25年、尊属殺人を重罰規定を定めた憲法は違反しないと判決がでた
轟とよねはその判決を覆そうとしている。
今ならば判決は覆るのか、それとも……
東大安田講堂の事件では未成年の少年少女が家裁に沢山送られてきた。
そのほとんどが不起訴となり家に帰される。
向き合えば向き合うほど少年少女の更生は見つけられる
そう確信しているライアンや寅子
あるとき、汐見は原爆裁判の国側の代表として法廷に立っていた反町に声をかけられる。
反町は政治家の幹事長の秘書をしている
その政治家の地元の名士がの息子が21歳でいまだ拘留されている
反町の声を桂場にあげる汐見
「家裁への不満か。」
「家裁の多くの事件が不起訴なのにたった1~2歳の差でここまで罪が違うのはいかがなものかと」
名刺を前に険しい顔で一点を見つめた桂場
尊属殺人
これも扱うのか~~。
今はなき「オワリナキアクム」というサイトで読んだのか。
「無限回廊」だったか。
朝から、しんどい・・・。
これはしんどい。
こんなの無罪で良いじゃないかって思うけどね。
この父親を殺した罪と、この父親の近親相姦の罪の割が合わない。
尊属殺人が重罪となるなら、父親の罪ももっと重罪にしなければ。
最近でもあったな。
娘は父を殺していないが、父親は重罪にもならなかったことが。
無期刑でも良いのに。
その当時起きた事件には違いないけど、朝からそういう事件を思い出すのは結構、メンタルを削られる。
異色の朝ドラだということはわかるけどさ。
にしてもよ。
そして・・・東大安田講堂
汐見夫妻の薫が逮捕された。
彼女は成人している
汐見はどうして反町の意見を桂場にあげたのか。
汐見も家裁設立に尽力してきた。
自分の娘が成人しているから未成年との罪の差に腹を立てているのか?
汐見も人の親ってことなのか?
多岐川とはまだ一緒に住んでいて、多岐川みたいな人と一緒にいるのに、薫はなんで非行に走ったのか。
ヒャンスクも司法試験に合格していたとは・・・。
梅子さんも合格できたかもしれんね?
涼子様も・・・。
そんなこんなでやたらしんどそうな事件をぶちこんできた。
やっと家裁の母と呼ばれる所以を知ることになると思っていたのに・・・。
東大安田講堂はともかく尊属殺人もか・・・。
虎に翼の感想はコチラ→☆
主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」
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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
星航一(岡田将生)
佐田優未(川床明日香)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(青山凌大)
猪爪直治(今井悠貴)
星百合(余貴美子)
星朋一(井上祐貴)
星のどか(尾碕真花)
山田よね(土居志央梨)
崔香淑(ハ・ヨンス)
轟太一(戸塚純貴)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
汐見圭(平埜生成)
久藤頼安(沢村一樹)
多岐川幸四郎(滝藤賢一)
大庭梅子(平岩紙)
雲野(塚地武雅)
田沼玲美(菊池和澄)
遠藤時雄(和田正人)
語り – 尾野真千子
コメント
最終月あるあるなのかもしれませんが、たーくさん盛り込んできましたね。
ナレ死はじめ、ナレ出世ナレ合格
尊属殺人はね…ほんとこの父親市中引き回しのうえ、町中からボッコボコにされればいいと思うのだけど…
個人的には、早回しで見るときもありましたが、反省会に溜飲下げにいくこともなく、楽しく見られたかな。
sakiさん、コメントありがとうございます。
はじめと終わりでは評価が分かれる朝ドラになってしまいましたね。
ワタシはおおよそ楽しめましたが・・・。
原爆裁判は寅子のモデルの方も関わっていた裁判だけど、今回の尊属殺人は・・・。
あと11回でどう着地するんでしょうね