Shrink 第1話 ネタバレ 感想~ドクターも患者も素敵だった

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シュリンク―精神科医ヨワイ―パニック症

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雪村葵(夏帆)は、会社で過呼吸のような状態に。
クリニックで検査するが異常は見当たらず、精神科の受診を勧められる。
早乙女瞬(竹財輝之助)の心療内科クリニックに行くが、女医は葵を見てくれない。
不安症だと言われ薬を処方された。
処方された薬はとてもだるく仕事にならない。
そんなある日、葵は電車の中で突然パニック発作になる。
居合わせた弱井幸之助(中村倫也)の「新宿ひだまりクリニック」を受診
「パニック障害」と診断された葵。
パニック障害で亡くなることはあないと弱井は話す。
不安に感じることや恐怖に感じることをチェックすることに
心が弱いからかかる病気ではなく能の誤作動。
「少し休みましょう。」
「私、よくなるんでしょうか?」

会計で看護師の雨宮有里(土屋太鳳)に
「ここって精神科ですよね?
なんかこう。
もっと特別な場所って思ってました」
「抵抗ありますか?」
「この苦しさに名前がついて安心しました。」
と微笑む葵

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葵は発作への恐怖から、息子・翔をどこにも連れて行けない。
休日、別れた夫が翔を遊園地へ連れて行くことに。
そして葵は、各駅停車に乗る練習をする。
3駅乗車できた。
降りたホームに弱井がいた。
嬉しくなった葵は気が大きくなる
弱井は「ベビーステップ」で、今日は3駅も乗車できた自分を褒めてあげるべきだと話す。

葵は翔から遊園地に行ったものの、パパは仕事だとおばあちゃんと二人になった。
翔の祖母・高橋文世(余貴美子)は高所恐怖症だからと観覧車に乗れなかったと残念そうな翔。
その様子を見た葵は、今から観覧車に行こう!と翔を誘う。
しかし・・・観覧車のハードルは高く、発作をおこし弱井に処方された頓服を飲もうとするが、薬を落としてしまう。
観覧車が下に降りてきたとき、葵は発作を起こし、救急車で運ばれる。

「新宿ひだまりクリニック」
「どうして観覧車に乗ったんですか?」
義母と張り合う気持ちがあった
掃除も洗濯も完璧で子育ても完璧で・・・
「ではお義母さんと張り合うために観覧車に・・・?」
「いえ・・・見たかったんです。
私、翔の喜ぶ顔が見たかったんです。
だって先生あの日私電車に乗れたじゃないですか
だから」
「雪村さんにとって、一番のご褒美は翔君の笑顔なんですね」
泣き出す葵
「先生。私、お遊戯会に行きたいです
来週、保育園でお遊戯会があるんです
翔がすっごい張り切ってて、絶対行くって約束したんです」
「何か不安なことがありますか」
「ホールなんです。
人がいっぱいで・・・駄目です絶対無理」
「肩の力を抜きましょう
恐怖を感じる時は、ゆっくり息を吐くことが大事です
雪村さん、少しだけ周りの人に甘えてみませんか?
翔君の為に」

保育園にお遊戯会のために下見に行く、弱井、葵、雨宮有里(土屋太鳳)
不安がよぎる葵だが、目を閉じて頑張る。

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お遊戯会当日。
葵はドアに近いところに座る。
義母(余貴美子)の姿もあった。
ぼよよん行進曲を歌う園児達をみる葵。
翔が一生懸命歌い踊っている姿をみた葵は泣き出す。
すると翔がステージから降りてきて、葵を抱きしめる。
「ママ、また胸が苦しいの?」
翔を抱きしめる葵。
すると他の園児達もステージを降りて保護者の元へ
保護者たちもステージにあがり踊る。

終了後、義母から
「あなた精神科に通っているの?」
言いよどむ葵
「私も辛い時期があって通ってみたかったけど
それでもふんばって頑張ってみた・・・。
だから息子はあんな駄目に育っちゃったの
翔のために私の手が必要な時は言ってね」
素直になれそうな葵

ひだまりクリニック
雇用契約書を広げた雨宮
葵からのメールにはお遊戯会の写真が貼り付けられていた。
喜ぶ雨宮。
弱井は昼寝をしている。
雨宮は雇用契約書にサインをする。

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見るドラマ、見るドラマ、夏帆ちゃんが上手。
そして見るドラマ見るドラマに余貴美子さんが出てくる。
「虎に翼」はもちろん「ちゅらさん」も見ていて。
しかもドラマのあとのファミリーヒストリーの告知には。。。ナレーションで登場。
すごいなw

中村倫也みたいな話し方のドクターは良いね。
精神科ではなくても、ホントに良い。
声も優しいし穏やかだし。

葵さんの義母(余貴美子)さんが完璧だと先生に話していた時、子育てが完璧なら、浮気するような男に育たないだろう!って思っていたら、義母さんも自覚があった模様(苦笑)
翔くんを取り上げられそうになったり、イヤミを言われたら「義母さんだって浮気野郎を育てた」と思って、踏ん張れば良いって思っていたら・・・。
けっこう・・・いや、すんごい良いひとだったw
良かった。
義母さんに頼ろう!

さて、パニック障害。
初めてしったのは20代の頃で、先輩が発症。
ご主人の車でないと移動ができずに苦労をしていました。
今回の葵とは逆で、パニック障害を発症し、でもとっても素敵なご夫婦と思っていたが、夫さんは亡き親友の妻を励ましているうちに良い仲になって、妻子持ちのその人とご結婚。
その後、先輩はなんとか就職して頑張っているようでしたが、疎遠になりました。
お元気でしょうか。
しばらくその夫さんのブログを読んでいたんですが・・・なんだか幸せそうなブログに腹立っちゃって。
あんなに良い人だと思っていたのに・・・。
パニック障害と聞くと、その先輩ご夫妻と、中川家のお兄ちゃんを思い出すんよね。
すんません。めっちゃ個人の感想ww

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精神科の医師がこんなにも丁寧で、昼寝をするヒマもあって、保育園に下見までしてくれる・・・
そんな医者はいないと思う。
いないと思うけれど、いたら良いなって思う。
少し話を聞いてくれるだけで、楽になると思うもんね。
ただ・・・足りていない。
精神科の医者は足りない。
そして逆恨みされることも多そう。
精神科のクリニックのGoogleの口コミは酷いもんです。
クリニックの口コミは話半分に読んでいますけど・・・。

アメリカはクリニックに通院している人が多いけれど、日本は少ない。
しかし日本は自殺者が多い。
それなら・・・やっぱりクリニックは必要よね。
しかも待たずに診察して貰える。
そんなクリニックがあれば良いなぁ。
自殺・・・減ると良いな。

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キャスト
弱井幸之助(中村倫也
雨宮有里(土屋太鳳)
綿矢陽美(井桁弘恵)
松野裕樹(三浦貴大)
早乙女瞬(竹財輝之助)
岩国真紀(酒井若菜)
ゲスト
第1話
雪村葵(夏帆)
都内の大手広告大店で働く会社員。シングルマザー。保育園児の息子がいる。
高橋文世(余貴美子)
葵が離婚した夫の実母。

コメント

  1. ノンルール より:

    こんにちは。

    「珈琲いかがでしょう」のコンビが再びということで楽しみにしていたドラマ。

    この二人とともに久々に見た土屋太鳳さんが何だかお痩せになっていたのにビックリ。

    「癒し系サイコドラマ」としてよかったと思います。
    (ただし、葵の幼き息子のキャラの無邪気さは苦手でした...)

    • tarotaro tarotaro より:

      ノンルールさん、コメントありがとうございます。

      葵さんの息子ちゃん、典型的な幼稚園児だと思いましたが・・・。
      子役ちゃんの所作ではあったと思いますが。
      精神科のドラマって苦しいことが多いのですが、わりとゆったり見られて良かったデス

  2. saki より:

    私は人生の半分はクリニック通いでした(今も)。ほんと、こんな先生いない(笑)いくら取られんだよーと思ってみてました。

    私は、自分のこのもやもやを知りたいために、必死で勉強したし本も読んできたので、まだ精神科の認識ってこんなもんなのかーと、ちょっとがっかりもしました。
    メンヘラ仲間には「こんな優しい世界じゃないから、見るの辛い」って言ってる人もいましたね。

    この時点で病名がついて、対処法も行動療法で教えてもらえるなんて、宝くじ当たるより難しいよーと思いながら見てました。
    とはいえ、理論は正しいので、苦しんでいる人がその部分だけは知ってくれたらなーと。
    まぁ実際は伴走者が要るのですが…

    • tarotaro tarotaro より:

      sakiさん、コメントありがとうございます。

      漫画原作のドラマだし、精神科に限らずこんなドクターがいたらなぁっと現実ではあり得ないことはわかっているのですが、良いなぁって思ってしまいます。
      この世に知らない病気はたくさんあって、このドラマはメンタルに関する理解を少しでも得られたらなと思います。
      当事者になったとき、身近な人が罹患したとき
      病名を知っているのと知らないのとでは違うような気がしますし。

      ただ当事者だとみるのが辛いと言うのはわかります。
      病気ではないですが、ワタシもいまだに阪神淡路大震災関連のドラマはキツいです