『特捜9』 第9話 ネタバレ感想~梅雀班長のド正論。でも仕事はしない。

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season3「48時間の攻防」

吉井宏也(一ノ瀬颯)は殺害された女性・カナは身内や恋人とトラブルを抱えていたと言い出す。
裏取りをする特捜班の面々。
被害者の婚約者は癌を発症していて、婚約破棄をしていた。
被害者の母親は女手一つで彼女を育てていたが、200万円の借金があった。
死亡保険も200万・・・しかしその借金は被害者の大学の学費だった、
殺害に使われたロープを吉井が購入したことがわかるが、それだけでは送検できない。
吉井の父親・大二郎(鈴木晋介)が、息子の逮捕は不当であると国木田誠二(中村梅雀)に圧力をかける。
吉井はのらりくらりと浅輪の質問をかわし、最後に殺害時間に宅配ピザを頼み配達員と会っていたとアリバイを証言する。
吉井を送検前に釈放することとなった。

被害者の索状痕は2本あった。
索状痕の交差している場所が違う。
ロープは右回りと左回りで結ばれ、被害者は利き腕が違う人間に2度殺された。

吉井息子は海外に高飛びしようとしていた。
そこにやってきた浅輪たち。
今度は証拠がある。

吉井息子は右利き、父親は左利き。
吉井息子は被害者を自宅に連れ込み殺害。
殺人隠蔽のため身内を呼んだ。
それが父親。
村野香奈に手を賭けた息子から呼び出された父親は、香奈の遺体を山に遺棄。
被害者の携帯と凶器のロープを持ち去ろうとしたとたん、香奈が息を吹き返す。
驚いた父親。
しかしもう後戻りできない。
香奈に手をかけた。



息子が釈放されたとき、父親は浅輪にこう言った
「そもそもこんなにこんな暗くなってから山に連れいくのは、顔見知りでなければ無理だ。」
「なぜ暗くなってからって決めつけたのですか?
死亡空いて時刻は午後5時から午後8時
まだ明るい可能性がある」
父親がその現場にいたらでは・・・と詰め寄られると否定する吉井父親。
もうすでに日本に入国していた父親。
「息子が逮捕されたから戻ってきた。 今 羽田だ」
なんっつって言っていたけれどがっつり日本にいたことは照明されていた。
証拠を出せと言う吉井父親。
浅輪のスマホが鳴る。
進藤からの電話で
「吉井の父親のホテルで押収した携帯、解析完了しました。」
吉井父親は被害者のスマホを処分していなかった。
吉井息子との細かなやりとり、位置情報のデータも残っており、自宅に行った事も照明される。
「これ 裁判でも 十分有効な証拠になると思います。
逮捕状も出ています。 お二人に。」
青柳は1年前の平原詩織さんの事件を持ち出す。
その軒もゆっくりと調べると宣言。
「私は 元法務省の事務次官だぞ。
引退したって 人脈は生きてる。
こんな扱いをして
どうなるか わかってるのか?」
と開き直る吉井父親。
吉井父子の背後から被害者の婚約者がナイフを持って突進。
浅輪は二人を庇うが寸前のところでナイフは刺さらず。
「どうして守るんですか?
殺させてくださいよ!」
「藤井さん・・・香奈さんが悲しみます・・。」



腰をぬかしている吉井父子。
「人の恨みってのは簡単に消えないものなんでね。」
いくら偉くても意味がないと吉井父親をなじる青柳。
「私は 何も知らない。
こんな奴は 息子じゃない!
家を汚す事ばかりしやがって!
こんな奴、生まれてこなければよかった。」
「聞きました? こんな親だから僕も こんな人間になってしまったんです。
僕にだって 理由があるんです。
言ってましたよね?
どんな事件にも理由があるって。」
「そんなものは 理由とは言わない。
奪ったものの重みを これからは君自身が思い知るんだ。」
吉井息子、撃沈。

逮捕状は梅雀班長がとってくれていた。
吉井息子はともかく人脈のある父親まで・・・。
一体、梅雀班長は何者なのか!?



いや~、スッキリしましたよ。
吉井父子、めっちゃ腹立ったしさ。
できれば手錠をかけるシーンも欲しかった。
上級国民ネタ・・・最近多いけれど、逮捕されるとスッキリ。
現実でもこうあってほしいもんです。
しかし・・・・最後、命を狙われて腰をぬかしている息子は、小関裕太くんかと思った。
一ノ瀬颯くんでした。
戦隊の方ですね。
憎たらしさ・・・上手かったよw
”こんな息子産まれてこなければ良かった”って言う父親もなんだけど、二人も殺しといて、全部父親のせいにする息子も最悪だ。

スッキリしたのはスッキリしたんだけど、捜査方法は特捜班らしくないと言うか。
梅雀班長の意見が一番腑に落ちる。
「これは殺人事件なんですよ。」
とキレる浅輪。←そんなキャラじゃないじゃん
遺族感情に寄り添って、解決を急ぎすぎていた。
あんなボンボンに感情をかき乱されて、良いように時間を使われていた。
そんな浅輪に梅雀班長は
「だから 言ってるんだ!」
とキッパリ。
被害者や遺族が苦しんでる。
だから この事件を必ず解決する。
みんなで力を合わせて
必ず犯人を落とす。
そういう時が一番危険だと。
殺人事件っは刑罰が思い。
だからより慎重にならなければいけない。
被害者感情に寄り添いすぎて、権力を振りかざし冤罪を生み出しそうに見える。



ド正論でございました!
でもさ、班長って役職もついて、ちゃんとお給料も出てんだし、アンタ、言っていることは正しいけど、デスクの上を片付けるとか、そんな仕事しかしてないやん。
ま、今回は逮捕令状を取ったんでしょうから、仕事をしたと言えるかもしれんけどさ。
ただ・・梅雀と対立させて和解って最終回が見え見えなんだなぁ。
別に対立しなくても良いし、もっともっと徐々に馴染んで良いのに。
それに梅雀さんならもっとフランクに話せる上司で良いわ。
こんなにいつも不機嫌な顔をしている班長なら・・・せめてイケメンが良かった(爆)←そこかい!

スマホは証拠になるけど、凶器も見つけて公判を維持したいところです。
で、来週は最終回みたいです。
過去に自分が被害者遺族の感情に寄り添って暴走した捜査をやってしまったという伏線は初回からバンバンあったけど、いまのとこ、給料ドロボウな梅雀班長!
そういえば梅雀さん「警視庁・捜査一課長」でも安達祐実の死んだ父親で一課長の同僚役。
死因は訳ありっぽかったけど、・・・。
最終話でカツラをつけて若作りし、セーラー服の安達祐実と仲良し親子を演じていたなぁ。←フラをつけるなら梅雀さんでなくても良かったんじゃ。。
今回は・・・いかに?
昔の事件の回想シーンでヅラをつけて出てきたりしてw



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主題歌:V6『It’s my life』

出演者
加納倫太郎・・渡瀬恒彦
浅輪直樹・・・井ノ原快彦
小宮山志保・・羽田美智子
村瀬健吾・・・津田寛治
青柳靖・・・・吹越満
矢沢英明・・・田口浩正
新藤亮・・・・山田裕貴
石川倫子・・・中越典子

ゲスト
一ノ瀬颯、鈴木晋介、黒澤優介

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コメント

  1. saki より:

    もはや一課長がギャグドラマな上、ストーリーまで破綻してきたので、9係だけが救い。

    渡瀬班長は、片付けや領収書の整理、料理もしてたけど、ちゃんと勘を働かせてたし、威圧的じゃなかったー。

    何よりイケメン♥️(私もそこかいっ)

    釣り刑事やコロンボは見るには見るが、そこまで中の人好きじゃないんだよねー。
    なんか、いい噂聞かなくて。

    最近は再放送のエールを見てます。
    こちらの投稿に追い付けるといいなー。

    • tarotaro tarotaro より:

      sakiさん、コメントありがとうございます。

      そうそう、一課長はツッコミドラマとして存在してるんでしょうかねぇ。
      んでもって、特捜9。
      来年も梅雀班長なんですかねぇ。
      ワタシも梅雀さんはちょっと抜けた気が弱そうな人が良いかも~。

      「エール」・・最初は「スカーレット」ロスで辛かったのですが、東京に出てきてから楽しいです~。
      是非、追いついてリアタイで見ましょう!
      楽しいですよ♪