虎に翼 第112話 ネタバレ 感想~痴呆症、更年期、原爆裁判

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第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」


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昭和35年2月、いよいよ「原爆裁判」の口頭弁論が始まった。
双方準備をして次回は8月に決定。
傍聴席の竹中は国側の代理人反町にすこしイラッとしていた。

裁判が終わると竹中が岩居、轟、よねが談笑していた。
通りかかる寅子
轟が声をかける
「おお、佐田。
雲野先生は裁判で佐田と会うのを楽しみにしていた。
その遺志もまるごと俺たちが受け継ぐ」
「皆さん、ご無沙汰しています。」
岩居は誤解を受けるとよくないと立ち去ろうとする
よねは「意義のある裁判にするぞ。」と囁いて立ち去る
「お嬢ちゃん。
悪いな佐田判事とお呼びするところだが、こそばゆくてな」
「法廷にいらした時驚いて思わず叫びそうになりました」
「雲野先生に頼まれてね
この裁判を記録して欲しいできれば世に知らしめてほしいって
そろそろあの戦争を振り返ろうや
そういう裁判だろ?」

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星家
「このところ疲れが取れにくくて」
寅子はよく扇子で顔を扇ぐ
朝ご飯の支度をしている百合、優未、寅子
「今日はおばあちゃんと一緒に料理の本を買いに行くの」
「みなさん早いですね」
新聞を取ってきた航一
「おばあちゃん、ごはん炊くの忘れてるよ。」
炊飯器の電源が入っていない
「それは優未ちゃんがやるって言ってたじゃない
私そう頼んだわよね!」
「そうだっけ?」
夕方
図書館から帰ってきた航一
「百合さんと優未さんは?」
「まだお夕飯なんにしようかしらって思っていたところ」
本を差し出す航一
「更年期障害?」
「最近の寅子さんの様子が気になって」
この頃更年期という言葉が少しずつ世に知られるようになっていた。
「いくつか調べ物をしてきました。
百合さんは老年性痴呆が始まっているのではないかと・・・」

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それから1年半
のどかは洗濯物を干し、急いで家を出ようとしている。
朝ご飯を食べる時間がない。
のどかの口におにぎりを押し込む寅子
「のどかさん、早く行かないと大学に遅れますよ」
「銀行。毎朝説明してるじゃない」
のどかは大学を卒業し、銀行に勤めていたが、百合の中では大学生のまま
呆然としている百合
出掛けるのどか
「航一さん。これはどういうこと
私をのけ者にして」
航一、寅子、優未が支度をしているのを見て怒る百合
「いつも作って貰っているから今日は私たちがって」
「あらそう?」
寅子たちは話し合い、平日はお手伝いさんに来て貰い
百合のそばにいて貰うことにしていた

原爆裁判は1年半経ってもいまだに結審しない
原告側の主張を裏付ける専門家
一方、国側の証人に反対尋問するよね
いくつかの国際法では国家間で損害賠償が成立する
被害者は個人ではなく国家が請求するしなければならない。
日本国民個人がアメリカに対して損害賠償請求をすることは不可能
主権在民の日本国憲法において個人の権利が国家に吸収されることはない。
「法的にはどちらを上位に考えれば良いですか?」
「戦時中に今の憲法は存在しません。」
「原告は「今」を生きる被爆者ですが。」
汐見裁判官が
「原告代理人、今の言葉は質問ですか?」
と質問
よねは「いえ。以上です」と答える

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余貴美子さんは素晴らしい。
先週とは目の輝きが違う。
表情が無くなってしまう。
そんな感じ。
食事のシーンでも多分、寅子たちの会話がわかっていないのにわかったふりして笑っている百合さんが切ない。
自分の失敗を優未のせいにしてしまうのも認知症の初期症状かな。

原爆裁判が始まると時間がとぶね。
記者の竹中(高橋努)だけはちゃんと歳取ってるw
だから百合さんは急に症状が悪化したように思えるし、秋山の復帰はどうなったのか気になるところでもある。
のどかちゃんはもう銀行で働いている。
寅子の後輩にあたる大学だけれど、学部は違ったのか。
一般職で銀行なのか。
ちょっと気になるけど。

お手伝いさんは・・・いまで言う介護士の役目も果たすのか。
百合さんに「今日もいろいろ教えてくださいね」なんて対応が上手。
原爆裁判はともかく認知症はとりあえず財力でなんとかなったw
今のところ。
そのうちお手伝いさんだけでは手に負えなくなるかも。

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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
星航一(岡田将生)
佐田優未(毎田暖乃)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(青山凌大)
猪爪直治(今井悠貴)
星百合(余貴美子)
星朋一(井上祐貴)
星のどか(尾碕真花)
山田よね(土居志央梨)
崔香淑(ハ・ヨンス)
轟太一(戸塚純貴)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
汐見圭(平埜生成)
久藤頼安(沢村一樹)
多岐川幸四郎(滝藤賢一)
大庭梅子(平岩紙)
雲野(塚地武雅)
田沼玲美(菊池和澄)
遠藤時雄(和田正人)
語り – 尾野真千子

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