第19週「悪女の賢者ぶり?」
あらすじはコチラ→☆
日曜日、優未が急に映画に行くという
「本当に一緒に行かなくても良いの?」
「うん。」
「稲さん、すみません」
「良いんですよ。誘って貰えるだけで嬉しいんですから」
二人を見送る寅子
「良いんですか?お母さんも一緒じゃなくて」
「うん。ああいうときのお母さん、つまんないから」
「お母さんに一人の時間を上げたかったんですね
本当にお優しいですね。優未さんは」
落ち込みちゃぶ台につっぷす寅子
その後、やってきたのは航一
「こんにちは
読まなければいけない書類がたまっていて
読む場所はどこでもかまいません。」
「心配かけてごめんなさい」
「謝ることではありません。
むしろ謝るのは突然訪ねてきた僕かと・・・」
居間で書類を開いた航一
隣の部屋で洗濯物を畳む寅子
航一はその後何も喋らずに黙々と書類を読み続ける
その沈黙が不思議と寅子の気持ちを軽くしていく。
横一列に並べた麻雀牌を練習をする寅子。
「少し休憩なさいますか?」
「ええ」
優三の写真とお守りが目に入る
「夫が出征するときに持って行って貰ったのですが、これだけ戻って来ました。」
お茶を入れ直す寅子。
お茶が熱すぎて飲めない航一
「ごめんなさい。」
「うれしいんです
来て下さったことも
何も言わずに側にいて下さったことも
でも・・・。」
俯く寅子
「僕も無意識に弱っているあなたにつけ込もうとしているのかもしれません。
すみません。」
首を横に振る寅子
湯飲みを手に取りフーフーする航一
笑う二人
「ではまた。」
「また、本庁で」
互いに頭を下げ合う
玄関に座り込む寅子
胸が苦しくて息が詰まる。
こみ上げてくる感情は何なのか
その答えから必死に目をそらすことしか出来ない寅子
1953年(昭和28年)3月
美佐江が東大に合格したと森口が報告にやってきた。
散々喜んで帰っていく森口
「もう一つめでたい報告がある」
深田は小野と高瀬を呼ぶ
「二人はご結婚するそうなんです」
「おめでとうございます。」
「お互いを意識しはじめたのは?」
深田がインタビューのように二人に聞く
「意識・・・」
「なんらか友情結婚というもんだろうか・・・」
両親が毎日のように見合いを勧めてくるのにうんざりした小野。
高瀬も世間体のために結婚を考えたという。
とりあえず今の関係は変わらず
子供作らず、仕事も辞める気はないという二人。
「高瀬さん、小野さん
ごめんなさい
私は慎重になったほうが良いと思う」
今は良くてもこの先本当に大丈夫あなのか
本当に向いている方向が同じなのか
本当に相手の人生を背負えるのか
深田も二人に慎重になるように窘め、立ち去る。
自分と優三のことを重ね、そういうしかない寅子
帰宅すると・・・花江がいた!!
美佐江、東京大学っすか。
ってことは、新潟編で美佐江のことは片がつかず、東京編でも美佐江が出てくるのですか!!
ああ、それは避けたいと赤い腕飾りが出てきたときに書いた記憶がある。
新潟のことは新潟でケリをつけて欲しかった。
特に・・・美佐江の件は楽しいことではないのでね。
もし美佐江が学生時代に問題を起こさず、裁判官にでもなったら・・・やべーよ。
ただもう水曜日。
やっぱり美佐江は東京編か・・・。
補導された子たちは美佐江のことに関して口を割らないんだなぁ
小野さんと高瀬くんの結婚は・・・どこかで聞いたことのあるお話でしたけどw
寅子は、自分は幸せになったんだし、この二人のことを温かく見守るってスタンスにはならなかったのね。
わりと差し出がましいことを言ったように思うんだけど。
今週辺りで新潟編は終わりますが・・・この二人は優三と寅子のように子供に恵まれるんじゃないかと思う。
寅子と航一。
もう熟年カップルのような心境(苦笑)
寅子の恋愛って情熱的ではないわねw
優三も友情結婚だったし、航一とも燃え上がるような恋でもない。
だけどそれが幸せってもんかも
優未も・・・なんだかんだで寅子のことを理解してくれている。
結婚するとなっても特に問題はなさそう。
問題があるとするなら航一の子供たちか。
いやでも上は大学生なら・・・大丈夫か。
ああ、でも航一の子って変わっているかも(爆)
それに・・・航一のお父さん(平田満)の後妻がやっかいだったりして。
今も一緒に暮らしているんだろうか。
そんな中、恋バナ大好き花江がやってきてくれたのは、ちょっと明るいニュース!!
虎に翼の感想はコチラ→☆
主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」
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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
星航一(岡田将生)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(山田忠輝)
猪爪直治(二ノ宮陸登)
佐田優未(竹澤咲子)
山田よね(土居志央梨)
小橋浩之(名村辰)
稲垣雄二(松川尚瑠輝)
崔香淑(ハ・ヨンス)
轟太一(戸塚純貴)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
汐見圭(平埜生成)
久藤頼安(沢村一樹)
多岐川幸四郎(滝藤賢一)
大庭梅子(平岩紙)
桜川涼子(桜井ユキ)
高瀬雄三郎(望月歩)
入倉始(岡部ひろき)
深田(遠山俊也)
杉田次郎(田口浩正)
杉田太郎(高橋克実)
小野(堺小春)
語り – 尾野真千子
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