虎に翼 第84話 ネタバレ 感想~「YOU」は対等

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第17週「女の情に蛇が住むく?」


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仕事が早く終わった寅子は優未が友達と帰宅するところに遭遇。
友達二人は優未に「なんで黙っているのか」と言う
せっかく友達になってあげようと思っているのに。
先生に怒られると不満をぶつける
驚く寅子
優未は冷静
「やっぱりそうだったんだ。
声を掛けてくれてありがとう。
でも、お互い無理しても誰も幸せじゃないし、そこから友達になることは難しいと思う。
誰のせいでもないよ。今までありがとね」
と行って立ち去る

寅子が帰宅すると優未は宿題をしていた。
奥の部屋へ行く寅子。
「優未」
変顔をして振り返る寅子
変顔をしている優未
もしかして優未も私を・・・
抱きしめる寅子
「お母さん?」
「少しだけこのまま」
優未も寅子の背中に手を回す
「優未はすごいな」
「何の話?」
「優未、本当に悪いんだけど次の日曜日
稲さんとお留守番出来るかな?」
「うん」

涼子と玉のことは綺麗後とでは解決しない
私に何ができるかしら

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日曜日のライトハウスへ行く寅子

「玉ちゃん。この近くにはどこにも空きがなかったの。
厚生省に問い合わせたら神奈川にある更生治療所なら・・・」
「寅子さん」
「更生治療所?何の話なの?」
「何日も何日も考えた
でも私には答えが出せなかった
だからごめんなさい
私は答えを出すことを手放す
二人の問題は二人に任せる
玉ちゃん。お願い
涼子様に胸の内を全部伝えて
それから答えを出して欲しい
その答えがどんなものでも、涼子様がなんと言うと支持するから」
「わかりました。」
「私は席を外しますね。
出直します」
「いいえ寅子さんも聞いていて下さい」

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「私・・・ここを出たいと思っています
怪我をしてから
いえ、お仕えしたその日から充分すぎる程良くして頂きました
もうこれ以上甘えるわけにはいきません」
「冗談はおよしになって
全く笑えませんことよ」
「耐えられないんです
せっかく自由になったお嬢様を
私が縛りつけていることが。
私がいなければお嬢様は自由な世界で羽ばたけた
今頃、なりたい自分になれていた。
私が中途半端に生き残ったばかりに」
「おぞましいことをおっしゃらないで
玉がいなかったら、私は今頃どうなっていたかわかりません。
玉、私、あなたにして貰ったことを返しているだけよ
日傘から、お弁当の蓋をあけることまであなたにまかせっきりだったんだから」
「そんなのあたりまえです」
「胤頼様もお気立ての良い方でした。
けれども最後まで本当の意味で夫婦になれませんでした
だから梨園した理由は玉じゃない
胤頼様を桜川家の家から解放して差し上げたかったの
あなたのことを開放しなかったとくせに
お母さまが亡くなる前におっしゃったの」

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”お世継ぎだけは早く産んでしまいなさい
それがあなたの為なのよ 余生の
さみしゅうございますのよ?
お屋敷で ただ一人の時間だけを潰すだけの日々は・・・”

「その時
私の人生と母の人生を重ね
一人になるのが恐ろしくなって、あなたをいつまでもそばに置いてしまった。
だから私のせいなの
あなたの 玉の身におきたことも
もっと早くあなたを郷里に返しておけば
英語を使って仕事をして
良い人と一緒になって
玉、私、今とっても幸せよ。
全て自分で決めて生きて行ける
どんなに大変でも
玉と生きて行くことが大変なの
けれどもあなたの気持ちを考えずに独り善がりだったわ。
ごめんなさいね」
「私も出来ることなら・・・」

「玉ちゃん!
私はせめて二人が対等であって欲しい
全てを諦めてほしくない」
「私は・・・これ以上
お嬢様の負担にはなりたくないんです。
でも・・・お嬢様・・・」
英語で話す玉
<あなたなしの人生は考えられない
私の親友になってくれませんか?>
<あなたはもう親友ですよ>
「お嬢様」
「ごめんね・・・
ごめんなさい」
号泣する二人を寅子も泣きながら微笑みながら見ていた。

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今日は涼子様と玉ちゃんで話しが終わった。
二人が親友になれるのか。
ワタシは二人は姉妹のようだと思うんだよねぇ。
親友ではなくもう家族じゃないかと。
でも優未の友達問題もあるので・・・あくまで血のつながりのない親友。
玉ちゃんのご実家はどこなのか?
それが気になるなぁ。
あと、二人は何歳差だったのか。

お仕えしていた涼子様と対等に接して、お世話もして貰う。
これは複雑で、これからも多少、複雑な思いを抱えながら。
でも二人はお互いに寄り添い、気を遣い、だけれども言いたいことは言える二人になって行くんじゃないでしょうか。

最後に英語で二人の気持ちを言い合えたのは「対等」という意味で良かった。
「YOU」は対等って感じがするね。
誰に対しても「You」だから。

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優未にはまだ友達がいないけれど、優未が「友達」と思える人ができたなら、それはかなり強い絆で結ばれそうだ。
優未を励まそうとして変顔をした寅子。
でも優未も変顔をしていた。
寅子は親としてはあんなシーンみたくないしキツい。
その寅子の雰囲気を感じ取った優未。
だから変顔!?
繊細な子なんだろうと思う。
あんなシンクロ。めっちゃ可愛い。

さて・・・昨日一番ヤバい女だった美佐江。
かなり意地悪な美佐江。
権力者の娘だけにタチが悪いが、どうなるんだべ?
このまま放置?

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主題歌 – 米津玄師「さよーならまたいつか!」

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