『スカーレット』 第135回 感想~武志に余命宣告する喜美子

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 第135回(第23週)「揺るぎない強さ」

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真奈を送って帰ってきた武志は、次世代展に出品したこと。
お父ちゃんが新人賞をとれたのは横にお母ちゃんがいたからや。
お母ちゃんは穴窯を一人で成功させた。
お父ちゃんが信楽から逃げたって言う人もおった。
自分は京都の大学に4年間行けて良かった。
有名な両親を持つ学生もいた、親が離婚した人もいた。同じ境遇の人がいた。
「大人になったなぁ。」
と笑う。
「物作りの道を歩き始めたからや。」
と喜美子。
「俺な、別に焦ってないねん。」
陶芸家で食べて行くには、5年、10年・・30年。
ゆっくり生きて行く。
フカ先生の教えを守る武志。
そして・・・部屋にきた理由を聞く武志。
大崎医師が工房にやってきたことを伝える。
「エエ先生で良かった。長い付き合いになるやろしな。」
「長い付き合いて?
お母ちゃん・・・聞いてええ?」
「お母ちゃんにきかんで誰に聞くんや。」
部屋で向い合う二人
「武志、お母ちゃんが武志のことどう思ってるか知ってる?」
チビ武志シーンの回想
「武志の病名はな、白血病や。」
お湯が沸きコンロの火を止め、コーヒーをいれる武志。
「そうか。
そうやないかなぁ思てたんや。
ちょっとな調べたんや。
新聞とかみて。
やっぱりそうやったか。」

コーヒーを持って喜美子の前にすわる。
「あとどんだけ、
あと何年生きられるん?
俺の場合、どうなっていくん?
いつまで元気でいられるん?
先生、なんて言うてた?」

「3年から5年や言うてた。」
「それが・・・俺の余命か・・・。」
「そや」
「あ・・お母ちゃん、ほんまに免許とるん?
今年の目標百個言うてたな。
俺は・・・大変な道を行く
あとゆっくり生きて行く
3年から5年言うてたらゆっくりしてられへん
今年の目標考え直さなあかん。」
武志の顔を両手で挟む喜美子。
「何が5年や。生きるで!
もっともっと生かしたる。
それを言いにきたんや。
絶対、死なせんからな。
お母ちゃんが生かしたる。
なぁ!」

武志の目に涙があふれる



病院。大崎医師と向き合う武志と喜美子
「これからは俺にも言うて下さい。」
「改めて宜しくお願いします。」
大崎医師と握手をする武志。
抗がん剤の量を増やしたいと言われ、1週間後、入院することが決まった武志。

八郎が工房に呼び出された。
フカ先生の葉書を持ってきて欲しいと武志に言われたのだ。
「何かあったんかと思ったわ。」
葉書を見た武志は、次の作品はフカ先生の葉書の色に決めた。
「お父ちゃんができひんかったことを武志ができるんやろか?」
「次の夢や、俺の夢や!!」
外に出て空にむかい葉書をかざし
「やったるで!!!」
と言う武志を見守る喜美子と八郎。



武志・・・どこまでええ子なんや。
子供の口から「あと何年生きられる?」って聞かれるのは辛いなぁ。
喜美子はもう伝えるしかないと思ったんやな。
大崎医師の助言もあったし。
アパートに行ってもなお少し悩んではいただろうが。
家庭医学書を見て、決意したと思う。
当時は伝えないほうが主流だったと思われるし。
喜美子は、戦うものがあれば生きる力も湧く。
武志にもそんな力があると思いたい。

告知された日。
喜美子が武志のアパートに泊まったのか、家に帰ったのかはわからないが、武志は武志で悲しめただろうか。
それともすぐに前向きになれたのか。

喜美子が武志に告知するこの日でさえ、喜美子の性格は一貫しているなぁ。
真っ直ぐ。
武志のことを死なせないのが喜美子の仕事になった。

八郎と同じ夢を追う武志。
最初の作品は雪を降らせた大皿。
雪が舞う作品は白血病とリンクする。
とても儚げな作品だった。
フカ先生の作品は鮮やかな青。
陶芸家としても目標も達成することを願うのみ。


     
     
     


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Superfly 「フレア」

キャスト
川原喜美子・・・戸田恵梨香
川原武志・・・・伊藤健太郎
川原八郎・・・・松下洸平
川原常治・・・・北村一輝
川原マツ・・・・富田靖子
鮫島直子・・・・桜庭ななみ
大野百合子・・・福田麻由子
草間宗一郎・・・佐藤隆太
熊谷照子・・・・大島優子
大野信作・・・・林遣都
熊谷敏春・・・・本田大輔
掛井武蔵丸・・・尾上寛之
石井真奈・・・・松田るか
大野忠信・・・・マギー
大野陽子・・・・財前直見
大崎茂義・・・・稲垣吾郎
語り・・・・・・中條誠子アナウンサー

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