ザ・トラベルナース 第5話 ネタバレ 感想 ~どうせ1ヶ月で死ぬ!なんて言っちゃだめ!

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スーパーナース・九鬼静(中井貴一)の少年時代をよく知る同級生・五味武久(段田安則)は肝細胞癌破裂し手術適応外となる。
転院すると言いだし、荒ぶる五味。

今夜の担当は担当の中堅ナース・金谷吉子(安達祐実)と新米ナース・中村柚子(森田望智)
看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)は心配する。
「大丈夫です。
何を言われても触られても仕事をするだけですから」
静はフローレンスナイチンゲールの理想論を伝える。
「仕事ですよ。
ガマンするのが当たり前じゃないですか。」
と吉子は言い放つ。

不安定になった五味は担金谷吉子(安達祐実)と中村柚子(森田望智)に当たり散らす。
看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)に教えて貰った6秒ルールのアンガーマネージメントをしてガマンする吉子
柚に書類を投げつけ
「揃いも揃って役立たずが!」
と怒鳴る。
廊下を通りかかった歩(岡田将生)が立ち止まる。
先にキレたのはゆずっこ
「なんとでも言えば?
どうせあんたなんか1ヶ月で死ぬんだから!」
驚いた吉子がゆずっこを平手うち。
「申し訳ありませんでした。」
吉子と歩が顔を下げる。
歩が頭を上げると五味が愕然としている。
吉子は頭を下げ続ける

塔子(寺島しのぶ)は吉子に業務を離れるように伝える。
「プリセプターの私の責任ですから」


リビングにゆずっこ。
歩がキッチンへ行く。
帰ってきた吉子が柚を見て足を止める。
「ごめん。
患者に触らせてまで仕事しろとか
私が間違ってたごめん。」
「私もすいませんでした。」
「謝らなくて良い。
あなたが謝らなくてはいけない相手は私ではないでしょう。」

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静が病室へ行く
「一ヶ月か。」
「その件についてはお詫びを・・・」
「医者に言われた時にはピンとこなかったが、あの若いナースにはっきり言われてむしろ覚悟ができたわ。
その後のビンタにはビックリしたが・・・」
「重ね重ね申し訳ありません」
「あれぐいらわしらの若いことは当たり前。
こっちで仕事して田舎者と思われないように広島弁を捨て、結婚も失敗。
若い頃はアホな上司にへつらって、頭叩かれなにくそと思って。
お前もそうじゃろしず坊
ハラスメントだのなんだの面倒な時代じゃ
わしの人生、全部、否定せんでくれや。
しず坊が医者になっとったら治して貰えたかもしれんのに」
「残念ながら病気を治すことはできません
ですが私には人を治すことが出来ます」
「ワシの性根を今更治すというのか?」
「はい。治してみせましょう」

五味の個室
「先日行ったこと、本当に申し訳ありませんでした」
頭を下げるゆずっこ
そこへ、薬師丸卓(山崎育三郎)とと愛子が入ってくる
丁重に詫びる薬師丸。
「ひどいこと言って悪かった。
看護師さんたちは何も悪くありません。
申し訳ない」

部屋を出た薬師丸は愛子に処分は任せると言う。
愛子は吉子を現場に戻すと言うが難色を示す薬師丸
「ナースは感情的になっても私は良いと考えています。」
後輩に命の大切さを教えるにはコンプライアンスより大切なことだ。
患者のハラスメントにもガマンではなく怒りの声を上げて欲しい。
「次に同じことがあれば私が責任を取ります」
「九鬼さん、どう思われますか?
聞いてましたよね?」
「院長は部長に判断を委ね、部長が答えをだした
私はその部長の判断を心からリスペクトします。」
「わかりました。」
立ち去る薬師丸
愛子は言いすぎたかも・・・と反省

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五味の最期が近い
身寄りもいない親戚とも疎遠。
吉子は会社で見舞ってくれる人はいないかと探したが、自分の顔も名前も覚えていない上司に会うことはないと言っていたと報告。
私たちだけでも見送ろうと愛子

歩はスーツに着替えメガネをかけてやってきた
「五味さん、部下の顔も覚えていないって言ってましたよね?」
「いくらなんでも・・・」
するとナースステーションの前を10人ほどのスーツの若い男性が通り過ぎていく

五味のベッドを囲んで立つ
やたらと声をかける若者達。
五味は仕事の話をする。
言いよどむ若者
ユズッコの配信を見ている視聴者がやってきただけだった。
そこへ本当の部下・茶谷啓介(中島広稀)がやってきた。
「ご安心ください。すでに解決してますよ」
「茶谷、お茶。」
「はい!」
顔をほころばせる茶谷

茶谷は歩に
「確かに本部長は嫌われてましたし、パワハラも酷かった
僕は嫌いには慣れなかった
仕事に対して真っ直ぐな人だと思っていたので」
と話す

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病室に静と五味
「にぎやかじゃったのう。
誰じゃ?あいつら。
どこから連れてきたんじゃ。
この嘘つき」
「バレとったか。
さすがタケちゃんは騙せんのう」
「バレバレでかわいそうじゃけ
芝居に付き合いよったんじゃ」
「患者さんに気を遣わせてナース失格」
「しず坊にはナースがピッタリじゃ。」
五味の手を取りしっかり握る
「最後の褒め言葉じゃ」
静が笑顔を向ける

廊下で聞いていた歩がカートを押していく
誰もいないベッドを見つめる歩
次の患者がやってきた。
ユズッコはなんとか吉子に認められた。

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ゆずっこの「余命」を勝手に話すのはアウトだよね。
あれには驚いた。
ビンタもちょっとやり過ぎだとは思う。
そして五味さんの発言もアウト。
つまり・・・みんなアウト!

ゆずっこがいくら謝罪しても、「あんたなんかあと1カ月で死ぬんだから」って言われたらもう立ち直れない。
安達祐実の暴力もダメなんだけど。
ゆずっこの発言だけは・・・。
あんなの言っちゃう子、怖くて病棟担当は無理だよ。
静さんの幼なじみだから許して貰えたようなもんさ。
静さん・・・疎遠になっていたとはいえ、幼なじみを見送るのは辛かったよね。
そして1人でも慕ってくれる部下がいて幸せだったね。五味さん。

患者からのセクハラにもNOと言えるナースも必要。
おっさん、やたらナースのお尻触るかね?
ホンマに。

で、育三郎院長は・・・何を考えているのか?
ハラスメント教育はどこでもやっているんでしょうし、ドラマでもよく取り上げられるけど。
なんだかんだでやっぱり岡田将生が一番被害を受けてない?
「歩ちゃん」なんて呼ばれるのは嫌だっつってんのに呼ばれちゃうし。
岡田将生は「嫌だ」って言うことされまくりw
それがよく見る岡田将生の姿ではあるけれど。
みんな自覚がないな~w
んで、ゆずっこ来週もやらかす!!

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主題歌:斉藤和義『泣くなグローリームーン』

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キャスト
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九鬼静(中井貴一)
薬師丸卓(山崎育三郎)
中村柚子(森田望智)
森口福美(野呂佳代)
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小山衛(渡辺大知)
半田一(松本大輝)
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