虎に翼 第44話 ネタバレ 感想~寅子、やっと泣けた!

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第9週「男は度胸、女は愛嬌?」


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昭和21年10月
直明が勤めに出ると言い出す。
これから子供達にもお金がかかる。
自分がこの家の大黒柱になりたい。
「大きくなったらお母さんやお姉ちゃんを楽にさせてあげようと思っていたのに。
思ったように行かないね。」
寅子は幼少期の直明を思い出す。
昔から本が大好きで優秀で、帝大を出て役人になろうとしていて
どのように将来を思い描いていたのか・・・。

ある日、落ち込んでいる寅子に国民服の男・小笠原がカバンの中からお守りを出す
「夫とはどのようなご関係で?」
「関係と呼べる程関係では・・・。
「復員を待つ収容所の病室でベッドが隣で
私の病状が悪化した際、佐田さんがそれを握らせてくれたんです
”このお守りは御利益があるから”
絶対助かるって。
その後私は持ち直しましたが、優三さんは
私がご利益を吸い取ってしまったんじゃないかと思うと申し訳なくて」
「そんなことありませんよ。」
「ほんの短い間でしたが、とても優しい。
良い男でした」
「ありがとうございました。」
お互いに頭を下げ合う。

「寅子・・・はい」
はるが寅子にお金を握らせる
「お父さんのカメラを売ってきました。
明日はこれを持って出掛けてらっしゃい。
これは自分のためだけにお使いなさい。
贅沢じゃありません。
必要なことです。
あなただけじゃない。

花江さんも私もどうしようもなくなったとき、内緒で思い切り贅沢しました。
そうするしか無かった。
これ以上心が折れて粉々になる前に
お願いだから立ち止まって。
優三さんの死とゆっくり向き合いなさい。」

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寅子は闇市で焼き鳥と酒を頼むが、食べずに金を置いてフラフラと歩き出す。
女店主が焼き鳥を新聞で包み
「勿体ないから持って帰りなさい。
しっかりするんだよ」
と言う。

思い出の河原へ行く寅子
「分け合って食べるって言ったじゃない
必ず帰ってくるって言ったじゃない」
力任せに食べる寅子
膝の上の新聞に日本国憲法第14条が書かれていた
”トラちゃんの出来ることはトラちゃんの好きに生きることです。
また弁護士をしてもいい
別の仕事を始めてもいい
優未のいいお母さんでいてもいい
僕の大好きなあの・・・何かに無我夢中になっている時の顔をして
何かに向けて頑張っていること
いや・・・やっぱり頑張んなくても良い
トラちゃんが後悔せず 心から人生をやりきってくれること。
それが僕の望みです”

優三の言葉を思い出し、大声で泣く寅子

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やっとやっと泣けたね、寅子。
良かった。
吐き出さねばな。
このシーンが初回のシーンに繋がるのかな。

エネルギーの塊のような寅子から生気が抜けてしまうのは見ている側も辛かったよ。
弟を学ばせてやりたい。
優未を育て無ければ。
母と花江とその子供達のことも。
ああ、でも。
優三の言付け通り、直人も直治も優未と遊んでくれてめっちゃ良い子たちだな。
またそれが泣けるよ。

なのに働けない。
働かなければいけないのに。
そこから抜け出すには優三が必要だった。
優三のお守りが。
自分が作ったお守りだけど。。。
それが背中を押してくれたら良いな。
お守りを持って帰ってくれる人がいてよかった。
遺品が戻ってくるのは珍しいことなんじゃないかと思う。
あ、でも優三は病死で、病院のベッド亡くなったのに、お骨とかもないんかなと考えてしまう。

明日は金曜日、前を向く寅子がどんな決断を下すのか、楽しみです。

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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

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キャスト
佐田寅子(伊藤沙莉)
佐田優三(仲野太賀)
猪爪はる(石田ゆり子)
猪爪直言(岡部たかし)
猪爪直道(上川周作)
猪爪直明(三山凌輝)
猪爪花江(森田望智)
猪爪直人(山田忠輝)
猪爪直治(二ノ宮陸登)
直道と花江の次男。
佐田優未(斎藤羽結)
山田よね(土居志央梨)
轟太一(戸塚純貴)
花岡悟(岩田剛典)
桂場等一郎(松山ケンイチ)
穂高重親(小林薫)
雲野六郎(塚地武雅)

語り – 尾野真千子

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