第19週「悪女の賢者ぶり？」
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ライトハウスの店前
「落ち着きました
ありがとうございます」
「どうしました？」
「佐田さん、今度の休日は何かご予定が」
「特に予定は」
「ではお会いしに行っても？」
「え？何をしに？」
「何をしに？」
「ごめんなさい
失礼な言い方を」
「麻雀をお教えする約束を果たしてなかったので」
落ち着いたと店内に戻る二人
「皆さん、いつものでよろしくて？」
いきなり入倉が泣き出す
「俺って本当に人を見る目ががないなぁって思って･･･
俺、星さんはつまらなくて退屈な人だとばかり
でもずっとそんなつらい気持ちを抱えておられたなんて
佐田さんの事だって、小うるさいクソババアとしか思ってなくて」
「入倉さん、私も思っていたわ
差別主義者のクソ小僧って
だからおあいこ
私も人を見る目がない
というか、心を閉ざして見ようともしてなかった
反省するわ。
ごめんなさい」
「こちらこそ、申し訳ありませんでした
すいません、ハヤシライス一つ！」
入倉は櫛で前髪をとく
「かしこまりました」
帰宅した寅子は優未と稲に日曜日に星がやってくると報告。
稲は日曜日、また優未と映画にでも行ければ良いが、ライトハウスの常連さんたちとお買い物に行くという。
「私は平気
星さんに会いたいから」
寅子は稲の世界を作っていることに感心
「ライトハウスの常連さんたちと仲良くなったんですね」
「寅子さんが繋いで下さったご縁ですから、自分でしっかりと根を張りたいと思って」
「素敵。さすがです」
「ありがとうございます。」
夜、優未の寝顔を見ている。
”少し分けてくれませんか
航一さんが抱えているものワタシに。
バカの一つ覚えですが
寄り添って一緒にもがきたい
少しでも楽になるなら”
昼間の出来事を回想
日曜日
航一がお菓子を持ってやってきた。
「星さん、こんにちは」
優未が挨拶
麻雀パイを上に乗せる練習をしているが、なかなか上手くいかない寅子
「おそらく佐田さんの手が小さいからでしょう」
優未は奥の部屋から写真写真を持ってきて星にいせる。
「これが直明兄ちゃん、直人兄ちゃん、直治兄ちゃん」
「たくさんお兄さんがいらっしゃるんですね」
「うん。これが花江さん。
お母さんの死んじゃったお兄さんのお嫁さん」
佐田家の家族写真も見せる優未
「こっちが小さい私。
お父さんね
私のこと大好きだったんだって」
航一もポケットから財布を取り出す。
「妻です」
「綺麗な奥様」
小さい子供たちが映っている
「上の子は大学生です」
そこへ杉田兄弟がやってきた
突然すぎる訪問
「もうコソコソしてても無駄だで」
二人だけで会っていると、変な噂立てられても困るだろうからとニコニコしながら、ズカズカやってきた。
麻雀勉強会は終わり、飲んだくれた二人と帰る航一
「お二人は送り届けますんで、ではまた来ます」
「また？」
優未は片付けをしながら
「星さん、お母さんのこと好きなのかな？」
「ごめんね優未
変な感じになっちゃって」
「何が？」
「嫌だったでしょう？
お母さんのあんな話
お母さん、優未が嫌な気持ちになるようなこと絶対しないから」
「私のせいにしないでね」
「はて？」
「誰のことを好きでも嫌いでも良いけど
私のせいにしないでって言ってるの」
時々優未に花江やはるを感じる寅子
翌日、深田が寅子に書類を持ってやってきた。
ニタニタしながら
「知ってます？
最近、高瀬くんと小野さんも
ばか良い雰囲気なんですて！」
「も？」
「休み時間いっつも二人で盛り上がってますがね」
「あの何をお聞きになったの知りませんが、周りがはやし立てるのは･･･」
そこへ杉田弁護士兄弟が入ってきた
「佐田判事、例のことお聞きになりました？」
寅子は別に話をしようと言うが
「森口さんのお嬢さん。
昨日、新潟市内で売春事件に絡んで補導されたらしい」
新潟で男たちに売春を持ち掛け、財布から金を盗む事件が多発している。
女子高生二人と美佐江が一緒にいたらしい。
「なんとか疑いを晴らそうと思います。
佐田判事も是非お口添え宜しくお願いします」
出て行く太郎。
「変な噂流さねえでくださいね」
と釘を刺す次郎
「あの人が言いますかね？」
深野が呆れる
男性陣の情緒が不安定な月曜日ｗ
小うるさいクソババアにクソ小僧
それをにこやかに見守る航一さん。
最近、反省会タグが茶話会タグに変更されて、また見かけることに。
その中にやたら岡田将生を叩いている人がいるんだけどなんで？
何が悪いの？
前髪？
優三と航一のタイプが違いすぎて受け入れがたいのか？
それって岡田将生のせいじゃないけど
まぁ、良いや。
ワタシは誰が何と言おうと、岡田将生が好きだから（爆）
さて、田舎の噂が爆速過ぎる。
誰かが航一を尾行しているとしか思えない。
電話も一般人の家にはないだろうし、メールもないのになんで？
で、杉田兄弟が邪魔すぎるｗｗ
それに比べ冷静な優未。
別に寅子と航一が恋人同士になろうが結婚しようが、優未の父さんは優三だけだし、優未のスタンスは変わらない。
それより自分を理由に寅子を犠牲にしたくないってのが優未らしい。
さて、やってきたぜ美佐江。
ワタシ、美佐江が嫌い←ストレート！！
彼女と寅子がわかり合うことはないと思うけど、地主の娘だからって見逃されるようなことがないように。
それだけを祈る。
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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか！」
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キャスト
佐田寅子（伊藤沙莉）
星航一（岡田将生)
猪爪直明（三山凌輝)
猪爪花江（森田望智)
猪爪直人（山田忠輝）
猪爪直治（二ノ宮陸登）
佐田優未（竹澤咲子）
山田よね（土居志央梨)
小橋浩之（名村辰)
稲垣雄二（松川尚瑠輝）
崔香淑（ハ・ヨンス)
轟太一（戸塚純貴)
桂場等一郎（松山ケンイチ)
汐見圭（平埜生成)
久藤頼安（沢村一樹)
多岐川幸四郎（滝藤賢一)
大庭梅子（平岩紙)
桜川涼子（桜井ユキ）
高瀬雄三郎(望月歩）
入倉始（岡部ひろき）
深田（遠山俊也）
杉田次郎（田口浩正）
杉田太郎（高橋克実)
小野（堺小春）
語り – 尾野真千子
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