第20週「稼ぎ男に繰り女?」
あらすじはコチラ→☆
寅子は花江からよねが弁護士になったと聞き、出勤前に事務所に寄る
「よねさん、おめでとう」
自分を曲げず何も変えずによねのままで弁護士になったのがすごいと言う。
轟はよねの名刺を渡す
「山田轟法律事務所」
「どっちの名前を先にするのか揉めてな!」
じゃんけんで決め・・・轟、負ける・・・。
出勤した寅子は所長室に入る。
桂場、久藤、多岐川と再会。
それぞれ栄転していた3人。
「佐田寅子、新潟で自分なりに土台を作って帰ってまいりました」
久藤はよねのことを知っていて、
「僕がニックネームをつけるのを断ったのは彼女と桂場くらいだ」
と気に入ったことを報告。
久藤と多岐川は出て行く
寅子は桂場に
「共亜事件のあと法とは何か?というお話をしました」
「ああ君は「法律は綺麗な水」水源のようなと答えていた」
「覚えていて下さったんですね。」
憲法が変わっても不平等なままだが、綺麗なお水や水源は法律ではなく人の尊厳だと・・・
話していると桂場が辞令を言い渡す
「君の配属先だ
早く行け!」
出て行く寅子
1人になった桂場は少し微笑む
寅子の配属先の裁判長は汐見だった。
「ヒャンちゃんは元気ですか」
「ああ。少しずつだけど法律の勉強をしている」
薫が大きくなって、手を離れたら司法の勉強を本格的にはじめ、司法試験も視野にいれると聞き喜ぶ寅子。
判事補の漆間も紹介され、仕事終わり竹もとに行く
「やっぱり落ち着くわ・・・。
梅子さんにもお会いしたくて」
今朝、よねのところへ行ったのも報告するが、梅子はなぜか上の空
そこへ桂場がやってきた。
寅子を見てうんざりする様子。
梅子が緊張をしながら団子を出す
竹もとを梅子に引き継いで貰おうと思っている竹もと店主夫妻
団子の味を桂場に検分して貰っている・・・。
一口食べた桂場が首を捻る
「またお願いします」
と梅子
「あ、やっぱりここにいた」
航一がやってくる
航一は桂場に挨拶をする。
「どうしたの?待ち合わせの時間までまだあるけど」
「寅子さんい会いたくなって。」
激しい衝撃を受ける桂場、梅子、竹もと夫妻
「その・・・君たちはいつの間にか・・・その・・・」
「はい。お付き合いさせて頂いております。」
「星くんその・・・彼女で良いのか?」
「ちょっと!聞き捨てなりませんね」
「とにかくいい歳しておおっぴらにすべきではない!」
「こんな奇跡なことをがありますか!」
喜ぶ梅子。
「失敬・・・仕事以外で君たちがどうしようか口に出すべきではなかった
が、このことは久藤や多岐川には言わないように」
「どうしてですか?」
「考えただけで面倒だからだ!」
感動している梅子と竹もと夫妻
「寅子さん、今週の日曜日、我が家にご招待したいと考えているのですがいかがですか?」
「是非。
優未の予定も聞いておきますね」
楽しそうな寅子を見て微笑む航一
日曜日、星家を訪ねる寅子と優未
リビングを見た寅子が止まる
「どうしたんですか?」
「昔住んでいた家に雰囲気が似ていて、なんだか懐かしくて」
「いらっしゃいませ。ようこそ」
「義母の百合(余貴美子)さんです」
長男・朋一(井上祐貴)、長女・のどか(尾碕真花)も紹介される
百合は寅子のサイン入りの本を見せる
「寅子さん、ご覧になって。
あの時から寅子さんおファンだったの。
だから航一さんのお相手が寅子さんだと知ってうれしくて」
うな重を食べる6人
「こんなに美味しいうなぎ初めて」
優未が喜ぶ
「主人はここのうなぎが大好きで」
「皆さん温かく迎えて下さってありがとうございます」
「僕らもこの年たちは大人だし、父が誰と付き合おうと大丈夫です」
「むしろお父さんで大丈夫ですか?
まじめ過ぎて退屈じゃないですか」
「退屈だなんてそんな・・・」
「三条のお祭のときも楽しかったよね」
と優未
「お祭り?」
「航一さんが金魚すくいでムキになってしまって。
1匹とれたんですが、その頃にはお金をたんまり使ってしまって
”僕は経験にお金を払ったので後悔はありません”とおっしゃって」
寅子と優未は大笑いしながらその時のことを話すが、航一の家族は笑っていない・・・
微妙な笑顔でうなぎをたべる寅子
航一家族の地雷を踏んでしまった様子だ・・・。
航一さん、これまで自分の子供たちとはあまり関わり合ってこなかったんだろうな。
長女の言う「真面目で退屈」な人だったんでしょう。
妻が亡くなってからは、あの様子。
子育ては義母の百合に任せっきり。
いくら大学生になった子供達でも面白くないだろう。
自分たちには関わってこなかった航一が、優未とはそういう関係を築けていると思うと。
寅子に悪気はないけど、地雷だ。
寅子は恵まれた人なんだなぁと改めて実感。
航一も微笑んでいないで、少し考えて(苦笑)
微妙な笑顔でうな重を食べる最後のシーンは、猪爪家に取材が入った時の寅子以外の家族の違和感と似ている。
航一は微笑んでいるけれど、他の家族は張り付いた笑顔をしているだけ。
こう思うと、寅子と花江の信頼関係のおかげで、今の猪爪家はそんな張り付いた笑顔をする必要もないし、直明の同居問題なんて、ちゃんと話し合えばそこまで問題にならないような気がする。
もし花江と直明の妻が対立しても別居すればいいし、同居しなければそこまでの問題にはならないと思うしさ。
ま、航一と結婚するわけではないから良いけど。
いや、遠くない未来に結婚しそうだけど、その時はわだかまりがなくなっているんだろうか。
さて・・・香子ちゃんのこと「ヒャンちゃん」って職場で呼んでたけどあれは良いのかな?
今日は話せなかったけど、梅子さんやよねさんに涼子様のことを伝えたり、そろそろヒャンちゃんのことをみんなに伝えたり・・・そんなシーンが欲しいところなんだけど・・・。
女子部の同窓会・・・見たいわ~。
虎に翼の感想はコチラ→☆
主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」
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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
星航一(岡田将生)
佐田優未(毎田暖乃)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(青山凌大)
猪爪直治(今井悠貴)
星百合(余貴美子)
星朋一(井上祐貴)
星のどか(尾碕真花)
山田よね(土居志央梨)
崔香淑(ハ・ヨンス)
轟太一(戸塚純貴)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
汐見圭(平埜生成)
久藤頼安(沢村一樹)
多岐川幸四郎(滝藤賢一)
大庭梅子(平岩紙)
桜川涼子(桜井ユキ)
語り – 尾野真千子
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