第17週「女の情に蛇が住むく?」
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涼子の母は桜川家の血を途絶えさせてはいけないと願いつつ戦時中になくなった
その後大空襲で疎開しなかった使用人達の多くが亡くなる。
玉もその時の空襲で腰を強く打ち車椅子生活となった。
敗戦後、民法は改正
華族制度が廃止されて平等になった
国は華族の特権を全て奪うということ
この家は終わる
優秀だった涼子が法律の道を捨てて
必死に守ろうとしたものが全て、敗戦後の憲法によって跡形もなくなくなった。
昭和23年
涼子に連れられ、空き店舗にやってきた
”別荘を売って残ったお金でここを買いました
私達のお店よ”
桜川家は莫大な借金を背負いお屋敷を手放すことになった
新潟の別荘を売却すると連れてこられた。
そんなこと涼子の夫・胤頼様が許さないと玉が言うと
”もう帰る場所はなくってよ。私達”
玉はそこで初めて涼子と胤頼が離婚したことを知った
「身体障害者福祉法という法律をご存じですか?」
新潟市内に玉のような障がい者を入所できる更生指導所というところがある
「私がそう言った施設に入れるようにお力添え頂けませんか?
私害いなくなればお嬢様は自由になれるんです
どうかお嬢様を自由に・・・
身分からもお母さまからも解放されたのに
これじゃ・・・あんまりです」
玉の覚悟が伝わってきて寅子は鈴に返事をすることは出来ない
森口と美佐江が寅子を訪ねてくる
「先日は娘が大変お世話になったそうで」
「そんな・・・」
「先生手を出して」
ビーズで作った赤いブレスレットを寅子の腕につける
「先生は私の特別です」
「え?」
「支部長本庁からお電話です」
高瀬が呼びに来る。
高瀬をにらみつける森口
航一からの電話では
家裁少年部が例のひったくり事件で困惑している
自分が犯人だという中高生が6人も自首してきたのだ。
元木少年を含めて7人
学校も違い何のつながりもないと言う。
裕福で優秀な境遇
犯行動機はみんな
「気持ちをスッキリさせるため」と答えている
傷害事件の証人尋問が始まった
怪我をした元木少年に被告弁護士が質問
元木少年は窃盗の常習犯だった
最近自首してきた少年達と窃盗を繰り返す
被告の水上にもずいぶん反抗的でひったくったカバンを返さなかった
「どうせ悪いことして稼いだお金だろ。
とられたって自業自得だろ」
と元木少年
「先に私からも質問してよろしいですか?
つまりあなたは正義感から窃盗を行ったと?」
「理由なんてどうでも良いでしょう?」
寅子の腕に赤い腕飾り
「いいえ良くありません
あなたには答える義務があります。
いたずらや面白半分でやっていると思われてもあなたは良いの?」
「あの子をすっきりさせたくて」
「あの子?」
「ああ、そうか自首した来たやつらは、俺に手柄をとられたくなかった」
元木少年が赤いビーズを見せる
寅子と同じものだった
寅子は航一に自首してきた少年たちは男女問わず手首に赤い腕飾りがあったと担当判事に聞いたと言う
「美佐江さんと関わりがあったかはわかりません・・・」
「考えすぎじゃないですか?
そもそもその子が関係しているとか関係なくないですか?」
航一の部下・入倉が口を挟む
「はて?」
「何か他に証拠が見つかれば良いのですが。」
と航一。
しかし当然証拠など見つかるはずもなく
水上は懲役3年執行猶予がついた。
元木少年は法廷に姿を現さなかった。
後日、美佐江が寅子を訪ねる
志望大学について相談したいと言う
机の上に赤いビーズの腕飾りを見た見さえは大事にしてくれて嬉しいと言う
「それって他の誰かにあげたりした?」
「特別な人だけです」
「それは何人くらい?」
「嫉妬ですか?」
「教えてくれない?
美佐江さんの言う特別ってどういうことなのかしら?
例え束あなたの為に何か・・・」
腕飾りをちぎり微笑む美佐江
「ごめんなさい
用事を思い出したので、今日は帰りますね
では失礼いたします。」
丁寧にお辞儀をし、出て行く美佐江
目で追う寅子
森口親子は親子ではなく、祖父と孫に見えるな。
ああ、美佐江が全部仕組んでいたのか。
むしゃくしゃして。
涼子様は見抜けないわよねぇ。
涼子様のように華族出身の人と付き合うステータス。
寅子のように働く女性のトップランナーと付き合えるステータス。
そして成績優秀でみんなに憧れられるステータス。
美佐江、いままでで一番やべー女が出てきたよ!
いやいやいやいや
意地悪そうな表情をしているよ←偏見
ヤバいよ。
少年少女は美佐江の気を惹くために窃盗事件を繰り返していたのか。
裕福な家庭で成績優秀な子を騙すのにはお茶の子さいさい。
しかし寅子はどうだろう。
裕福で成績優秀な子だったけれど、家裁で百戦錬磨なはず・・・。
しかし裕福で成績優秀な子たちの親たちはたまったもんじゃないな。
美佐江の件は新潟で完結したらいいんだけど。
寅子が東京に戻り、美佐江が東京の大学に進学して、まだまだ因縁が続くとしたら嫌だな
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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」
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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
星航一(岡田将生)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(山田忠輝)
猪爪直治(二ノ宮陸登)
佐田優未(竹澤咲子)
山田よね(土居志央梨)
小橋浩之(名村辰)
稲垣雄二(松川尚瑠輝)
崔香淑(ハ・ヨンス)
轟太一(戸塚純貴)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
汐見圭(平埜生成)
久藤頼安(沢村一樹)
多岐川幸四郎(滝藤賢一)
大庭梅子(平岩紙)
高瀬雄三郎(望月歩)
入倉始(岡部ひろき)
深田(遠山俊也)
杉田次郎(田口浩正)
杉田太郎(高橋克実)
語り – 尾野真千子
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