虎に翼 第113話 ネタバレ 感想~優未のローキック!

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第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」


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「原爆裁判」
寅子は原告側の法学者・加納(小松利昌)に
「アメリカにも国にも賠償を求められない「今」を生きる被爆者はどこに助けを求めるべきだと思いますか?」
「法学者として答えられることはありません」
裁判後、反町と加納
加納は被爆者に対する補償を考えなければいけないのではないかと言うが反町は
「被爆者個人への同情から国際法を拡大解釈するわけにはいかない。法は法です」
と答える
「お互い大変なことを引き受けてしまった」
と加納

昭和36年
竹中の記事が週刊紙に掲載されると注目が集まる
傍聴席は記者や傍聴人でいっぱいになる。

星家で週刊紙の記事を読む寅子
「その記事、僕も読みました
胸の内に貯めている者裁判官ではなく夫の僕に少しわけてくれないかな」
「法的に原告の方々の損害賠償請求権を求めることは無z香椎
でも本当にそれで良いのか
考えても考えてもわからない」
「大変よ!どうしましょう!お財布がないの」
大騒ぎする百合
優未やのどかも2階から降りてきた。

竹もと
疲れた表情で食事をする寅子。
桂場はまだ梅子の団子にOKを出さない
「昨日、来客があってな」
「はて?」
「直接は言わないが言外に匂わせてきた。
原爆裁判速やかに終わらせろと
原爆裁判が注目されて、慌てた政治家達が何人もいるのだろう
ふざけやがって」
「このところ考えてしまうんです
法を司る自分の無力さ、限界を」
「司法に何ができるか
そのことだけ考えろ」

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座ったまま眠っている寅子に声をかける梅子
「トラちゃん!」
桂場はもういない
「お疲れね」
「昨日、お義母さんの財布がなくなってしまって、探していたの
結局、タンスの奥にあったんだけどね」
「ずいぶんと進んできているのね」
「仕方ないですよね
みんな年をとる・・・」
センスで顔を仰ぐ寅子
「トラちゃん、まさかあなた」
「ええなんだか更年期・・・」
「あらまぁ
トラちゃん、こちら側へようこそ」
互いにあおぎあいキャッキャッする寅子

山田・轟法律事務所
岩居が「ありがとうございます。」と興奮して電話を切る
被爆者・吉田ミキが法廷にたってくれると喜ぶ
轟は吉田ミキのことを思いやる
他の原告4名は法廷に立たない。
彼女だけが矢面に立たされる
もし裁判に勝ったとしても・・・
「賠償金は彼女が一生苦労しないですむものですか?
この先、彼女が味わう・・・」
「それを決めるのはお前じゃない
どの地獄で何と戦いたいのか決めるのは彼女だ」
とよね

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原告側当事者尋問の申請がなされた。
吉田ミキの項目を読む寅子
寅子が思い悩み落ち込むとき
相変わらず航一は同じ場所に変わらずいてくれる
「被害者本人が法定に立つ意味ってなにかしらね」
「裁判官の心証に影響を及ぼすかも知れない
でもそのかわり・・・」
「好奇の目にさらされて
なぜいつも国家の名の下に個人が傷つかなければならないのか
すべての国民はすべて国民は個人として尊重される」

ある日・・・
「百合さんだめ!」
お手伝いさんの声が聞こえる
優未が台所に来た
「シチューをが腐ってるって。」
「だって腐ってるだもん」
夕飯のシチューを流しに捨てている百合
「冷えてるから大丈夫」
とお手伝いさんが優未に耳打ち
「おばあちゃん、汚れてるよ。」
「触らないで!」
「「落ち着け、深呼吸」
一人台所にたつ優未は片付けを始める
何かが匂う。
窓を開けるとのどかが煙草を吸っている
「何してるの?」
玄関をでてのどかに言う
「なんか取り込んでいたみたいだから」
「だから助けに来ないで隠れてたの?」
「今日はクタクタだったの!」
「のどかさんは良いのよ。
立派な大学を出て毎日銀行にお勤めしてて自慢の孫だわ
きっとおじいさんも照子さん喜んでいるわ」
「二人が生きて生きていたら、美大へ行くななんて言われなかったと思うけどね
英文科に行って勤めても毎日お茶をいれるだけ
決めたのは確かに私だよ
こうして望み通り進んでいるんだからこれ以上望まないで」
「バカ!ばかばかばかばか」
のどかを蹴り飛ばした優未は出て行く
「なにすんの!」

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被爆者だけが戦争の犠牲者ではない。
空襲で市民の多くが死んでいる。
その全ての国民に賠償責任をすることもできない。
法学者の言うことだって、反町が淡々と対応しないといけないことだってわかる。
反町がヒールになるのも辛い。
彼の家族だって友人だって虐殺されているかもしれないし。
いや・・・朝からキツいわ・・・。

優未のローキック!
めっちゃ綺麗に入ったんだけど・・・。
暴力を振るう子だっけ?
よっぽど腹立ったにしても・・・。
ローキック!!!
のどか・・・美大に行きたかったのか。
百合さん、反対したのね。
その時、航一には相談できなかったのか。
航一だって美大に行くことを反対することはなかったと思うのに。
事後報告か。
昨日、のどかが一般職なのか気になると書いたけど、お茶くみばかりしているってことは・・・。
いや、だけどお茶くみばかりってことあるのかね?
当時、窓口業務は女性じゃないのか?
のどかがそういう職に甘んじるタイプでないと思ったから気になったんだけど・・・。

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そしてまだまだ桂場に認められない梅子さん。
何年よ?
そろそろ良いんじゃないの?
もう認めてあげても良いんじゃないの?

更年期はワタシもそろそろ踏み出しているんですけど。
最近はちょっと不調があると「更年期」で済まされるのが不満です・・・
そんな病名あるんかい。
でも梅子さんみたいに明るく「ようこそ」って言ってくれる先輩がいるとちょっとホッとするんじゃないかな。
みんなが通る道と思えばちょっとホッとできるよね。
身体の不調は聞いてくれるだけで落ち着くこともできる。
お互いにリラックス方法を話すだけでも・・・。

いやいや原爆裁判への神経の使い方と考えると・・・更年期だからと言ってられないか。

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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
星航一(岡田将生)
佐田優未(毎田暖乃)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(青山凌大)
猪爪直治(今井悠貴)
星百合(余貴美子)
星朋一(井上祐貴)
星のどか(尾碕真花)
山田よね(土居志央梨)
崔香淑(ハ・ヨンス)
轟太一(戸塚純貴)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
汐見圭(平埜生成)
久藤頼安(沢村一樹)
多岐川幸四郎(滝藤賢一)
大庭梅子(平岩紙)
雲野(塚地武雅)
田沼玲美(菊池和澄)
遠藤時雄(和田正人)
語り – 尾野真千子

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