第20週「稼ぎ男に繰り女?」
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食後、テーブルを拭く航一
手伝うという寅子を今度は自分がお邪魔するのだから・・・と航一。
「その件は・・・」
優未は花江と直明が同居の件で喧嘩中だと航一に話す
家族のことを勝手に話さないようにと優未を窘める寅子
「良い解決方法をくれるかもしれないじゃない?」
「なら僕たち一緒に住みますか?」
「ごめんなさい。心配かけて。
もっと別のところに問題があるみたいなのよ。」
「お母さん、今、航一さんは一緒に住みますか?と言ったんだよ。」
「え?」
「お持たせのケーキ、とっても美味しそうだわ。ありがとうございます。」
百合が航一の子供達にも声をかける。
廊下で笑顔を作った2人は部屋に入ってきた。
「あれは絶対にプロポーズだったよ」
「ええ、絶対そうだわ。」
「そう?優未と私を心配してくれただけじゃない?」
話を聞いていた花江も優未に賛同
「勇気を振り絞って言ってくれたんじゃない」
「はて?私がこの手の話に鈍いのはわかります」
しかし勇気を振り絞るのはおかしい。
結婚には2人の利害が一致するべきで、いい歳で結婚する意味を見いだせない
「もう良いわ
あちらのご家族も良い方たちだったんでしょう?」
「それはまだわからない。
だって航一さんの家族みんなニコニコしているけれど、目が笑っていない」
「それは家族だから似てるんじゃない?」
「でもおばあちゃんはホントの航一さんのお母さんじゃないでしょう?」
直明が帰って来る
「航一さんきてもらいなよ」
「えっと。今の話聞いてた?」
「僕と花江さんのことはさ、気にしないで」
「花江、一度2人きりでゆっくり話し合いを・・・」
寅子が勧めるが、花江は優未をつれて直治を迎えに行くといそいそと出掛ける。
星家の夕食
「佐田さん、気さくで良い方でしたね
優未ちゃんもお利口さんでしたし」
百合が話す
「そう言って貰えて良かったです」
子供達は表情も変えず黙々と食べる
直明の夕食を支度する寅子
「ずっとあんな感じなんだよ
話そうとするとああやって逃げられて」
「花江はお嫁さんの立場もわかるから、お相手のことを考えて」
「それはわかっている。
でも僕はどうしても家族のみんなと一緒に住みたいんだ。
離れたくないんだ
戦時中のことを思うと
理屈じゃないんだ。
とにかく怖いんだ」
東京地裁
所長室に残り訴状を見ている険しい顔の桂場
翌日寅子が出勤すると汐見から「大変な案件を引き受ける事になった」と報告がある。
昭和20年8月に原子爆弾の被害者が日本国政府に賠償を求める「原爆裁判」を寅子のいる民事第二十四部で担当することが決まる。
訴状を読んだ寅子。原告代理人の欄には、雲野(塚地武雅)の名前が書かれていた。
雲野は山田轟法律事務所を訪ねていた。
「うちの事務所のように金にならない案件ばかりを扱っている事務所があると聞いてね。
話してを聞いているうちにどう考えてもあの山田君だとなってつい会いに来てしまった
山田君。その節はすまなかった」
「は?」
「君と常盤くんにやめて貰ったこと
その後も君たちを呼び戻そうとしなかったこと」
「昔の話はやめましょう。
それで何が目的ですか」
「私たちは今被爆者の方々を原告として日本政府に賠償を求める裁判をしている」
「原爆裁判」の内容を話す雲野。
アメリカは被爆者の方々に対して損害を賠償するにも平和条約を締結してしまっている
連合国側にを倍賞を求める権利を放棄している
ならば放棄した日本国にたいして倍賞を求めよう
多くの民間人が戦勝国であるが故に問いただすことができないというのはあまりにも不公平
「去年あの事件があっただろう」
昭和29年マーシャル諸島ビキニ環礁でアメリカがおこなった水爆実験により被ばくした日本の第5福竜丸事件
その事件は大きな社会問題となっている
「忘れ去られることがないように
同じ過ちを繰り返さぬように
誰かが声をあげねばならん
今すぐにというとこではない
ご覧の通りもう年でね
具合が悪い日にはつい弱気になってしまう
もし私に何かあったときには、2人で岩井くんを助けてやってもらえないか」
「わかりました」
「おい、お前勝手に」
「ありがとう
本当にありがとう」
民事第二十四部では訴状を読む
原告は5名
「争点は多岐にわたりますね
そもそもあの戦争とはなんだったのか。」
優未と花江がタッグ組むと強い。
ますます同居は嫌だけど(爆)
小姑3人を相手に直明の奥さんは大丈夫なのか。
働いているのかな?
教師なのかな?
まずは直明の奥さんの話を聞きたいが・・・。
結婚すれば家族ができると思うんだけど、理屈ではなく一緒にいたいという直明。
直明、どんな戦中生活を送っていたんだろうか。
回想もないね。
花江一家の生活費のことを考えると、寅子や直明が家を出ると困るなぁ。
もちろん2人はきちんと生活費を出してくれるとは思うが。
直人が働くまでの数年・・・。
そして直明・・・髪の毛伸ばさないのかなぁww
服装に寄っては直人、直治より年下に見えるかも(苦笑)
あ、ガタイが良いから大丈夫かな
航一さんの家族は・・・。
「ずっと笑顔だけど目が笑ってない」のにすぐ気付くのは以前ずっと良い子だった優未だからw
星家の食卓はかなり寒い感じ。
この親子関係。
航一は自分ら家族の違和感に気付いているんだろうか。
航一さん・・・ちょっとあのプロポーズはわかりにくい。
まさか自分たち家族の違和感に起爆剤として寅子が欲しいとか・・・。
その前に「原爆裁判」か。
お盆になかなかしんどいテーマではあるなぁ。
判事補の漆間さん。
沖縄出身ぽい苗字だよね。
訴状を読んで言葉につまるあたり・・・。
変換問題も絡むのかなぁ。
虎に翼の感想はコチラ→☆
主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」
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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
星航一(岡田将生)
佐田優未(毎田暖乃)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(青山凌大)
猪爪直治(今井悠貴)
星百合(余貴美子)
星朋一(井上祐貴)
星のどか(尾碕真花)
山田よね(土居志央梨)
崔香淑(ハ・ヨンス)
轟太一(戸塚純貴)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
汐見圭(平埜生成)
久藤頼安(沢村一樹)
多岐川幸四郎(滝藤賢一)
大庭梅子(平岩紙)
雲野(塚地武雅)
語り – 尾野真千子
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