『サイン-法医学者 柚木貴志の事件』最終回(第9話) ネタバレ感想~主人公が幽霊なんだから時間延長するな。

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原作:『サイン』 /キム・ウニ、チャン・ハンジュン

事件当日の監視カメラ映像は数分間削除された形跡があった。
事件の担当で入院中の鑑識の奥野を問い詰める。
後日、奥野さんが真実を告白し、マスターデータを渡してくれることとなったが、その情報はダダ漏れで、先回りした木下ほうかがマスターデータを受け取ってしまう。

柚木(大森南朋)は亜硝酸アミルを手に入れ、次期総裁候補の娘・島崎楓(森川葵)を呼び出す。
新たな証拠が手に入ったと。
楓との約束の一時間後、家に来るように新人解剖医・中園景(飯豊まりえ)を呼び出す。
中園が柚木の家に到着すると、柚木が死んでいた。

急に、後悔をし始めた伊達(仲村トオル)は、柚木の解剖を中園が執刀しても意に介せず。
ここまでずっと仲間だった木下ほうかに
「神聖な場から出て行け!」
と叫ぶ。
驚く木下ほうか。ワタシも驚く。
一人で解剖している中園、死因は窒息死と断定。
が国民的人気歌手・北見永士(横山涼)のときと同じだ。
その頃、柚木の自宅から隠しカメラを見つけた管理官・和泉千聖(松雪泰子)

法医学教室の面々に動画を見せる松雪泰子。
「永士がどうやって死んだか、教えてあげる。」
森川葵は犯行を自供しつつ、キスをする森川葵。
うめき声をあげ苦しみだす大森南朋。
「これで先生は終わり。」
「お前こそ、終わりだ。」

笑いながら大森南朋の顔をクッションで押さえつける森川葵。

映像には大森南朋が森川葵に毒を盛られることを確認する姿があった。
それでも自分の体にサインを残せば犯行を証明できると確信していた。
大森南朋のポケットには亜硝酸アミルが入っていた。
生きようとしていた。
しかし間に合わなかった!←どんくさ!!!!

森川葵逮捕。
「わたしを誰だと思ってんの?」
「だたの人殺し!」
あっけないく逮捕。

妹を見舞う飯豊まりえは父から「柚木先生が褒めていたぞ」と聞かされて、回想につぐ回想。
涙、涙。
柚木は死んだが妹が手を握ってくれた。



森川葵は逮捕されたもののそれで終わり。
父が議員を辞任しただけ。
いくら総理大臣候補だからって、警察にあんなに圧力がかけられるわけがない。
しかも候補なだけだからね。
総理大臣候補って敵も多いはずだし。
そこらへん・・・さすが韓国だなぁって思うよ。
いろんなとこに圧力をかけるってのは、そんだけ弱味も見せているってこと。
森川葵はサイコパスってことで決着したの?
意味がわからんのですけど?
動機もないようなヤツだったにしても・・・取り調べシーンくらいあってもエエんじゃないのか?

警察内部に内通者がいることなんてわかりそうなもんなのに、無防備な高杉くん。
証拠はどんどん消されていく。
あの証拠だってさ、現場でデータを削除しろって言われてんのになんでマスターデータを一鑑識が持っていたのか。

そして主人公が死んだ時点で、あと30分も残っている放送時間。
事件は明らかになるものの、後味は悪い。
サインを自分で残す主人公が・・・やっぱり気持ち悪い。
これを英雄と呼ぶのかと思っていたら・・・ただのマヌケというか、どんくさいヤツだったって言う。
「生きようとしていた」なんていらなかったよ、余計ダサいじゃないか。
死んででも証拠を残したかったのほうが主人公の為だったんじゃね?



で、突然改心したワタシの仲村トオル。
ワタシのトオルでもさ、大森南朋の墓前で法医学のために!!!と言い出すのはおかしい。
そして法医学界にトオルが残れるのもおかしい。
今まで散々隠蔽につぐ隠蔽をしてきたと言うのに、追放されないのもおかしい。
追放どころか、逮捕されないのがおかしい。
もしかして仲村トオルも木下ほうかもデータを隠滅した本庁の刑事も証拠をトオルに横流しした院長もお咎めナシ?

ハラハラドキドキさせられないドラマだったわ。
イライラはめっちゃしたけど(苦笑)
「ドクターX」のために制作費を抑えているって噂は本当だったのかしら?

大森南朋はこの役にはハマらなかったね。
そうそう。松雪泰子も利重さんも左遷されなかったみたいだけど・・・。
免許センターって左遷先の定番なんだけど、免許の更新に行く度に、この人は左遷されたのかと観察してしまう。
ワタシの経験上、高齢のおじさんしか遭遇しないので・・・左遷とは断定しにくい。

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主題歌:東方神起『ミラーズ』

キャスト
柚木貴志・・大森南朋
和泉千聖・・松雪泰子
高橋紀理人・高杉真宙
中園景・・・飯豊まりえ
春日美晴・・佐津川愛美
松沢大輝・・吉田ウーロン太
四方田隼斗・小久保寿人
下山益男・・利重剛
橘祐輔・・・淵上泰史
島崎楓・・・森川葵
佐々岡充・・木下ほうか
兵藤邦昭・・西田敏行(特別出演)
伊達明義・・仲村トオル

コメント

  1. ジョセフィーヌ より:

    嘘の解剖所見しか出さない機関って必要あるの?
    怖いわ。
    ずーっと見ていなかったので、昨日のお休みまとめて見たんですが
    仲村トオルの信念らしきものとやってることが違い過ぎてドン引きでした。

    最後、大森死んじゃった! いつむっくり起き上がるのかと待ってたけど
    死んじゃった。あらまー。
    毒塗られるのわかってたのに、手口も窒息させられるってわかってたのに、
    ポケットのもの用意しとけよ。

    心臓弱って死にそうな妹が意識回復しそうとか、いかにも韓国っぽいです。

    潔いと思えたのは、主人公が死んだので、続編は絶対にないということ。
    続編作る気ゼロってことですもんね。
    めでたしめでたし。

    • tarotaro tarotaro より:

      ジョセフィーヌさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      そうなんですよ、めちゃくちゃな解剖所見ばかり提出して、すべてのものに巻かれるタイプ。
      西田敏行が死んだのも仲村トオルのせいだし、刑務所で無くなったメイクさんの犯人も有耶無耶。
      あと数人犯人がわからない人がいるんですけど・・・。

      そそいう主人公もマヌケと言うか。
      あれ、毒を盛られる前に解毒剤を飲んでおくのはだめなんですかね?
      効きそうなもんですけど。
      続編がないのはホント良かったです!

  2. しゅる より:

    主人公が隠蔽に加担してたので、偉そうなことを言っても全然説得力がないんですが、飯豊さんをはじめ、皆さんスルーしてるのが謎。一度ブレてるので、チャラそうな北見某の痴話喧嘩みたいな事件に命を賭ける必要ある?という感じがしてしまいます。そもそも、小木茂光の失脚だけで済む話なら、隠蔽に協力する必要すらなかったような。モヤモヤばかりですが、結局は、新人の成長物語ということでいいんですかね。

    • tarotaro tarotaro より:

      しゅるさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      主人公のせいで死人が出てますしね。
      小木さんが捕まるなら仲村トオルも木下ほうかも捕まらないと。
      そもそも次期総裁だからと、あんな権力ありますかね?
      対抗馬に嗅ぎつけられて抹殺されて終わりではないでしょうか。
      次期総裁の娘にそんな力ありますかね?
      元々財閥の娘だっつーなら別ですけど。
      日本とは違いますもんね。
      仲村トオル・・・なんでこんな役を引き受けちゃったのか。
      ただただ残念です。

  3. なお より:

    こんばんは
    1話で脱落しました。。
    主役殺されちゃったんですね。
    犯人はぬいぐるみ?持ってた女の子ですか?バンドのボーカル死んだのもこのドラマでした?っけ?

    仲村トオルをもってしても見ることが出来ませんでした…

    元ライダー高杉真宙くん掛け持ちだったんですね。役どころが違うので出てたことも忘れてました。演技上手ですよねー
    なんせ1話で脱落…

    • tarotaro tarotaro より:

      なおさん、おはようございます。
      コメントありがとうございます。

      主人公、殺されたというか、死ににいったというか。
      犯人は森川葵です。

      高杉真宙くんは良いですよねぇ。
      もっと早くブレイクすると思っていたのに、かなり遅れた印象です。
      日々大人になっていくのに驚いています。