虎に翼 第58話 ネタバレ 感想~道男が花江に恋心?はる倒れる

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第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」


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寅子が道男を預かったことで、壇や浦野から注意をされる。
職場では小橋からはもちろん非難される。
「お手伝いは少年部の事務官としてやっています」
という寅子だが多岐川からも・・・
「君らはな、根っこの考えが違う。
道男少年16か17
昼間、君の家にはご婦人しかいない
そう考えると預かるのは軽率だったんじゃないか?
自分の善意で収まらないことは家族にも迷惑だったんじゃないか」
小橋は「ほれ見たことか」とばかりに多岐川に賛同すると
「ただ理想のためにもがく人間にやいのやいの口だけ出すのもいささか軽率だったと俺は思う。」
多岐川にしばらくは早めに帰宅したいという寅子
しかし
「無理だ。
明日から俺と一緒に全国の
家庭裁判所を回る」
と告げられた。

帰宅すると道男が枯れ木を運んでいた。
夕食。
寅子にお父さんのカバンを持っていくように言うはる。
みんな心配しないでという。
直明は授業が終わったらすぐに帰ると話す
「もう悪さはしないから心配しなくていいよ」
と道男
「もう?」
「昼間、おばあちゃんの財布盗んで逃げようとしたんだ」
回想
財布の中身を見た道男はがっかり
物陰から見ていたはるは
”そう我が家にはお金なんてありませんよ
そんなはした金盗んで逃げるより、お手伝いして、三食食べて、あたかかいお布団で寝るほうがお得じゃない?”
「このおばあちゃん、頭良いよ」
お箸ではるを指す道男
「やめなさい。お行儀が悪い」

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夜。
直明が道男に干し柿を差し出す
「君の話は上野で耳にしていたよ
子供達を使って集団でスリをさせていたって。
でも僕が関わっている子供達は誰も君を悪く言わない
道男はそうやって小さい子や女の子を守っていたんだよね
僕から話すよ。
助けになりたいんだ。」
「良い奴なら助けてやるって
じゃ、悪い奴は助けないかよ?
あんた、そうやって自分が良いことをしたって気持ちがよくなりたいだけだろ。」
物陰で聞いていた寅子とはる。
寅子が「もうその辺にしておきなさい」と間に入る
「そんなに心配なら追い出せばいいだろ」
「追い出さない。」
「家族が心配か?」
「そりゃ心配です。
家族も道男もね。」
「道男の言う通りだよ、。
ごめん」
「どいつもこいつもいいやつぶりやがって」
はるが道男の前に立つ
「なんだよ説教か?」
「慣れないのよね
誰かに優しくされることに」
とはる
部屋に戻る道男
「お姉ちゃん、ごめん。勝手なことを・・・」
「ううん。悪くないよ。直明も道男も・・・。
出張から帰ってきたら必ず道男にあった預け先を見つけるから
どうか宜しくお願いします。」

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翌日から全国の家庭裁判所を回った寅子。
家庭裁判所では戸惑いが多く

花江は直道の背広を繕っている
道男は優未のお絵かきに付き合っている
直人はお父さんの背広は僕が着たかったという。
大きくなったら直人が着れば良いと花江
チラリと見る道男
「見んなよ!」
直人が道男をにらみつける。
直治は寅子が帰ってきたら、必ずアイツを追い出して欲しいと言う。
「そんなこと言わないの。
道男が手伝ってくれて、お母さん、とっても助かっているのよ。」

夕方、道男が直道の背広を着ていた。
「似合っている」
「そうかな」
「とっても・・・。」
見て涙ぐむ花江
「花江ちゃん?」
「直道さんがそばにいてくれたらって
泣いてたことはあの子たちに内緒ね」
正座する道男
「俺・・・なれないかな
その人の代わりに。
花江ちゃん、優しいし、良い人だし、綺麗だし。
だから俺・・・俺。。。」
「ごはんにしようか」
立ち去ろうとした花江の割烹着を掴む道男
「なあ頼むって花江ちゃん。」
「何してんだよ!」
直人が道男に飛びかかる
直治も道男に飛びかかる
騒ぎを聞きつけたはるがやってきた
「道男が悪いんだ
道男がお母さんに」
「そんなんじゃねーよ!
「道男、あなた。」
「んだよ、
結局そんな目で見てくんのかよ!!」
「道男!」
背広を脱ぎ捨てて立ち去る道男

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「寅子、ごめんなさい」
「お母さんが謝ることじゃないでしょ。
私が道男を泊めるって言い出したんだから」
「僕のせいだ
油断した」
直明が言う

職場にも道男が飛び出したことを報告。
路地裏の廃屋でタカシを見つけた寅子
「どうして施設に入ったんじゃないの?」
「飯も満足に出てこないんだ
そりゃ逃げるよ」
「最近、道男に会った?」
「兄ちゃんは良い家に引き取られたと聞いた」
道男の消息がわからないまま10日ほど経った

炊事をしているはると花江
「お母さんは充分にやってましたよ
子供達と変わらぬように道男に接してすごいと思いました。」
「道男はね
名前の候補だったの
直道が生まれた時ねどっちにしようか迷ってね
だからほっとけなかったのよ
とにかく何かしてあげたかったの。
でも花江さんにあんな思いさせちゃって
勝手に息子と重ね合わせたのは私なのに
道男にあんな目を向けてしまうなんて・・・」
はるは優未を「おやつよ」と呼ぶ。
干し柿に手を伸ばしたはるはそのまま倒れた。

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道男がいつの間にか「おばさん」から「花江ちゃん」になっていたのに驚いたら・・・。
道男は花江に少なからず恋心があったのかもしれないけど・・・。
それよりも家族が欲しいだけじゃないのかなぁ。
お姉さんみたいなさ。
あのセリフだけではめっちゃ誤解されそうだけど。
別に押し倒して花江をなんとかしようとしたわけではないと思う。
それこそ優しくされて、頼りにされるのは初めてのことだと思う。
道男の本質を見なければ・・・。
ってか、朝ドラだからね。
そんな凶悪な子じゃないだろって安心感もワタシのどこかにあるんだよ。
でもさ・・・。
寅子、タカシは良いの?
逃げ出してきたタカシこそ家で保護して上げないとだめなんじゃないの?
タカシくらい小さな子なら、直人や直治はちゃんと面倒をみて上げると思うのよね。
優未にあんなに優しい子供達だもの。
寅子がタカシをそのまま置いてきたのかどうか・・・ワタシは気になってしまう。

そしてはるさん。
心労が重なったか。
直道が生きていればアラフォーとして・・・はるさんは60代かな?
史実ではもっと早くに亡くなっていたようなので・・・そろそろ退場
しかし猪爪家の家長ははるさんなので、今、はるさんがいなくなると家庭裁判所の判事の家庭もいろいろ困るんじゃないかと・・・。

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佐田優三(仲野太賀)
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語り – 尾野真千子

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