第15週「女房は山の神百石の位？」
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昭和26年
アメリカに視察に行っていた寅子が帰国。
家では家族が寅子の帰りを祝う飾りつけをしていたが、直明から職場に寄ってから帰ると報告があったらしい。
子供達は、帰って来るまでだらけようと笑う
アメリカは調査官の数が多く、皆さんきめ細やかなお仕事で問題解決に当たっていた
多岐川は人手不足の不満を桂場に述べる。
日本のよいところは、調停の話し合いで解決するところだ。
アメリカは訴訟に数が多い。
自分たちが作ったファミリーコートも捨てたものではない
「子供達とご家庭のために頑張りましょうね」
「トラちゃん、そろそろ帰って来るんじゃないかしら？」
寝転がって漫画を読んでいた子供達はいきなり着席
「別に勉強するふりをしなくても良いんじゃないか？」
直明がいうと
「トラちゃんはこういうのが一番喜ぶんだよ」
と直人
みんなにお土産を渡す寅子
花江には美容クリームと料理本
料理本は英語で書かれていた。
「花江なら読めるわよ」
子供達にはお菓子と大量の本
「わからないことは辞書を引くのよ」
空気が悪くなったことを察知した直明が
「生徒達にも見せてやろうかな」
と言う
直明は中学教師として働いていた。
「それから取材の話も来ていてね」
取材を申し込んだのはフリーになった竹中だった。
「新時代の開拓者佐田寅子」という密着企画だった
「お嬢ちゃん」と寅子を呼ぶ竹中。
「あんたは世の娘さんたちの希望なんだから」
と言われ喜ぶ寅子
子供達は花江の前ではのびのびと。
寅子の前ではお利口さんでいるようになった。
「掃除しないと」
「充分綺麗よ」
「そんなわけにはいかないわ
お洋服も買わなきゃ･･･。
物入りね」
「それくらいなら僕が出すよ。
貯金もある」
「直明ちゃんはいいわよ」
「そうよ。お金なら充分私が入れているんだから」
と満面の笑みの寅子。
花江の表情が曇る
週末に竹中がやってきた。
家事は家族で分担をしている聞くが、寅子の料理の手際がよくない。
花江は「休みの日は手伝ってくれています」と取り繕う
直明は寅子のおかげで大学に行けたと感謝を述べる
直人はこの間はコンサートにつれて行ってくれて、弟は音楽に興味を持ったと。
直治は「優未の母ちゃんはかっこ良いな！」と話し、優未が「うん」と元気よく答える。
花江は女学校の頃から寅子は自慢だと言う。
寅子が頑張っているから何不自由なく暮らせてる。
直言から引き継いだスクラップブックを見せる花江。
みんなよそ行きの笑顔で対応。
なんだかしっくり来ない竹中
竹もとでは女性司法修習生達との対談
法曹の世界を目指す女性も増えてきている
小さい頃から寅子を目指していたという女性修習生たち。
これからも女性が男性と対等に働けるように努力すると寅子が言うと拍手が起きる。
アメリカでは裁判所に託児所があった。
それは戦前からだと寅子が話すと
「日本はまだまだ遅れている」
と女性司法修習生たち
「私たちの時代は女性が法律を学ぶことも許されなかったわ。
あなたたちは恵まれているんだから、頑張らないとね」
女性修習生たちはシーンとする。
その様子を見ていた梅子も違和感に気付く。
まぁね。
花江ちゃんが家事は良いから仕事を頑張って･･･って言ったんだけどね。
それでもさぁ。
直言はどうだった？
寅子の子供時代は放送もなかったけれど、直言が帰ってきたから取り繕うなんてことはなかったよね。
寅子、恐怖政治やないか。
なんつーか、言葉の端々にプレッシャーをかけるようになっている。
花江は義父からはスクラップを、義母からは料理の味を引き継いで頑張っているというのに。
そしてその家族の様子は普段を知らない竹中もおかしいと感じることに。
お金は充分に入れている･･･。
これもモヤっとするよねぇ。
モヤモヤモヤだよねぇ。
お土産もなんだかズレてる。
休日に料理して炊事場が汚いまんま・・・とか。
もう普通に見栄張りのオッサンやないか（爆）
んで、直明は中学校教師か。
てっきりもっと違う職業につくと思っていた。
教師には向いていると思うけど。
帝大を出たんだからさとか（苦笑）
職場では寅子以外、女性がいないからか、ま、寅子が有能だからか、違和感なく仕事をしている様子だけど。
修習生たちもスンとされて、引かれてしまうんだから。
あのクレヨンしんちゃんのようなしゃべり方の女性修習生は･･･また出てくるんだろうか？
普段の寅子が垣間見える「竹もと」では別。
梅子はもう寅子の様子に違和感を覚えている。
梅子さんはね、多分、人のそういう･･･機微といいますか。
気付く人なんだろうなと思うんだけど。
これはねぇ。
どうだ？
今週は自分の家庭を顧みる週間だな。
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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか！」
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キャスト
佐田寅子（伊藤沙莉）
星航一（岡田将生)
猪爪直明（三山凌輝)
猪爪花江（森田望智)
猪爪直人（山田忠輝）
猪爪直治（二ノ宮陸登）
佐田優未（竹澤咲子）
山田よね（土居志央梨)
小橋浩之（名村辰)
稲垣雄二（松川尚瑠輝）
崔香淑（ハ・ヨンス)
轟太一（戸塚純貴)
桂場等一郎（松山ケンイチ)
穂高重親（小林薫)
汐見圭（平埜生成)
久藤頼安（沢村一樹)
多岐川幸四郎（滝藤賢一)
大庭梅子（平岩紙)
語り – 尾野真千子
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